【夏ドラマ視聴率】『海のはじまり』視聴率上昇で8.1%自己最高! “殺伐”報道は否定
Snow Man・目黒蓮主演の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)、“最終回前”にあたる第11話が9月16日午後9時より放送される。視聴率が下降傾向にある夏ドラマも多い中、同作は最終回へ向けて上昇を見せている。
目次
・脚本家のメッセージとは?
・“殺伐”報道を否定
・最高視聴率は?
『海のはじまり』脚本家が伝えたい2つのメッセージとは?
『海のはじまり』は、2022年に川口春奈と目黒が共演した同局ヒットドラマ『silent』の脚本家・生方美久氏、風間太樹監督、村瀬健プロデューサーが再集結したオリジナル作品。
※以下、『海のはじまり』過去回のネタバレを含みます。
公式サイトのイントロダクションには「人は、いつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか。この時代だからこそ伝えたい“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語」とあるが、生方氏いわく「家族は素晴らしいもの」ということを伝えたいわけではなく、明確に伝えたいメッセージは「がん検診に行ってほしい」「避妊具の避妊率は100%ではない」の2つだという。
「目黒演じる主人公の夏は、大学時代に避妊に失敗したことで、数年後に突然“娘”が存在することを知らされ、死んだ元カノの親から決断を迫られ、結婚を考えていた今カノに逃げられ、転職まで検討せざるを得ない状況に追い込まれ……。もちろん、困難と引き換えに夏は娘を愛おしく感じているものの、ネット上では主人公の状況に『怖い』と怯える男性も少なくない様子。その点は、生方氏の言いたいことが視聴者に伝わっているといえるかもしれません」(テレビ誌記者)
目黒蓮と大竹しのぶ、“殺伐”報道を否定も……
そんな悩み多き新米パパを好演する目黒だが、8月21日には専属契約するSTARTO ENTERTAINMENTが「弊社専属契約タレントの目黒蓮は、8月15日から体調不良により活動を休止しておりました」と事後報告。その後、目黒本人が同月中に復帰したことを報告していた。
目黒が体調不良に至った原因については、同29日発売の「女性セブン」(小学館)が『海のはじまり』制作陣のこだわりの強さから撮影に時間がかかっていることや、それにより現場の雰囲気が殺伐としていることも一因ではないかと伝えていた。
だが、目黒はSTARTO社公式モバイルサイト内のブログで「僕の関わってるスタッフさん みんな優しいし穏やかな現場だよ」とこの報道を否定。
さらに、メインキャストである大竹しのぶは、9月4日放送のラジオ番組『大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”』(NHK第1)で「主演の目黒くんが体調を崩しましてドラマがストップしたんですね」と切り出しつつ、「(『女性セブン』の記事は)本当にうそばっかりだったんです」「まったく負の声というのはひとつも上がらない本当にすばらしいスタッフさんだったので、週刊誌ってうそばっかり書くんだなって」とやはり否定していた。
「キャスト本人が否定したことで、目黒ファンも安堵した様子。ただ、『海のはじまり』の撮影に時間がかかっているのは事実のようで、大竹はスタッフに対して『ちょっと時間かかりすぎじゃない?』『カットが多すぎるんじゃない?』と明るい口調で愚痴っていることは認めていました」(同)
『海のはじまり』最高視聴率は?
なお、同ドラマの平均個人視聴率の最高は、第2話の4.7%。平均世帯視聴率の最高は第2話と第10話が記録した8.1%だった。
「第3話以降、世帯6~7%台が続いていましたが、第10話で8%台まで上昇しました。同作は全12話(特別編除く)であることが告知されていますが、同じチームが制作した『Silent』は最終回で自己最高となる世帯9.3%、個人5.3%まで上昇しましたから、『海のはじまり』も最終回で自己最高を更新する可能性があります」(同)
話題の『海のはじまり』。最終回で“『Silent』超え”はあるだろうか。