ベテラン声優・古谷徹の「文春」不倫、現場は「絶対にイジれない」? 関係者「度を超えている」
現在70歳のレジェンド声優・古谷徹が5月23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて37歳年下女性との不倫を報じられ、ファンに大きな衝撃が走った。業界関係者からは古谷に対し、厳しい声が漏れ聞こえてきた。
目次
・古谷徹、37歳年下女性と不倫報道
・古谷徹、「どんな制裁も受ける覚悟」と謝罪
・ベテランの不倫報道に現場は「絶対にイジれない」
・古谷徹、“キャラの私物化”に関係者も苦言
ベテラン声優・古谷徹、37歳年下女性と不倫報道
かつて子役として活動し、10歳で声優デビューを果たした古谷。以降、『巨人の星』シリーズの星飛雄馬、『聖闘士星矢』シリーズの星矢、『機動戦士ガンダム』シリーズのアムロ・レイ、『ドラゴンボール』シリーズのヤムチャ、『美少女戦士セーラームーン』シリーズの地場衛/タキシード仮面役など、さまざまなビッグタイトルで主要キャラクターの声を担当してきたベテラン声優だ。
2012年以降はアニメ『名探偵コナン』シリーズで安室透/降谷零/バーボン役を演じており、メインで登場した16年公開の劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』の大ヒットを受けて再ブレークした。プライベートでは、声優の小山茉美との結婚・離婚を経て、1985年に同じく同業者の間嶋里美と再婚している。
「文春」によると、古谷は『純黒の悪夢』がきっかけで自身のファンになった30代のA子さんにショートメールを送ったことがきっかけで、2019年2月頃から親密な関係に発展したという。
また、言い争いが原因で古谷がA子さんの顔面を殴って警察沙汰になったことや、A子さんが古谷との子どもを妊娠後、彼の意向で中絶した過去も。以降、連絡を取り合わない時期を経て交際を再開したものの、昨年9月、けんかの末に破局を迎えたという。
古谷は同誌のインタビューに応じ、4年半にわたるA子さんとの不倫関係や、自らの暴力行為、A子さんの妊娠・中絶を事実だと認めた。
声優・古谷徹、「どんな制裁も受ける覚悟」と謝罪
なお、雑誌の発売前日、記事の一部がニュースサイト「文春オンライン」で公開されると、古谷は自身のXに謝罪文を掲載。「まっすぐに応援してくれる彼女に惹かれ、浅はかにも自分からコンタクトをとり関係が始まりました」(原文ママ、以下同)と説明しつつ、「私を長年、応援してくださったファンの皆様方の信頼を裏切り、失望させ、傷つけ、キャラクターを汚してしまったこと、謝っても謝りきれません」「全ての関係者の方々の信頼をも裏切り、大変なご迷惑をお掛けすることになってしま いました」「私の残りの人生をかけて誠心誠意償っていく所存です。どんな制裁も受ける覚悟でおります」(原文ママ)と陳謝している。
数々の人気キャラを演じてきたベテラン声優に突如持ち上がった今回の不倫報道。ネット上では「安室さんの声が好きで古谷さんのファンになったからショック」「安室さん登場のアニメ、映画は当分見られないかも」「キャラクターに罪はないのはわかるけど、古谷さんは降板してほしい」なとど、特に『名探偵コナン』ファンを中心に波紋が広がっているようだ。
声優・古谷徹、実績にあぐらをかいていた? ベテランの不倫報道に現場は「絶対にイジれない」
声優事務所関係者は、古谷の業界評について以下のように語る。
「古谷は後輩だけでなく、スタッフも寄せ付けない、非常にとっつきにくい印象があります。彼のように70歳を過ぎても現役で活躍している男性声優には、同じようにプライドが高い人は多いイメージです。また、古谷の声優としての技術に関して言えば、イントネーションや滑舌があまり良くない。ただ、誰もが知っている役を多く勝ち取ってきたことから、演技そのものよりもこれまでの経歴を買われ、出演するだけで良しとされているところはあります」(声優事務所関係者)
古谷自身もこれまで培ってきた実績にあぐらをかいている面はあったというが、「彼が所属する青二プロダクションとしても、あまりに大御所すぎて、彼に対してダメ出しはできないはず」(同)とのこと。
今回の不倫報道に際し、事務所側が公式サイト上に発表した声明文の中には、「古谷に対する指導と監督が行き届いていなかった結果であると重く受け止めております」との一文があるが、「事務所スタッフも今回の不倫の顛末を確かめる際、古谷本人からは非常に話を聞きにくかったのでは」(同)とも推測する。
また、古谷の周りの共演者たちも「ネタにはできない雰囲気」だとか。
「例えば、過去に不倫が発覚した櫻井孝宏や鈴木達央らであれば、現場で本人に対してそれとなく声をかけたり、本人がいないところでも声優やスタッフ同士でうわさをしたりすることはありました。ただ、古谷ほどのレジェンド級は絶対にイジれません。だからこそ、今後、古谷は現場で相当居心地が悪い思いをするでしょう」(同)
声優・古谷徹、“キャラの私物化”にファン激怒! 関係者も「度を超えている」と苦言
なお、古谷は「文春」で、A子さんが好きな『名探偵コナン』の安室のセリフを引用しながら彼女に愛をささやいたこともあると報じられ、ファンは「キャラを自分の性欲の為に利用したことが本当に許せない」「原作者の青山剛昌先生も裏切る行為」と激怒しているいるが……。
「知名度の高い声優は、多少なりとも“キャラを私物化”することはあると思いますよ。演じている自分もキャラを愛していることをファンにアピールすることで、作品自体も盛り上がりますから。とはいえ古谷の場合は度を超えています。安室人気に乗じて過剰な接触系のイベントも行っていたようですし、もう少し客観性がほしかったですね」(同)
今回の不倫報道を受け、古谷は8月に出演予定だった『朗読劇 READING WORLDユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還「約束の果て」』を降板。また、ライブ配信サービス・SHOWROOMの番組『古谷徹のほっこりThanksroom』も終了となったが、『名探偵コナン』をはじめとする出演アニメに関しては、特に発表されていない。
果たして、製作サイドはどんな決断を下すのか? 今後の動向に注目したい。