『コナン』『ドラえもん』声優・山本格、異例の“廃業”――「重大な契約違反」に飛び交う声
下野紘らが所属する声優事務所・アイムエンタープライズが、所属声優である山本格の契約解除を発表。この突然の事態を受け、多くのネットユーザーが騒然となっている。
目次
・『コナン』声優・山本格とは?
・「廃業」報告で飛び交うぎ疑問の声
山本格とは? 『名探偵コナン』『ドラえもん』にも参加
アイムエンタープライズは9月22日、公式サイトで「この度、弊社所属の山本格に重大な契約違反が認められたため、2024年9月14日付で山本格とのマネジメント契約を解除することとなりました」と発表。
続けて、「また、今後の芸能活動につきましても廃業となりましたことをお知らせいたします」と報告し、「この度は多大なるご迷惑をおかけしますことを、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
「低音から高音まで幅広い音域を持つ山本は、2010年頃に声優デビュー。端役が多いものの、これまで『名探偵コナン』(日本テレビ系)や『ドラえもん』(テレビ朝日系)、映画『クレヨンしんちゃん』シリーズなど数多くのメジャー作品に参加しており、過去には同じ事務所の人気声優・松岡禎丞と共に、YouTubeのゲーム実況番組『松岡禎丞&山本格のゲーム実況仮メン』に出演していました」(アニメ誌記者)
さらに、山本は今月20日に封切られたばかりのハリウッド大作『トランスフォーマー/ONE』の吹替版にサウンドウェーブ役で参加。しかし、同映画は22日、公式サイトで「吹替版において諸般の事情により、サウンドウェーブ役の声優の交代を行うことを決定いたしました」と発表し、サウンドウェーブ役のクレジットを声優・上田耀司に変更した。
山本格の契約解除で飛び交う疑問の声
24日時点で山本本人からの説明はないが、ネット上では「山本は一体何をしでかしたの? 不倫程度だったら廃業なんかにならないよね」「契約解除はわかるけど、廃業を事務所が発表していることに違和感。声優業界を一発で追放される違反って何?」といった疑問の声が飛び交っている。
「声優の個人的な廃業を事務所が報告するケースは稀で、あっても健康的な理由がほとんど。加えて、大作映画が公開中に声優を変更するケースもかなり珍しいですね。『トランスフォーマー/ONE』は録音のやり直しや音声データの差し替えなどで多大な損害額が生じるでしょうから、今後、アイムエンタープライズ側に請求がのしかかる可能性もありそうです」(同)
異例だらけの事態が話題となっている山本の廃業騒動。追加の報告を待ちたい。