食品スーパー【オークワ】のイメージ激変!? まるでカフェのデリカ&ベーカリー専門店行ってみた
和歌山県を中心に近畿地方や東海地方で展開している食品スーパー「オークワ」。オープンしたばかりの新業態「ANDDELICA谷町店」に行ってきました!
目次
・【オークワ】とは? 惣菜とベーカリーの専門店をオープン!
・新業態の「ANDDELICA谷町店」行ってみた!
・おむすびは専門店並みのおいしさ!
【オークワ】とは? 惣菜とベーカリーの専門店をオープン!
和歌山県を中心に近畿地方や東海地方で展開しているチェーンストアの「オークワ」。運営は、「変わらぬ想いで変わり続けるスーパーマーケット」を経営ビジョンに掲げる株式会社オークワで、今年で創業65年です。
店舗数は、2024年9月29日現在で154店舗。業績面は、24年3~8月期の連結決算で売上高は前年同期比で1%増と2期連続で増収してい一方で、純利益は前年同期比で78%減とかなり苦戦しているようす。
一方で新しい試みには積極的です。最近は和歌山県、大阪府の計5店舗で無印良品の取り扱いがスタート。人気の靴下や化粧水をはじめ生活の基本となるアイテム900点を販売しています。
そして24年9月には、大阪府大阪市に惣菜とベーカリーの専門店「ANDDELICA谷町店」をオープン。スーパーではない新業態店舗を展開しています。
【オークワ】新業態の「ANDDELICA谷町店」行ってみた!
今回取り上げるのは、食品スーパー「オークワ」。大阪府大阪市に新業態店舗「ANDDELICA谷町店」を9月18日にオープンしたということで、早速行ってみました。
立地は大阪市の中心地で、大阪メトロ「谷町4丁目駅」 4番出口から北にすぐの位置にあり、オフィス街や単身者が多い立地なので、これまでの「オークワ」とは明らかにターゲットが違いますね。
店舗もカフェのようなオシャレな造り。これが「オークワ」の店舗とは、知らないとわからないでしょう。
店内は25坪とミニマムな規模ですが、「ANDDELICA谷町店」の“売り”が詰まっていました。
その売りというのが、まず一つ目は一番目を引いたおにぎりコーナー「おむすびの森」。山形県最上地区の“つや姫”を使った手作りおにぎりは、なんと毎日店内で玄米から精米しているというこだわり。おにぎりの種類もめちゃくちゃ豊富で、毎日来ても飽きないですね。
「デリカ」も素材にこだわったという品揃えで、「炙りホタテ貝柱のサラダ」(411円)、「豚の角煮と揚げ出し豆腐 」(627円)などが目を引きます。ランチも夕ご飯もしっかりいただけて、これは単身者の方には心強いなあと。
もちろん「お弁当」も充実。「デミグラスハンバーグ弁当」「とんかつ弁当」「帆立フライときのこ炊き込みご飯弁当」など種類豊富で価格は698円。1,000円以内でこれだけの内容のものが食べられるのはさすが「オークワ」ブラントといったところ。さらにお野菜多めのお弁当など、体に優しい印象です。
スイーツの品揃えもなかなか
店内で製造されたパンがうれしい「ベーカリー」のほか、店内調理ではありませんが「スイーツ」も充実しています。オークワの社員が厳選したという「オークワスイーツ部」なるものがあり、定番からオリジナルまでなかなかの品揃え。「とろ~りぷりん」(214円)はANDDELICA谷町スイーツ売り上げNO.1、「濃厚クリームコーヒーゼリー」(214円)は自社工場製造スイーツなんだとか。
さらにイートインコーナーもあり、これはオフィス勤務のお客さんにはランチや朝食にも利用できてありがたいでしょうね。
【オークワ】おむすびは専門店並みのおいしさ
今回はおにぎりとパンをお持ち帰りしていただいてみました。
おにぎりは「おかか生姜おむすび」。シンプルだけどお出汁の風味がしっかりあって、専門店並みのおいしさでした。
パンはフランスパンの中にクリームが入っている「ピッコロサンド」。モチモチのパンと甘いクリームが定番ながらも甘すぎないところがいいですね。
進化を続ける「オークワ」の新しい試み、今後の展開がますます楽しみです。