「英王室の誇り」アン王女、カミラ王妃とのツーショットで称賛集めたワンシーンは?
カミラ王妃がロンドン大学の理事長であるアン王女から名誉博士号を授与され、珍しいツーショットだと話題になっている。王妃は笑顔を絶やさず、ネット上からは祝福の声が続出している。
目次
・カミラ王妃、名誉文学博士号を授与される
・カミラ王妃とアン王女、義理の姉妹の絆は?
・「アン王女は王室の誇り」称賛の声続出
カミラ王妃、名誉文学博士号を授与される
10月末に発表された最新統計によると、49%の英国民から好意的に思われているカミラ王妃。2019年10月には40%だったが、確実に国民の支持を集めている。
今年2月にがんと診断されたことを公表して闘病生活に入ったチャールズ国王をそばで支える傍ら、公務を一人で務め、3月にダウンしてしまったものの短期間で復活。10月のオーストラリア&サモア訪問でも国王と仲むつまじくしているシーンが何度も見られて話題になった。
王室にとって重要なイベントである11月の「リメンブランス・デー」を欠席したときは、体調を心配する声が多く上がったが、現地時間20日にロンドン大学で開催された名誉博士号授与式に出席。同大学の理事長である義理の妹、アン王女から授与され、心の底からうれしそうな笑顔を見せた。
今回、王妃が授与されたのは名誉文学博士号。「長年にわたり文学、文芸を広める活動をしてきた」のがその理由だが、実際、オンライン読書クラブ「The Queen’s Reading Room」でたくさんの本を紹介しているほか、今年1月からは読書をテーマとしたポッドキャストの配信もスタートさせている。
公務で子どもたちと触れ合う時には本の読み聞かせをよく行い、素晴らしい文学、文芸を世に広める活動を熱心に行っていることが、認められたかたちとなった。
カミラ王妃とアン王女、義理の姉妹の絆は?
エリザベス女王譲りの気品あふれるアン王女は、王室の風習やしきたりを大切にする生まれながらのプリンセス。この日、同校の理事長である王女がほかの受賞者たちと握手できるよう、王妃が道を譲ると、「王妃、どうぞ」とジェスチャーで先を行くよう伝えた王女。どんなときでも「王妃が先」というロイヤルルールを順守していた。
授与式後、2人はツーショットを披露。77歳のカミラ王妃はリラックスした表情を見せており、74歳のアン王女も公務数ナンバーワンと働き詰めではあるが元気そうな姿で寄り添い、メディアは「珍しいツーショット」という見出しで伝えた。
カミラ王妃の元夫アンドリュー・パーカー=ボウルズは、アン王女の元交際相手でもあり、またエリザベス女王が王妃を嫌っていたことから、王女も非友好的だった時期があったとうわさされている。
しかし、カミラ王妃とアン王女は、馬や犬が好き、読書が好きと共通の趣味も持つことから、次第に仲良くなったそうで、今ではチャールズ国王を支える主要シニアロイヤルメンバーとして義理姉妹の絆を一層強化。
名誉博士号を授与されたときにも2人は笑顔でたくさんの言葉を交わしており、会場からは多くの拍手が上がっていた。
「アン王女は王室の誇り」称賛の声続出
ネット上では、ロイヤルルールをさりげなく守ったワンシーンを見たネットユーザーから、アン王女に対する称賛の声が続出。「アン王女は王室の誇り」「いつ見ても気品にあふれ、凛としていて英国の誇り」だという声が上がった。
カミラ王妃に対しても、「高齢で公務をこなすことは大変なこと。国王を支え続けており、よく頑張っている」「王妃になっても気取らずフレンドリーで本当に素敵な人」といったポジティブな意見が多く書き込まれている。
そんな王妃だが、この名誉博士号授与式の2日後にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたイベントには体調不良のため欠席。ひとりで出席したチャールズ国王はどことなく寂しげだったと話題になった。
来月には多くのクリスマスイベントをこなさなければならないチャールズ国王とカミラ王妃。今年は大変な1年だっただけに、年の終わりには仲むつまじい2人の笑顔を見たいと願っている英国民はとても多いようである。