中村芝翫、愛人と“実家”同棲スクープ以上に驚がく! 「遊ぶ金」めぐるエピソード
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・三田寛子と中村芝翫、“梨園の夫婦”の真相
・中村芝翫に関する驚がくの“セコ”エピソード
・大谷翔平賛美の特集記事を2本掲載する「週刊女性」の二枚舌
・中森明菜の曲が西武池袋線清瀬駅の発車メロディーに採用
アンコール放送中のNHK朝ドラ『ちゅらさん』を観るたび、いろいろ感慨深い。必ず主題歌から始まる(今は違う)、みんな若い、ほのぼのしていてザ・朝ドラという感じ。初々しいヒロインの国仲涼子も向井理と結婚し、2児の母となっている。23年前のドラマだもんね。でも新鮮だ!
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第703回(6/13〜6/18発売号より)
1位「三田寛子絶叫! 夫の愛人に実家を乗っ取られた」(「女性セブン」6月27日号)
参照「三田寛子 夫の愛人“実家居座り”暴走で『不倫仕返し』韓流アイドル」(「女性自身」7月2日号)
2位「大谷翔平 『LA風おしゃれコーデ』は真美子夫人のエレガント手腕」(「週刊女性」7月2日号)
同「あの“大谷フィーバー”の現在地」(「週刊女性」7月2日号)
3位「中森明菜 ロスで最終調整――完全再生期す『開運餃子』」(「女性自身」7月2日号)
三田寛子と中村芝翫、“梨園の夫婦”の真相
「女性セブン」が元気だ。今週も三田寛子と夫の8代目中村芝翫の夫婦関係に関する驚がくの記事を掲載している。
今年になって、この夫婦に関するスクープを報じ続けてきたニュースサイト「NEWSポストセブン」。今年4月には、芝翫が東京都内にある“実家”で愛人Aさんと“半同棲”生活をするだけでなく、熱海のマンションを借り、そこに向かう途中にスピード違反をしたという記事を掲載。
さらに今月には2人の半同棲先に三田が乗り込み、「もっとしっかりしなさいよ!」「こんな可愛いサンダルがたくさんあって、おかしいよ」と怒鳴る様子もスクープしている。
そして今回「セブン」は、さらに踏み込んだ。2人は“実家”で半同棲ではなく、完全に一緒に生活していることを報じたのだ。それも“乗っ取り”というセンセーショナルな言葉で。記事にはこうある。
「Aさんがそれまでひとりで住んでいた都内のマンションを解約し、正式に芝翫さんの別宅で暮らすようになったのです」
「三田さんにとっては夫の愛人に実家を乗っ取られた気持ちではないでしょうか」(芝翫の知人のコメント)
確かにひどい話だ。記事によれば、この“実家”は芝翫が幼少期から過ごした家で、かつては稽古場としても使われていた成駒屋の本拠地でもあるという。そこに愛人を引き込み生活しているというのだから。
そして周知のように、芝翫の不倫は今回が初めてではない。2016年には京都の芸妓と21年にも別の女性と、さらに同時期にはある大物女優と、そして21年に問題のAさんとの不倫が発覚している。
最初はマスコミに対し神対応を行い、梨園の妻としての評価を高めた三田だったが、回を追うごとに切り捨てるような対応に変化している。それも当然だ。しかし歌舞伎役者の3人の息子のため離婚しない三田。そんな三田と芝翫の“梨園の夫婦”模様を詳細にレポートする「セブン」。なかなか読み応えがある“真相記事”だ。
中村芝翫に関する驚がくの“セコ”エピソード
だが、「セブン」の後追いをしている「女性自身」を読んで、さらに驚がくした。芝翫と愛人の“同棲”について、「セブン」には書かれていないすごい情報が書かれていたから。
「歌舞伎役者の仲間うちでは“芝翫さんは不倫報道の連発で歌舞伎以外の稼ぎが少なくなって愛人を遊びに連れていけなくなった。だから、実家へ呼び寄せたのでは”とささやかれています」
ひゃーー!! せこい! 愛人と遊ぶ金がないから、実家で同棲って――。不倫以上に芝翫の評判を落とすかもしれない驚がくの“セコ”エピソードを紹介した「自身」。「セブン」同様の“真相スクープ”だ!
大谷翔平賛美の特集記事を2本掲載する「週刊女性」の二枚舌
「週刊女性」が大谷翔平に関する特集記事を2本続けて組んでいる。まず1本目は大谷のファッションについて。
日ハム時代とエンゼルス時代にはファッションに無関心だった大谷。コンサバ系でセンスがないと酷評されたこともあった。しかし大谷は変わった。そう、真美子夫人と結婚して、素敵で洗練されたファッションになったと指摘する「週女」。ハイテンションでこんな感じに。
「白Tシャツと黒スキニーパンツは王道コーデ! さわやかでとても良いです。ニューバランスのロゴもさりげなく小さく入っていて。おしゃれ度がアップしている」(スタイリスト・矢部義浩さんのコメント)
そして2本目は“大谷効果“で売れた商品の数々を紹介する記事だ。大谷がインスタで紹介した地元岩手の南部鉄瓶と湯呑みは注文殺到で1年待ちの状態で、アンバサダー契約している伊藤園は販売数量が急激に増え、寝具メーカー西川の大谷モデルは品切れ中、コーセーの美容液も大反響などなど。
すごいな、大谷。いやいや、そんなことを言いたいのではない。「週女」といえば先週、過剰な大谷報道に苦言を呈していたはずではなかったか。「球団好調・本人不調でも『さすが!』無理に持ち上げる大谷御用メディア」と題されたワイド記事にはこうある。
「ここ最近の過剰なまでの大谷報道に対しては辟易する声が日増しに多くなったように感じます」
「その一挙手一投足、なんなら何もしてなくても報じるようなメディアへの嫌悪感」
「大谷選手が打てなかった試合でも、“何か”を見つけて、無理やり称えるような記事があふれるのは健全とは思えません」
「過剰報道に対して“大谷ハラスメント”なる言葉も生まれました」
なのに、なのに――。はっきり言ってどーでもいい大谷賛美の2ページの特集記事を続けて2本も掲載しちゃった「週女」。先週も大谷報道を諌める一方で、礼賛記事を掲載していたが、今週もまた――。あまりにあぜんとしたので、今週もその二枚舌ぶりを紹介、指摘してしまった次第だ。
中森明菜の曲が西武池袋線の清瀬駅の発車メロディーに採用
7月に久々のファンクラブ向けイベントが予定されている中森明菜。この復帰イベントに向け、多くのマスコミが明菜について報じていることが、まずすごい。やはり明菜の本格復帰やその動向は読者のニーズが高いということだろう。
そんな明菜だが、西武池袋線の清瀬駅開業100周年記念で自身の曲が発車メロディーに採用され、式典では直筆のメッセージボードが披露された。明菜は清瀬市出身ということで選ばれたようだが、この式典には同じく清瀬市出身の釈由美子やお笑いコンビ「中川家」の礼二も出席したらしい。すごいな、西武線。金持っているなぁ。