【ドミノ・ピザ】80店舗の閉店ラッシュでも……『ジョブチューン』ピザ史上初の偉業、9品合格品は?
閉店ラッシュが伝えられていたドミノピザは『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)ピザジャッジ史上初の9品合格を達成しました。そこで今回、実際に食べてみました。
目次
・【ドミノ・ピザ】閉店80店舗、「閉店ドミノ」の揶揄も
・『ジョブチューン』ドミノ・ピザvs超一流料理人合格・不合格まとめ【2024年3月23日放送】
・ドミノ・ピザ「もっとマルゲリータ」を実食!
・「もっとマルゲリータ」の魅力と欠点
※メニューや価格は2024年3月20日の情報です
※最新情報は公式サイトをご確認ください
【ドミノ・ピザ】閉店80店舗、「閉店ドミノ」の揶揄も
ピザデリバリー大手のドミノ・ピザは、昨年に国内店舗数が1,000店舗を突破。運営元によると、10年前の店舗数は200店舗ほどだったそうで、10年で店舗数が5倍に激増した背景には、積極的なキャンペーン展開など“攻めの姿勢”があったようです。
しかし、8月には各地から閉店報告がネット上に続出。最大で80店舗を閉店する方針が明らかになると、「閉店ドミノ」とも揶揄されました。なお、大量閉店は本国アメリカの経営方針で決まったこととのことです。
『ジョブチューン』従業員イチ押し商品トップ10
3月23日の『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、「超一流ピザ職人がジャッジ!ドミノ・ピザ従業員イチ押し商品TOP10!」が放送され、ドミノ・ピザはピザジャッジ史上初の9品合格を達成しました。
ドミノ・ピザが『ジョブチューン』のジャッジ企画に登場するのは3年ぶり3度目。過去には、圧倒的売上No.1の「マルゲリータ」がまさかの不合格となりましたが、今回は4年の歳月を経て完成した“新生マルゲリータ”でリベンジしました。
今回、『ジョブチューン』でジャッジした10商品は以下の通り。
『ジョブチューン』ドミノ・ピザ従業員イチ押し商品TOP10
1位:もっとマルゲリータ(リベンジ挑戦)
2位:チーズボルケーノ ギガ・ミート
3位:シーフード・スペシャル(リベンジ挑戦)
4位:プレミアムシェイク リアルストロベリー(ホイップクリーム)
5位:チェダーベーコンツイスト ドミノ・デラックス
6位:明太マヨモチ(リベンジ挑戦)
7位:さくらピザ
8位:ザクチキ
9位:居酒屋アスパラベーコン
10位:ニューヨーカー ビッグペパロニ&ソーセージ
『ジョブチューン』ドミノ・ピザvs超一流料理人合格・不合格まとめ【2024年3月23日放送】
第10位
「ニューヨーカー ビッグペパロニ&ソーセージ」直径40cm:4,280円……合格(合格6人、不合格1人)
第9位
「居酒屋アスパラベーコン」Mサイズ:3,290円……合格(合格5人、不合格2人)
※クリスピー生地
第8位
「ザクチキ」:599円……パーフェクト合格
第7位
「さくらピザ」Mサイズ:4,290円……合格(合格6人、不合格1人)
第6位
「明太マヨモチ」Mサイズ:3,680円……合格(合格5人、不合格2人)
※リベンジ挑戦
第5位
「チェダーベーコンツイスト ドミノ・デラックス」Mサイズ:3,770円……パーフェクト合格
第4位
「プレミアムシェイク リアルストロベリー(ホイップクリーム)」:640円……パーフェクト合格
第3位
「シーフード・スペシャル」Mサイズ:4,290円……不合格(合格1人、不合格6人)
※リベンジ挑戦
第2位
「チーズボルケーノ ギガ・ミート」Mサイズ:5,890円……パーフェクト合格
第1位
「もっとマルゲリータ」Mサイズ:3,280円……合格(合格4人、不合格3人)
※リベンジ挑戦
【ジョブチューン】ドミノ・ピザ「もっとマルゲリータ」を実食!
今回は従業員イチ押し商品第1位の「もっとマルゲリータ」Sサイズ(ハンドトス)を実際に食べてみました。ついでに「ザクポテ」(ザクチキ&ポテト)も注文して、配達用のクーポン「ピザ1枚+サイドメニュー1品」を使うと合計1,699円でした。
こちらがドミノ・ピザ従業員イチ押し商品1位だという「もっとマルゲリータ」。半分にカットされたチェリートマトがごろごろとのっています。
チーズが1.5倍量であることがウリの「もっと」シリーズだけあって、断面を見るとチーズの層が厚め。口に入れると、イタリア産ボッコンチーニ(モッツアレラ)のミルキーな風味を十分に感じられます。
ただ、商品到着後、速攻で食べ始めたものの、チーズが固まっていてびよーんとはならず、がっかり。ピザ自体もアツアツとは程遠い温度であったため、焼いてから時間がたっていたのかもしれません。
ただ、チェリートマトは甘さが強く、フレッシュでおいしい! 歯ごたえもあって、ピザなのにサラダを食べているような感覚も楽しめます。
一方、チーズが多いせいか、トマトソースの味はほぼ感じられず。バジルの香りも「わずかにするかな……?」という程度で、ひたすらチーズとミニトマトの味が続くんです。
ピザとしては十分おいしくいただけるのですが、「マルゲリータを食べるぞ!」という心づもりで食べ始めると、筆者のように物足りなさを感じてしまうかもしれません。
【ドミノ・ピザ】「ザクチキ」とポテトも実食!
続いて、「ザクチキ」と「ポテト」がセットになった「ザクポテ」をいただきます。
「ザクチキ」はむね肉にあられ入りの衣をつけて揚げた商品。公式サイトによると、期間限定商品として昨年7月に登場したものの、「大好評の声とお客様のリクエストにお応え」し、そのままレギュラーメニューに加わったといいます。
どんなもんかと食べてみると、確かに衣にザクザクとした部分があり、優しめの味つけも幅広い層に好まれそう。味にパンチが欲しい人は、お好みのソースをつけるといいと思います。
一方、ポテトは皮つきの三日月型で、外はサクッ、中はホクホク。ちなみに、かつて筆者が働いていた「ピザハット」もこの三日月型のポテトだったのですが、いつしか「ピザーラ」や「ナポリの窯」のような細長いポテトにリニューアルしていました。
断然“三日月型派”の筆者個人としては、ドミノ・ピザには末永くこのタイプのポテトを扱ってほしいと願うばかりです。
【ドミノ・ピザ】「もっとマルゲリータ」はオリジナリティがある
今回食べた「もっとマルゲリータ」は、大量のチーズとフレッシュなトマトが惜しげもなくトッピングされていて、ほかのピザチェーンでは食べられない特別感とオリジナリティが感じられました。
ただ、瑞々しいトマトソースやフレッシュバジルの風味を期待してしまうと、違和感を抱いてしまうかも。あくまでもドミノ・ピザのオリジナルピザとして味わうことをおすすめします。