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90店閉店した【はなまるうどん】、期間限定メニュー食べたら「この夏人気になりそう」だった

2024/06/15 15:00
田口るい(ライター)
(写真:サイゾーウーマン)

 全国に416店舗を展開するセルフ式うどんチェーン「はなまるうどん」。2019年には店舗数500店舗を達成したものの、数年で60店近くが減っています。現在の様子を見てきました。

※価格はすべて税込です。
※価格や商品は2024年6月12日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。

目次

・【はなまるうどん】506店舗から90店減少
【はなまるうどん】期間限定メニューは4種類
【はなまるうどん】「柴漬豚鬼おろしぶっかけ」実食

【はなまるうどん】506店舗から90店減少

 はなまるうどんは吉野家ホールディングス(HD)が展開する1ブランド。 2000年5月に1号店を香川県高松市に開店し、2020年2月には店舗数506店舗を達成したものの、20年以降の業績悪化を受けて閉店が続出。23年2月は444店舗に減り、24年5月時点は416店になっています。

 コロナ禍にあった20年3~5月期の連結決算は、売上高が前期比24.8%減の396億円、最終損益は40億円の赤字で、21年2月期の連結決算は最終損益75億円の赤字。

 なお、「はなまるうどん」に関しては、今後一部店舗に限定しているおでんの販売店舗を増やすなどの販売施策に取り組んでいくといいます。

 そんな中、「はなまるうどん」では初夏にピッタリな期間限定メニューを提供中。今回は期間限定メニューのひとつ「柴漬豚鬼おろしぶっかけ」を実際に食べ、どんな味だったのかをレビューします。

【はなまるうどん】期間限定メニューは4種類

柴漬と柚子が映える期間限定メニュー(写真:サイゾーウーマン)

 「はなまるうどん」期間限定メニューは「柴漬鬼おろしぶっかけ」「柚子鬼おろしぶっかけ」「柴漬豚鬼おろしぶっかけ」「柚子豚鬼おろしぶっかけ」の4種類。

 柴漬または柚子+鬼おろしぶっかけ、柴漬または柚子+鬼おろしぶっかけ+豚バラ肉という組み合わせです。とにかくさっぱりしたメニューを食べたいときは柴漬または柚子+鬼おろしぶっかけ、スタミナをつけたいときは豚バラ肉が入ったほうをチョイスするなど、その日の気分によって選べます。

・柴漬鬼おろしぶっかけ
(小)590円 (中)740円 (大)910円

・柚子鬼おろしぶっかけ
(小)590円 (中)740円 (大)910円

・柴漬豚鬼おろしぶっかけ
(小)730円 (中)880円 (大)1,050円

・柚子豚鬼おろしぶっかけ
(小)730円 (中)880円 (大)1,050円

 「はなまるうどん」は、入店後にセルフ方式でうどんやトッピングなどを購入するスタイル。うどんチェーン「丸亀製麺」と同じです。

子連れにやさしいグッズを完備

 子連れも利用しやすいグッズがそろっています。子ども用スプーン&フォーク、麺カッターはありがたいですね。

子ども用スプーン&フォーク(写真:サイゾーウーマン)
うどんを切るための麺カッター(写真:サイゾーウーマン)
キッズチェア(写真:サイゾーウーマン)

 これらは「丸亀製麺」にもそろっていますが、うどんは、大人はもちろん子どもにも人気ですし、うどんチェーンは小さな子ども連れにやさしい店舗設計にすることが定番となっているようです。

【はなまるうどん】「柴漬豚鬼おろしぶっかけ」実食

柴漬豚鬼おろしぶっかけ(中)(写真:サイゾーウーマン)

 お目当ての柴漬豚鬼おろしぶっかけ(中)を購入。

 きゅうり、なす、しその紫漬が鬼おろしに混ざっており、ポン酢がかかっています。パープルの彩りがキレイですね。

 一方の豚肉はシンプルな塩味です。ポン酢、塩といずれもさっぱり系なので、食欲がなくなりがちな夏でもペロッと食べられそうですね。 

シンプルな塩味(写真:サイゾーウーマン)
冷え冷えの柴漬(写真:サイゾーウーマン)

 食べてみると、柴漬がひんやりしており、ちょうど良い酸味とほんのりとした甘みが感じられます。

 コシがあって喉越し抜群のうどんと、さっぱりとした柴漬と豚肉の三者は相性抜群! この夏の人気メニューになりそうです。

三位一体となっておいしい(写真:サイゾーウーマン)

 個人的な体感ですが、「丸亀製麺」の(中)サイズよりも量が多く、おなかいっぱいになりました。天ぷらのトッピングを追加していたら食べきれなかったと思います。

 ただし「丸亀製麺」はネギが無料で盛り放題な一方で、「はなまるうどん」でネギを追加したい場合は有料(53円)となっています。ネギたっぷりのうどんをお得に食べたいという人にとっては「丸亀製麺」のほうが魅力的かもしれません。

田口るい(ライター)

田口るい(ライター)

HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

最終更新:2024/06/15 15:00
「うまげな」って店舗名で隠れてる店もあるんだわ