Snow Man“刀騒動”後、ウェイボーで謝罪も……中国で「謝罪ビデオ公開」求める声続出か
新曲「One」などが収録されたSnow Manの4thアルバム『RAYS』(10月30日発売)のティザームービーに「配慮に欠ける部分が含まれていた」として、動画が公開停止となった騒動。今後の中国進出に関して「もう厳しいのでは?」と見る向きも一部ネット上であるようだ。
目次
・Snow Man、「不適切な映像」を謝罪し配信イベントは中止
・メンバーに非はないと強調
・早い段階から中国進出を意識していたが……
Snow Man、「不適切な映像」を謝罪し配信イベントは中止
問題となっているのは、10月16日にSnow Man公式YouTubeチャンネルで公開されたプロモーション映像に映っていた刀の刻印。『RAYS』の収録曲「KATANA」を紹介する中で「岡村寧次」と刻まれた刀が映っており、これが日本による中国侵略を指導した支那派遣軍総司令官の名前だったことから、中国ではSNSを中心に動画に対して批判の声が寄せられることとなった。
これを受けて翌17日、動画を制作したエイベックス・エンタテインメント内のレーベル会社・MENT RECORDINGが公式Xを更新。「不適切な映像がございましたため、映像を取り下げさせていただきました」(原文ママ、以下同)と報告しつつ、「申し訳ございません。後日改めましてご案内させていただきます」と謝罪した。
「18日の夜には、佐久間大介、向井康二、ラウールが参加する『One』リリース記念の配信イベント『リスニングパーティー』が開催予定でしたが、直前で中止が発表されました。その後、佐久間と向井は有料モバイルサイト『FAMILY CLUB web』のブログ連載『すの日常』を更新しましたが、特に今回の騒動には触れていません」(芸能記者)
Snow Man、中国SNSで「メンバーに非がないことを強調」
また、MENT RECORDINGは中国のSNS「微博(ウェイボー)」のSnow Man公式アカウントでも謝罪した。
中国語で「皆様のご意見を真摯に受け止め、深く反省をさせていただきました」「当該映像制作会社との協力関係は終了しております」などとつづり、「Snow Manは9人のメンバーの努力と夢であり、私たちの失敗をメンバーが負うべきではありません」と映像制作にSnow Manメンバーが関わっていないことを説明。
これに対し、コメント欄には現在までに5,000件近いコメントが寄せられており、その中には非難の声も多い。
「レーベル側はメンバーに非がないことを強調していますが、中国のネットユーザーからは『それでおしまい? ビデオでの謝罪はないの?』『謝罪動画を撮るのは難しいですか?』とメンバーによる謝罪動画の公開を求める声も目立ちます。一方、中国のSnow Manファンからスタッフサイドへの落胆の声も相次いでおり、騒ぎはしばらく静まりそうにありません」(同)
Snow Man、早い段階から中国進出を意識していたが……
なお、Snow Manの公式ウェイボーアカウントは、フォロワー数が114万人を超えており、アジア圏でも高い人気を誇っている様子がうかがえる。
「20年1月にデビューしたSnow Manですが、CDデビューの発表と同時にアジアツアーの開催も発表。結局、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無観客配信という形になったものの、同10月に配信されたライブ映像は日本だけでなく中国でも配信され、“ジャニーズ事務所初の中国での配信”と当時話題になりました。Snow Manはデビュー前の19年8月にウェイボーの公式アカウントを開設していますし、早い段階から中国進出を意識していたのは自明。しかし、“刀騒動”で中国での活動が厳しい状況となってしまいました」(同)
日本の一部ファンの間でも「スノの中国進出なくなったね」「もう二度とスノは中国に行けないと思う。そういうレベルのことだよ」と落胆ムードが広がっている今回の騒動。
今年11月からは、『RAYS』を引っ提げた初の5大ドームツアーを開催予定のSnow Manだが、中国圏でのイメージダウンは計り知れなさそうだ。