Snow Man、アルバム初日売り上げ82万枚超えのロケットスタート! 前作より微減も“刀騒動”の影響は?
Snow Manの4thアルバム『RAYS』が、10月29日付の「オリコンデイリーアルバムランキング」で初登場1位を獲得。今作の収録曲をめぐっては、ティザー映像が公開停止となる騒動もあったが、アルバム自体の売り上げはロケットスタートを切った。
目次
・Snow Man、最新アルバムティザー映像に中国ファンから批判
・Snow Man、最新アルバムは初日売り上げ82万枚超え!
Snow Man、最新アルバムティザー映像に中国ファンから批判――レーベルは「配慮と認識が不十分」と謝罪
4thアルバム『RAYS』をリリースしたSnow Man。発売前の10月16日にはSnow Manの公式YouTubeチャンネルにて、プロモーション映像「”songs on RAYS” TEASER」がアップされるも、すぐに閲覧できない状態となった。
「『RAYS』の収録曲『KATANA』の紹介シーンで、『岡村寧次』の文字が刻まれた刀が映る場面があったんです。これが、中国侵略の際に総司令官を務めたとされる人物の名前とあって、主に中国のファンから疑問や批判的な声がSNSに寄せられるなど、大きな騒ぎとなりました」(男性アイドルに詳しい記者)
翌17日、Snow Manの所属レーベル・MENT RECORDINGは公式サイトを更新し、前述のプロモーション映像に「歴史的事象に対する配慮に欠ける部分」(原文ママ、以下同)が含まれていたとして、公開を停止したと発表。
18日にも「『”songs on RAYS” TEASER』について」と題したお知らせを掲載し、問題発生に至る経緯を説明している。
今回の映像はMENT RECORDINGが映像制作会社に制作を依頼したもので、「KATANA」の楽曲イメージ映像を使用するにあたり、制作会社からは「すでに契約している素材保有会社から素材を取り寄せ、映像内に使用した」という報告を受けたという。
しかし、「完成した映像を当社がチェックするにあたり、ご覧になる方への配慮と我々の認識が不十分であった」ため、映像内に収録されたまま公開されることになったとのこと。
また、今回の映像はアルバムには収録されない“PR用の素材”だったというが、「制作そして内容確認については完全にレーベル内にて進行しておりました」と内情を記した上で、不快な思いをした人々やSnow Manメンバーなどへ向けてお詫びしたのだった。
Snow Man、最新アルバムは初日売り上げ82万枚超え!
なお、「KATANA」騒動が起こる前の10月14日には、『RAYS』の収録曲「One」の世界デジタル配信がスタート。同日付の「オリコンデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング」で、2万9,152DLを記録し初登場1位となり、28日付の「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」では3万9,275DLまで数字を伸ばした。
「『One』はSnow Manにとって初のデジタルリリース作。18日夜にはメンバーの佐久間大介、向井康二、ラウールがアプリの『Stationhead』を通じて『リスニングパーティー』を開催することになっていましたが、『KATANA』の一件で炎上した影響からか、当日に中止が発表されました」(同)
発売前にはこうした騒動に見舞われたが、リリースされた『RAYS』は発売初日だけで82万4,120枚を売り上げ、「オリコンデイリーアルバムランキング」で堂々の首位を獲得。昨年5月発売の前作『i DO ME』の初日記録(83万2,762枚)から微減したとはいえ、ティザー映像めぐる“刀騒動”の影響はほぼなかったとみられる。
ニュースサイト「ORICON NEWS」は「初日にして今年度最高初週売上」(【※】今年度は、『2023/12/25付』よりスタート)と、伝えているが、Snow Manはこのままの勢いで記録を伸ばし続けることができるのだろうか?