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【コメダ珈琲店】新作シロノワール食べてわかった、“日本最大級”喫茶店チェーン不動の魅力

2024/08/11 15:00
田口るい(ライター)
コメダ珈琲店の外観(写真:サイゾーウーマン)

カフェ業界全体が苦戦を強いられている中、売上高が二期連続の増収となっており、営業利益も二期連続で増益傾向。好調の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」で季節限定メニューを食べてきました。

※価格はすべて税込。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年8月2日の情報です。

目次

【コメダ珈琲店】とは? カフェ業界全体が苦戦でも好調
季節限定メニュー「ミルクノワール」と季節限定フェア「ハワイーじゃん!!」
季節限定メニュー「ミルクノワール」実食
シノワロールのクオリティの高さはもちろん、接客の良さが強み

【コメダ珈琲店】とは? カフェ業界全体が苦戦でも好調

 コメダ珈琲店は名古屋発祥のフルサービス型喫茶店。現在、1,004店舗(2024年2月末時点)を展開しており、ドリンクを注文するとローブパンまたはトーストが選べるモーニングサービスなどが人気です。

 なお、帝国データバンクが今年1月に発表した、23年に発生した飲食店の倒産動向によるとカフェ(喫茶店)の倒産社数は過去最多の72件。コーヒー豆の価格高騰などが打撃となったといいます。

 しかし、コメダ珈琲店の運営元であるコメダホールディングスは、売上高が二期連続の増収となっており、営業利益も二期連続で増益傾向。カフェ業界全体が苦戦を強いられている中、業績好調です。

 コメダホールディングス公式サイトでも、「店舗数、売上高に関して日本最大級のフルサービス型喫茶店チェーン」と記載されていあす。

【コメダ珈琲店】季節限定メニュー「ミルクノワール」

 業績好調の理由を探るべく、コメダ珈琲店の季節限定メニューを食べてきました。

 コメダは季節に応じた限定メニューを販売。現在の季節限定メニューは、7月24日から販売されている特別なシロノワール「ミルクノワール」です。

季節限定メニュー「ミルクノワール」(写真:サイゾーウーマン)

 公式サイトによると、デニッシュパンに粉砂糖、ソフトクリーム、練乳がかかっているそうで、「ソフトクリームのすっきりした甘さと練乳のコクが織りなすミルキーな味わい」が楽しめるとのこと。コメダの名物デザート「シロノワール」に、粉砂糖と練乳がプラスされたメニューです。

・ミルクノワール 830円~890円(税込)※ミニサイズ 630円~690円(税込)

100円お得になる「選べるデザートセット」(写真:サイゾーウーマン)

 ちなみにコメダ珈琲店では、デザートとドリンクを一緒に注文するとデザートが100円お得になる「選べるデザートセット」があります。好きなデザートと好きなドリンクの組み合わせが選べ、お得になるのはうれしいですね。

 また、筆者が訪れた店舗では、「ミルクノワール」のほか、季節限定の「ハワイーじゃん!!」というシリーズもありました。ガーリックシュリンプカツパンやロコモコバーガー、かき氷ブルーハワイ、クリームソーダブルーハワイ、かき氷トロピカルというラインナップです。

ハワイにちなんだ映えメニューも(写真:サイゾーウーマン)

 コメダ珈琲店といえば、かわいらしくほっこりするような見た目のメニューが販売されているイメージがありますが、「ハワイーじゃん!!」のような夏らしさ満点の映えメニューを打ち出すこともあるようです。

【コメダ珈琲店】季節限定メニュー「ミルクノワール」実食

 待つこと数分、オーダーした「ミルクノワール」が運ばれてきました。

ソフトクリームと練乳の組み合わせ(写真:サイゾーウーマン)

 熱々のデニッシュパンの上にソフトクリームがのっており、到着時点でソフトクリームがやや溶け始めていました。急いで食べないとソフトクリームがどんどん溶けてしまいそうなので注意!

思ったよりも甘すぎず食べやすい(写真:サイゾーウーマン)

 食べてみると、シノワロール同様、熱々デニッシュと冷え冷えソフトクリームが相性抜群!

 そこに練乳が加わり、ソフトクリームと練乳という、2種類の異なる甘みが感じられます。まさに、公式サイトの「ソフトクリームのすっきりした甘さと練乳のコクが織りなすミルキーな味わい」という文言通り! 

 ただし、ミニサイズでもかなりボリュームがあるので、おなかを空かせていくか、誰かとシェアするのがちょうどいいかもしれません。

【コメダ珈琲店】シノワロールのクオリティの高さはもちろん、接客の良さが強み

 今回、コメダ珈琲店に行ってみて感じたのは、デザートのクオリティの高さはもちろんのこと、店員さんの接客の良さです。

 「ミルクノワール」とドリンクをオーダーしたところ、「選べるデザートセット」で100円お得になることをしっかり説明してくれ、さらに注文したメニューがすべて運ばれてきた後には、会計時に使う伝票が少し汚れていたという理由で新しい伝票を発行してくれるという気遣いまで……!

 公式サイトに「お客様にとって、コメダのお店がまるでご自宅のリビングルームの延長線上のように元気や英気を養い誰もがくつろげる『街のリビングルーム』でありたいと願っています」とつづられていましたが、それを実現するべく社員教育を徹底しているのでしょう。

 それにより、居心地の良さを感じたお客様がどんどんリピーターになっていき、さらには季節限定メニューで常に目新しさがあるため、飽きることがありません。こうしたことが不動の人気につながっているのかもしれません。

田口るい(ライター)

田口るい(ライター)

HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

最終更新:2024/08/11 15:00
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