【IKEA】899円大容量「収納ケース」で寝室スッキリ！ プロが教える活用事例3
整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、片付けに悩む読者の自宅を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「煩悩部屋」ビフォーアフター】。
連載企画『ビフォーアフター』新シーズンです。第10回目の片付けモニターは、東京都世田谷区・1SLDKで暮らす3人家族のまいさん（32歳）。今回は、汚部屋の片付けではなく「リノベマンション」の収納を手直しする特別編です。
目次
・【イケア】SKUBB収納ケース活用例
・【イケア】SKUBB収納ボックス活用例
・【イケア】DRONAボックス活用例
・【まとめ】かさばりが減って寝室全体がスッキリ！
クライアントプロフィール
・まいさん（32歳）
・保育園の園長先生（フルワーク）
・育児系インフルエンサー“まい先生“としても活躍
・3人家族
・1SLDK
・中古マンションをリノベーション購入（持ち家）
・東京都世田谷区在住
収納に関する要望
・掃除や片付けの頻度を少なくしたい
・子どもが自分で身支度できる仕組みを作りたい
・ベッドルームのレイアウトを変えたい
・シンプルに暮らしたいので、家具を増やしたくない
前回は「洋服を捨てない収納術」で、寝室のワードローブ用ラックを片付けました。今回はその際に使用した「IKEAの収納ケース＆ボックス」について、活用例やメリットをくわしく紹介していきます。
【イケア】SKUBB収納ケース活用例：かさばる「冬小物」収納に
使用頻度の低い小物や衣類をしまうのにぴったりなのが、イケア「SKUBB 収納ケース」です。
899円のサイズ（W55×D44×H19cm）にマフラー、ニット帽、ストール、モコモコ靴下など、「冬のかさばる小物」をまとめて収納しました。シーズンになれば、ジッパーを開けっぱなしにして、出し入れすればOKです。
【イケア】SKUBB収納ケース活用例：ジッパー付きだから「圧縮収納」できる
部屋のすき間に押し込んでいた寝具類も、999円のサイズの（W69×D55×H19cm）SKUBB収納ケースへ。毛布を4枚入れましたが、まだまだ余裕がありますね。かさばる羽毛布団を入れても、ジッパー付きなので「圧縮収納」することが可能です。
「ラベリング」で管理をラクに！
冬用小物と毛布、それぞれのケースにカードリングと100均の園芸用ラベルで作った「タグ」をつけました。ケースを開けなくても中身が分かるので、管理がラクになります。
【イケア】SKUBB収納ケース活用例：引き出しのように使えて便利
2つのケースをワイヤーラックに設置しました。いずれも高さ19cmなのでスペースを無駄に奪わず、コンパクトに収納できるのがメリット。ふた付きなのでほこりが防げる点も◎です。
また、取っ手がついているので、引き出しのように中のモノを取り出せる点も便利ですね。
【イケア】SKUBB収納ケース活用例：衣装ケースより「収納力」あり
シーズンオフの衣類を、999円のSKUBBケースにまとめました。衣装ケースだと3〜4枚しか入らないトップス（セーター、トレーナーなど）も余裕で入る収納力の高さが特徴。写真は9着分ですが、12枚以上は入りますね。
夏冬のスポーツウェア、キャンプや登山服など「かさばる衣類」の収納にも向いています。
【イケア】SKUBB収納ケース活用例：軽い素材だから「上段収納」に最適
ケースに収納した衣替え用の衣類を、ワイヤーラックの最上段に設置しました。軽い素材なので、「女性ひとりの力」で置くことができます。
【イケア】SKUBB収納ボックス活用例：クローゼット上段でも使いやすい
クローゼットの上段には、IKEA「SKUBB 収納ボックス」（3ピース 1799円）を設置しました。
取っ手が長いので、快適な出し入れができる点が◎。クローゼットの奥行きが70cm以上ある場合も、手前と奥の2つに分けて使えます。ただし、奥行き45cmの場合は「奥行き42cmの収納ボックス」を選ぶようにしてください。
【イケア】SKUBB収納ボックス活用例：使用頻度の低い小物を収納
クローゼットの上段は手を伸ばして出し入れする場所になるため、使用頻度の低い小物の収納に向いています。例えば、予備のバッグ、スポーツウェア、イベント服、季節外れの家着など。子どもがいるご家庭の場合は、サイズアウトや売りたい服をまとめておいても便利です。
【イケア】SKUBB収納ボックス活用例：ファイルボックスで仕切ると◎
クリスマスやハロウィンなど、イベント小物を収納してもOKです。ただし、深さが33cmもあるので、100均のファイルボックスなどで仕切って使うのがおすすめ。小物が埋もれず、在庫が見える収納ができます。
なお、小物や衣類の数が多い場合は、100均の「コミック保管袋」に収納しても良いでしょう。
【イケア】DRONAボックス活用例：紙袋など「軽いモノ」の収納に
紙袋のような「増え続けるモノ」は、収納ボックスという枠（制限）を用意するのがおすすめです。写真のように袋に入れると、自立できないので部屋がゴチャゴチャした印象になります。
袋に入れていた紙袋をIKEA 「DRONAボックス」に入れ替えました。399円とコスパも良く、色の選択肢も豊富。ふた（100円）も別売りしています。
紙袋はもちろん、ヘルメットやボールなどの、かさばるスポーツ用品入れに使っても◎。「軽めのモノ」をしまうのに最適です。
【まとめ】かさばりが減って、寝室全体がスッキリした！
部屋にあふれていた、衣類・毛布・小物のすべてを「イケアの収納ボックス」に収納した結果、ベッドのレイアウトを変更することができました。
ベッド下の高さが20cm以上あれば、イケア「SKUBB 収納ケース」を下段に入れることも可能です。また、部屋の角に縦置きしてもスッキリした印象になります。