ヘンリー王子、Netflix『POLO』予告編が大炎上! 「動物虐待にしか見えない」批判まみれ
ヘンリー王子とメーガン夫人の制作会社「アーチウェル・プロダクション」が手掛けるNetflixの最新ドキュメンタリーシリーズ『POLO』の予告編がYouTubeで公開。コメント欄には、馬への虐待行為だという声が殺到し、大炎上している。
目次
・ヘンリー王子、Netflix『POLO』予告編が大炎上
・『POLO』炎上の最大ポイント「馬への虐待」
・炎上ポイントの2つ目「サセックス公爵夫妻」の称号
・動物愛護団体PETAが「見ないように」と表明
ヘンリー王子、Netflix『POLO』予告編が大炎上
今年4月、Netflixで「ポロの世界を感じてもらえるドキュメンタリーを制作する」と発表したヘンリー王子とメーガン夫人。その直後に開催されたポロのチャリティマッチに王子が出場した際には、Netflixの撮影チームが同行し、メーガン夫人も集合写真ではセンターをキープしていたことで、大きな注目を集めた。
しかし、9月にXのNetflix公式アカウントで『POLO』が12月に配信予定だと写真つきでアナウンスされた時は、ほとんど話題にならず。
というのも、同日にキャサリン妃が化学療法を終えたという報告動画が公開になったからで、王子夫妻の無神経さにいら立ちの声が上がっただけだった。
そんな『POLO』の予告編が、現地時間11月21日にNetflixの公式YouTubeアカウントで公開。「選手にとっては生き方であり、人生のすべてを捧げているポロ」「セクシーなスポーツ、ポロ」について、その激しい競争と過酷なトレーニングをドキュメントしたシリーズで、12月10日に配信開始されるという。
この予告編は25日時点で12万回近く再生されているが、「いいね」はわずか1,000。2,700以上書き込まれたコメントは批判的なものばかりで大炎上しているのだ。
『POLO』炎上の最大ポイント「馬への虐待」
炎上しているポイントはいくつかあるが、最大のポイントは「馬への虐待」。ポロというスポーツは、馬に乗り疾走しながらボールを打ち、ゴールに入れるという競技であることから「動物虐待しながら競い合う金持ちのエゴとしか感じられない」などと非難する声が殺到したのだ。
コメント欄には、「馬が苦しそうで見てられない」「けがや過労で馬が早死にしそう」「動物虐待にしか見えない」といった批判が大量に書き込まれている。
その中には、2010年にヘンリー王子がポロの試合で乗っていた白馬が、腹部から出血していたことを指摘するコメントも。これは、乗馬靴のかかとに取り付けられている拍車(腹部を刺激して馬を御するための馬具)が刺さり出血したもので、当時も「動物虐待」だと非難された。
今回も「あの時、散々非難されたのに、王子は何も変わっていない」「反省せずに馬を虐待し続けている」などと、たちまち炎上したのだ。
ほかにも、「富裕層の遊びなんか興味がなかったけど、よく見るとポロって馬にとって過酷な虐待スポーツなんだね」「彼らはアスリートなんかじゃない。動物虐待加害者だ」「動物虐待を賛美するドキュメンタリーを配信するなんて、Netflixよ、恥を知れ!」「吐き気がする」といった厳しい声が書き込まれている。
『POLO』炎上ポイントの2つ目「サセックス公爵夫妻」の称号
炎上ポイントの2つ目は、Netflixが予告編の説明欄に「製作総指揮はサセックス公爵夫妻」という紹介文を添えていること。
王室離脱し、王室批判をしているヘンリー王子夫妻が、ロイヤル感を演出するために「サセックス公爵夫妻」の称号を乱用していることに矛盾を覚える人々から、「王室の古い習慣とかが嫌だったくせに、“王室ゆかりのスポーツ”は金もうけのネタにするんだね」などの声が上がった。
今年、ウィリアム皇太子がホームレス撲滅に熱心に取り組んでいることが話題になり、皇太子の姿を追ったドキュメンタリーも放送されて大きな称賛を集めた。そのため、「皇太子は貧困のために奮闘しているのに、プロの慈善家を名乗るヘンリー王子は『金持ちの趣味を庶民に教えてあげる』スタンスなんだね」というバッシングも上がっている。
動物愛護団体PETAが「見ないように」と声明
また、かねてよりポロは動物虐待だと批判してきた動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)が、このドキュメンタリーを見ないようにとの声明を出したと、Xで拡散されるなど、炎上は収まりそうにない。
ヘンリー王子夫妻がNetflixと結んだ1億ドル(約150億円)の大型契約は、来年まで。メーガン夫人のライフスタイルブランドとコラボしたノンフィクションシリーズの配信も失敗に終わりそうだとささやかれていることから、契約更新はないだろうという厳しい見方が強まっている。