デビュー前の嵐・櫻井翔、小6のNEWS・加藤シゲアキを紹介されたワケとは? 美 少年の那須雄登にも影響
NEWSの加藤シゲアキが11月6日放送の『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)にゲスト出演。小学校6年生当時、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)のスタッフから中学受験を後押しされたことを明かす場面があった。
目次
・デビュー前の嵐の櫻井翔を紹介
・嵐の櫻井翔はパイオニア的存在
・美 少年の那須雄登に伝えた選択肢
NEWS・加藤シゲアキ、「偉い方」がデビュー前の嵐・櫻井翔を紹介
この日のトークテーマにちなんで、自身の受験体験を振り返った加藤。なんでも、小学4年生の頃に旧ジャニーズ事務所のオーディションに応募し、事務所から返事が来たのは6年生の頃だったとか。すでに中学受験をすると決めていた加藤は、入所間もない頃から仕事の調子がよかった一方で、「芸能活動禁止」の私立中学が多かったことから、事務所の「偉い方」に進路について相談したそう。
すると、スタッフたちは中学受験について「面白い」「そんなやついない」と背中を押してくれた上、同事務所にとって“唯一の前例”であったデビュー前の嵐・櫻井翔を紹介してくれたという。
そして、櫻井のようになりたいと思った加藤は、櫻井も通った慶應義塾や青山学院といった「芸能活動OK」の私立中学を受けることを決意。だが、仕事が忙しいせいで6年生の8月頃から成績がかなり下がったといい、「ヤバいと思って1回(仕事を)休みますと、受験に専念させてくださいって(事務所に頼んだ)」とのこと。
当時、加藤の申し出を知った事務所の同期タレントらは、「頭おかしい」「藁をも掴む思いでみんな頑張ってるのに休むの? お前(仕事の)調子いいのに」と驚いたそうだ。
嵐・櫻井翔は「高学歴アイドルのパイオニア的存在」
結局、加藤は慶應受験には失敗したが、青学は補欠合格。これを事務所に報告すると、なんと同じ日にドラマの仕事まで決まったといい、この日を「人生で一番調子が良かった日」と振り返った。
このエピソードを受け、ネット上では「事務所の偉い方にデビュー前の翔くんを紹介してもらった話、初めて聞いた。翔くんってやっぱり高学歴アイドルのパイオニア的存在だったんだな」「ジャニーズ事務所が中学受験を面白がって後押ししてくれた話、興味深い」といった声が上がっている。
「昔の旧ジャニーズ事務所は、タレントに学業よりも仕事を優先させていたため、中卒や高校を中退する者も少なくなかったようです。しかし、幼稚舎から大学まで慶應に通っていた櫻井や、中高大で青学に通った加藤といった前例ができて以降は、受験に打ち込む所属タレントも増加。関西学院大学卒のWEST.・中間淳太や、上智大学大学院卒のSnow Man・阿部亮平、立教大卒で知られるジュニア内ユニット・美 少年の浮所飛貴らが知られており、知性派アイドルとしてクイズ番組にキャスティングされるなど仕事にもつながっています」(芸能記者)
嵐・櫻井翔、美 少年の那須雄登に伝えた「一般企業に就職」の選択肢
また、学業に関して櫻井から影響を受けたタレントは、加藤だけではない。
「入所前から櫻井に憧れていた美 少年の那須雄登は、中等部から慶應に入学。今年3月に慶應大経済学部を卒業しました。しかし、中学時代に事務所へ入り、それから半年ほどで美 少年の前身にあたる『東京B少年』に加入した那須は、勉強とアイドル業の両立に悩むようになったとか。そんなとき、櫻井から『将来一般企業に就職するという選択肢があることも忘れないで』という言葉をかけてもらったことで、より勉強に打ち込むことができたことを過去のインタビューで明かしています(同)
これまであまり語られることがなかった旧ジャニーズタレントの受験事情。アイドル活動と学業の両立については、時代とともに大きく変わっているようだ。