JO1新曲、初日売り上げ41万枚超で過去最高更新! コムドットと発売日被りも33万枚差で圧勝
11人組ボーイズグループ・JO1と、5人組YouTuber・コムドットが5月29日にそれぞれニューシングルをリリース。双方のファンの間では売り上げ対決に注目が集まっていた中、発売初日の売り上げは30万枚以上も差がつくという衝撃の展開となった。
目次
・JO1が開催する「個別助手席トーク会」とは?
・コムドット、メンバー個人の「プレミアムイベント」開催
・JO1、新曲売り上げでコムドットに圧勝
JO1、最新シングル購入者対象のキャンペーン「個別助手席トーク会」とは?
JO1は、韓国発のサバイバルオーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(2019年にGYAO!、TBS系で配信・放送)で結成されたグループで、20年3月4日に1stシングル「PROTOSTAR」でデビュー。
今回リリースした8thシングル「HITCHHIKER」は、初回限定盤A・B(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)の3形態展開で、初回限定盤A・Bともに1,900円(税込、以下同)、通常盤が1,400円となっている。
「それぞれ初回プレス分(初回生産分)には応募抽選券(シリアルナンバー)が封入されており、さまざまな賞に応募できるキャンペーンを実施。シングルの名を冠したHITCHHIKER賞は『個別助手席トーク会』というかなりレアな内容になっています。JO1公式サイトによると、『JO1メンバーが乗る車内の助手席に座っていただき、トークを楽しんでいただく企画』(原文ママ、以下同)だそう。関西、関東の2会場で、当選者は各メンバー10名ずつの合計220名という狭き門です」(男性アイドルに詳しい記者)
ほかにも「プレミアム全員オフラインサイン会」「個別オフラインサイン会」なども用意されており、メンバーとコミュニケーションをとりたいと願う熱心なファンは、CDを複数枚購入したとみられる。
コムドット、1stシングルの応募特典でメンバー個人の「プレミアムイベント」開催
対して、コムドットは18年10月、「地元ノリを全国へ」をスローガンに、幼なじみ5人(やまと、ゆうた、ひゅうが、ゆうま、あむぎり)の5人で活動を開始。現在のチャンネル登録者数は379万人(5月30日午前11時時点)にのぼるなど、高い人気を誇るYouTuberユニットだ。
「彼らにとって念願の1stシングルとなった『拝啓、俺たちへ』は、作詞をゆうたがメインで務め、“背中の押し合い”をテーマにコムドットのルーツや伝えたい思いを凝縮した一曲になっているそう。商品形態は通常盤、やまと盤、ゆうた盤、ひゅうが盤、ゆうま盤、あむぎり盤(CDのみ、全形態共通)の6種類で、すべて1,000円で販売されています」(同)
コムドットもJO1と同様に、さまざまな購入特典がラインアップされている。「ランダムトレーディングカード」や、「シリアルナンバー入り応募抽選特典券」が封入され、シリアルナンバーは形態別に6種類の用意がある。
たとえば、S賞の「プレミアムイベントご招待」(合計69名当選)には、通常版封入のシリアル1つで応募できる「グループショット撮影会」(合計50名、各会場10名)」があり、6月23日~7月21日にかけて大阪、福岡、北海道(札幌)、東京、愛知(名古屋)を巡る予定だ。
加えて、各メンバーソロ盤に入っているシリアルコード1つで応募できる5人それぞれの特典も。やまとは「1on1 お悩み相談会」(当選者5名)として、30分間の悩み相談会を設けている。
また、「1on1 トータルコーデショッピング」(ゆうた、当選者5名)、「1on1 ダーツ講座」(ひゅうが、当選者5名)、「1on1 ホームパーティー」(あむぎり、当選者3名)、「あなたの人生を元に楽曲制作」(ゆうた、当選者1名)などと、メンバーの個性を生かした企画になっている。
そのほかにも、購入者限定の全国5都市特典会イベントや、郵送でのオリジナルチェキのプレゼントも行うという。
JO1、新曲売り上げが初日41万超え! “ライバル”コムドットに33万枚差で圧勝
多くのファンを抱えるJO1とコムドットのCDの発売日が被ったことで、双方のファンは互いを意識していたようだ。
「特に、SNS上のJO1ファンはシングル発売前から『JO1の1位記録を途絶えさせたくない。コムドットのCDに負けないように頑張ろう』『負けられない戦いがここにある』とコムドットをライバル視していました。JO1の後輩である11人組ボーイズグループ・INI、11人組ガールズグループ・ME:Iの一部ファンたちも、『売り上げに貢献したい』と協力的な姿勢を見せていたようです」(同)
そんな中、29日に“フラゲ”(フライングゲット)分の売り上げが発表され、「オリコンデイリーシングルランキング」(28日付)では、JO1の「HITCHHIKER」が41万5,697枚を記録し、堂々の初登場首位を飾った。対するコムドットは、続く2位にランクイン。「拝啓、俺たちへ」の売り上げは8万5,721枚で、1位のJO1との差は32万9,976枚もついていた。
「コムドットを警戒し、CDを複数枚購入したJO1ファンが多かったのか、初日の売り上げは“圧勝”という結果でした。なお、JO1の過去のシングルデータを振り返ると、22年10月発売の6thシングル『MIDNIGHT SUN』が初日36万5,602枚で過去最高をマークしていましたが、『HITCHHIKER』はその記録を更新。7thシングル『TROPICAL NIGHT』は初日22万8,203枚だっただけに、20万枚以上売り上げをのばしたことになります」(同)
果たして、週間ランキング発表までにコムドットの「拝啓、俺たちへ」はどれだけJO1の「HITCHHIKER」に追いつけるだろうか?