西日本から撤退、食堂チェーン【半田屋】の「人気飯」を食べて残念だったワケ
東北や北海道を中心に20店舗を展開する大衆食堂チェーン「半田屋」。昨年をもって西日本エリアから撤退したものの、発祥の地・宮城では愛され続けているとか。そんな半田屋のメニューはどんな味なのか? 実際に食べてみました。
※価格はすべて税込です。
※価格や商品は2024年6月5日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。
目次
・【半田屋】とは?
・【半田屋】入店
・【半田屋】人気メニューの組み合わせ「人気飯」を実食
【半田屋】とは?
東北や北海道を中心に20店舗を展開する大衆食堂チェーン「半田屋」。仙台市に本社があり、かつては西日本や関東エリアにも展開していましたが、年々店舗数が減っており、昨年をもって西日本エリアから撤退。東北と北海道以外の店舗は埼玉の川越店のみです。
ただ、宮城県では定期的にメディアで取り上げられており、県民の間ではおなじみのお店となっているよう。また昨年には同店の仙台みそ入り特製ソース味を再現した山崎製パンとのコラボ商品「コロッケパン」を発売して注目を集めました。
そんな半田屋のメニューはどんな味なのか? 実際に食べてみました。
【半田屋】入店
「半田屋」は好きなメニューを選んで最後にお会計をするセルフサービス方式。以前紹介した「まいどおおきに食堂」と同じです。
好きなメニューを好きなだけ、好きな組み合わせで選べるのがうれしいですね。ひじきの煮物121円(税込、以下同)、若鶏の唐揚げ121円など並んでいます。
メニューの種類も、麺類、カレー、丼もの、揚げ物、焼き物、炒め物、煮物、小鉢、ご飯、汁物など豊富なので、何を食べようか迷ってしまうほど!
人気ランキング1位は唐揚げ。残りわずかになっていました。このほか揚げ物はカツのほか、天ぷらもありました。
ご飯のサイズ選びに注意
ただ、注意したいのがご飯のサイズです。半田屋では「ちょい盛り<ミニ<並<小<中」の順でご飯(めし)の量が変わるため、一般的な飲食店と同じ感覚で「小」を頼んでしまうと、大盛りのご飯が提供されます!
また、店内には電子レンジがあり、会計後に温めて食べることができます。これも「まいどおおきに食堂」と同じです。
【半田屋】人気メニューの組み合わせ「人気飯」を実食
今回は、半田屋の公式サイトで紹介されていた半田屋人気メニューの組み合わせ「人気飯」をチョイス。めし(ミニ)、豚汁、さば味噌、唐揚げ、ひじき煮という満足感が得られそうなラインナップで、合計1,176円でした。
実際に食べてみたところ、唐揚げは濃いめの味付けで衣がサクサク! 鯖の味噌煮も味が濃いめで、ご飯との相性ぴったりです。また、豚汁は具材がたっぷりでおかずになりそう。
ご飯はミニサイズですが、一般的な普通盛りほどの量があります。おかずもボリュームがあるので「ちょい盛り」で十分だったかもしれません。
なお、米どころでもある宮城発祥のお店なので、ご飯がおいしいのかと期待していたのですが、正直ごくごく普通。唐揚げや鯖の味噌煮と一緒に食べるなら問題ないものの、白飯そのままでガツガツいけるほどのおいしさとは言えません。ネット上で半田屋のご飯について「まずい」とするコメントが見受けられますが、そうした期待の裏返しかもしれません。
残念だったのがひじき煮で、味が薄くて水っぽいと感じました。
セルフサービス形式や電子レンジ完備など「まいどおおきに食堂」との共通点が多い「半田屋」ですが、全体的に特別おいしいわけではないけど、決してまずいわけでもないというのも同じでした!