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中島健人、主演ドラマ盛り上がらず……キタニタツヤとのシングルは初週2万枚売り上げ

2024/09/15 08:00
サイゾーウーマン編集部
俳優業に音楽活動に、積極的に展開中の中島健人(写真:サイゾーウーマン)

 中島健人が主演を務める7月期ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京、以下『しょせん他人事ですから』)が、9月13日に最終回を迎えた。作品に関連した音楽プロジェクトも同時進行しており、中島が作詞や歌唱を担当した楽曲も配信リリース。しかし、「ドラマ・楽曲ともに、さほど盛り上がらずに最終回を迎えた」(芸能ライター)という。

目次

中島健人主演ドラマの“敗因”
中島健人、ドラマ楽曲続々配信もDL数伸びず
中島健人、キタニタツヤとのCDは初週売り上げ2万枚

中島健人『しょせん他人事ですから』が盛り上がらなかった“敗因”とは?

 今年3月末をもってSexy Zone(現timelesz)を卒業した中島にとって、『しょせん他人事ですから』は、ソロ転向後初の主演ドラマ。累計210万部(電子+紙)を超える同名漫画(白泉社、原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平)を元にした作品で、中人はネット炎上やSNSでのトラブル案件を解決していく変わり者の弁護士・保田理を好演した。

「さまざまなトラブルをめぐる被害者、加害者それぞれのリアルな実情が描かれ、SNS上の視聴者からは『ポップで見やすいし、めっちゃ勉強になる』『ドラマ自体が面白いし、ネットトラブルの教材としても最高だから、子どもにも見せたい作品』『説教臭くなくて、普通に面白いから見続けられた』と高評価が寄せられていました」(前出・同)

 とはいえ、動画配信サービス・TVerにおける「お気に入り登録数」は40.6万。同じテレビ東京の作品と比較すると、松本まりか主演で月曜午後11時台に放送されている『夫の家庭を壊すまで』のお気に入り数は97.9万(いずれも9月13日時点)と、倍以上の差がついている。

「『しょせん他人事ですから』の公式X(旧Twitter)は7月19日放送の第1話が、TVerで100万回再生を突破したと、29日付のポストで報告していました。ちなみに、『夫の家庭を壊すまで』は第1話配信開始日から25日目で、作品の総再生数が1000万回を超えたといい、公式サイトでは『テレ東の全コンテンツの中で歴代最速を記録』(原文ママ、以下同)したと発表されています。『しょせん他人事ですから』は視聴者の評判こそ上々だったものの、SNSで大きな話題になるほどのヒットにはつながりませんでした」(同)

 なお、放送枠の「ドラマ8」は、昨年4月期の福士蒼汰主演『弁護士ソドム』から新設され、『しょせん他人事ですから』で6作目となったが、今作で枠自体が終了。10月期からは金曜午後9時放送開始の「ドラマ9」枠になるという。

「枠自体があまり視聴者に浸透していなかった点も、『しょせん他人事ですから』が盛り上がらなかった“敗因”のひとつかもしれませんね。ただ、最終回では中島とプライベートでも交流があり、『親友』と公言するお笑いコンビ・霜降り明星の粗品がゲスト出演したため、ファンは沸いていた印象です」(同)

中島健人の音楽プロジェクト、ドラマ楽曲続々配信もDL数伸びず

 今作では、中島が歌唱・作詞を務める音楽プロジェクト「HITOGOTO」も進行していた。

「これは、中島が役柄である保田の目線、そして中島個人の目線から、ドラマのキャラクターやエピソードに沿った歌詞を順次書きおろしていく主題歌企画です。メイン主題歌の『ヒトゴト feat.Kento Nakajima』は7月26日にデジタルシングルとしてリリースされ、8月5日付の『オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング』では4位に初登場。ダウンロード(以下、DL)数は6,463DLを記録しました」(同)

 翌週(同12日付)は18位に大幅ダウンしながらも、2,414DLを記録。ただ、オリコンのサイトを見ると、同曲のランキング登場回数は「3週」と記載があるだけに、最終話放送まで連続でランクインすることもなかったようだ。

 そのほか、第2・3話に登場したアーティスト・ヌーヌー(野村周平・平祐奈)に向けた「ヒトゴト for ヌーヌー」(同10日配信)、第4・5話のゲストとなるドーナツ店店長・黒川大樹(浅利陽介)にあてた「ヒトゴト for 黒川大樹」(同24日配信)、同僚の加賀見灯(白石聖)への「ヒトゴト for 加賀見灯」(同31日配信)、第6・7話ゲストの西村和徳(勝村政信)・優希(斎藤汰鷹)親子をイメージした「ヒトゴト for 西村親子」(9月6日配信)という4つのバージョンも続々リリース。

 「ヌーヌー」版は週間36位(1,480DL、8月19日付)、「黒川大樹」版は週間44位(1,155DL、9月2日付)となっていた。一方で、「加賀見灯」版は「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」のトップ50圏外となった。

中島健人、キタニタツヤとのユニット「GEMN」CDは初週売り上げ2万枚

 そんな中島は、ドラマ外ではシンガーソングライターのキタニタツヤとユニット・GEMNを結成。2人が歌う楽曲「ファタール – Fatal」は、現在放送中のテレビアニメ『推しの子』第2期(TOKYO MX、ABEMAなどで放送・配信)の主題歌に起用され、7月4日に先行配信リリースされた。

 同15日付の「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」では3位に入り、1万3,696DLをマーク。なお、9月16日付の同ランキングでは6,778DLで2位にランクインしており、累計DL数は5万9,517DLとなっていた。

「同曲は9月4日にCDとして発売されましたが、16日付の「オリコン週間シングルランキング」の結果は、2万755枚で5位と振るわず。先に配信リリースされていた影響からか、CDを手に取る人が少なかったのかもしれません」(同)

 10月2日には、「ヒトゴト feat. Kento Nakajima」のCDリリースを控えている中島だが、こちらでは好成績を残せるだろうか?



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最終更新:2024/09/15 08:00

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