売上6,082億円、アイス業界が過去最高に! 新商品ランキング1位の【スーパーカップ】新フレーバー食べたら……苦手な人も?
春夏秋冬、季節関係なく大人気のアイスクリーム。「頑張った自分へのご褒美」とばかりに“1日の締め”として食べる人も少なくないのでは? そこで今回は新商品売上ランキングで1位だった商品を実食してレポートします!
目次
・9月に一番売れたアイス新商品は?
・「エッセル スーパーカップ ずんだ」を実食
・一番売れたのも納得! 苦手な人も?
※2024年10月30日時点の情報です。
※価格はすべて税込み。
アイスクリーム市場好調! 2024年9月に一番売れた新商品は?
物価高でも売上好調だというアイスクリーム市場。日本アイスクリーム協会によれば2023年度のアイスクリーム販売金額は前年比109.9%の6,082億円で過去最高。
昨年以降、「爽」「クーリッシュ」「雪見だいふく」「モナ王」といった数多くの定番商品が値上げを実施しましたが、それでもケーキなどと比べるとコスパが高く、昨今の夏の暑さも相まってよく売れているようです。
また、メーカー・卸の提案営業支援を行うマーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、24年9月にもっとも売れた新商品は、同2日に発売された明治「エッセル スーパーカップ ずんだ」200ml(希望小売価格183円)だったとか。
これに2位のハーゲンダッツ「ミニカップ 彩芋 蜜いも&紫いも」110ml(希望小売価格351円)、3位の森永乳業「MOW ほっこり紅はるか」140ml(希望小売価格170円)が続くそうです。
今回は1位となった「エッセル スーパーカップ ずんだ」を実食し、味をレポートします。
【エッセル スーパーカップ ずんだ】を実食! 「みんなの声」から生まれたフレーバー
「エッセル スーパーカップ ずんだ」はブランド発売30周年記念商品で、昨年6月~7月に実施した「みんなの声で決まる 新フレーバー開発プロジェクト」で生まれたフレーバー。
公式サイトによると、「実は開発者自身もずっと挑戦したいと思っていたフレーバーです。みなさまのおかげで長年の夢が一つ叶いました! ずんだLOVERの開発者がこだわって作った自信作です」とのこと。
希望小売価格は183円ですが、筆者はスーパーマーケット「ロピア」にて100.44円で購入しました。
一番の特徴は、ずんだ味のアイスに混ぜ込まれたつぶつぶ食感の枝豆。コンビニで買えるアイスでは、あまり見たことがない発想です。
この商品は無脂乳固形分7.0%、植物性脂肪分9.0%で「ラクトアイス」に分類。原材料には「枝豆ソース」「枝豆パウダー」とあります。
紙のふたを開けると、隠れていた部分から「たくさんある商品の中から選んでくださり、ありがとうございます」といったメッセージが出現。
こちらこそ30年もいろいろな味を開発してくださり、ありがとうございます……と返したい気持ちです。
冷凍庫から出したばかりですが、スプーンでスッとすくえる軟らかさ。口に入れると瞬時に溶け、最後につぶつぶとした枝豆が口内に残ります。
そして、ラクトアイスなのに枝豆の青臭さまで感じられて新鮮。全体的にさっぱりしているので、200mlと大容量ながら最後まで飽きずにいただけました。
【エッセル スーパーカップ ずんだ】一番売れたのも納得!
「エッセル スーパーカップ ずんだ」は枝豆の香りがダイレクトに感じられ、ずんだ好きにはたまらない商品! 売り場で「どんな味がするんだろう」と興味をそそられる珍しさがあり、食べてみるとつぶつぶ食感がクセになる味わいなので、ランキング1位になったのも納得です。
一方、アイス好きの子どもに与えたところ、独特な香りが苦手だったもよう。ずんだを食べ慣れていない人の中には、抵抗感を感じてしまう人もいるかもしれません。
また、「エッセル スーパーカップ」といえば以前、ホットケーキミックスと混ぜて作るカップケーキが話題になりましたよね。ヒカキンもYouTubeでバニラ、チョコ、抹茶味の「エッセル スーパーカップ」でそれぞれ作っていましたが、「ずんだ味で作ったらどうなるのだろう」と気になった次第です。
入れ替わりが激しいアイスクリーム売り場。気になる味は食べ逃さぬよう、常に要チェックですよ!