メーガン夫人の服装は「まねしてはならないお手本」、ナイジェリアのファーストレディが痛烈批判!
ナイジェリア大統領夫人が同国を訪問したメーガン夫人の服装の露出度が高かったことを批判し、「決してまねしてはならないお手本」だと批判したと欧米のメディアが報道。
目次
・ナイジェリアのファーストレディ、「アメリカファッションのまね」を批判
・オルレミの言葉にネット大盛り上がり
・ナイジェリアは「時代遅れ」?
ナイジェリアのファーストレディ、「アメリカファッションのまね」を批判
英紙「ミラー」が現地時間5月27日に報じた内容によると、ナイジェリア大統領ボラ・アハメド・ティヌブの夫人で政治家として活躍しているオルレミ・ティヌブ上院議員が、ティヌブ大統領就任1周年を記念するイベントでメーガン夫人の服装を批判した。
オルレミは「ナイジェリア女性が社会に多大な社会貢献をしている」ことについてスピーチを行い、その中で、近年、露出度の高い服を着るナイジェリア女性が増えていると指摘。「露出度の高いアメリカファッションのまねをするのではなく、もともとファッショナルブルなナイジェリアのスタイルを守るべき」と警鐘を鳴らした。
また、「子どもたちは我々大人がどのような服を着ているのかを見ている」にもかかわらず「Metガラを開催しているわけでもないのに、露出度の高い服を着ている女性が多い。男性はきちんと服を着ている」と指摘。
「だから私たちがなんとかしなければなりません。私たちの文化は露出度の高い、裸同然の服を認めていないことを次世代にきちんと伝えなければならないのです。裸同然なんて美しくないのだと言うべき。事実、少しも美しくなんてないのだから」と痛烈に批判した。
続けて、「みんな美しい女の子たちなのだから、自分たちのアイデンティティにもっと自信を持つべきなのです」と述べ、「自分のルーツを知りもしないアメリカの映画スターの真似ごとをすべきではない」「なぜメーガンが、アフリカを探しにここを訪れたのか。そのことについて考えるべきです」と夫人の名前を出し締めくくった。
オルレミの言葉にネット大盛り上がり
オルレミは、メーガン夫人が露出度の高い服を着ていたことを直接的に批判したわけではないが、要約すると、「先日訪問してチヤホヤされていたメーガンの真似をして、露出度の高い服なんて着ないでほしい」「約半分ナイジェリア人だということがわかったのだから、夫人ももう少しナイジェリア人だと自覚し、文化に敬意を払う服装をすべきだ」と受け取れると、ネット上で大盛り上がり。
ナイジェリアの女性たちは、美意識がとても高く、アフリカで一番おしゃれだといわれている。あでやかな色や個性的な柄のファッションが多く、民族衣装を着ている人も多い。
5月10日から3日間にわたりナイジェリアに滞在したヘンリー王子夫妻が交流した女性たちも、カラフルなドレスや民族衣装を着ている人が多数だった。一方で夫人のファッションについては「露出が多く、胸が見えるようなドレスもあって、さすがに不適切だと感じた」「訪問先の文化をしっかりと調べて不敬にならないようにするのがロイヤルなのでは」などといわれている。
ナイジェリアは「時代遅れ」?
同性愛は犯罪だとし、昨年8月に「西側諸国の模倣はできない。我々はナイジェリアの文化に従わなければならない」と同性婚を挙げた人だけでなく結婚式の参列者全員を逮捕して、世界各国から非難の声を浴びたナイジェリア。
そんなナイジェリアのファーストレディがメーガン夫人のファッションを批判することは、「時代遅れ」だとする声もネット上では上がっている。
オルレミは敬虔なクリスチャンであることから非常に保守的で、その点でも露出度の高い服装を嫌うのではないかという意見もあり、厳しいわりには自分の娘が露出度の高い服を着ていたり息子も問題児であることから、先に自分の子どもたちをなんとかしろという声もある。
しかし、ネット上では大半の人が「彼女はなにも間違ったことは言っていない。国のことを考えている良い政治家だ」と感じており、「訪問先の人を不快にさせないように心がけるのは基本的なこと。アフリカのプリンセスだと呼ばれたなどと舞い上がらず、深く反省すべきだ」「いい加減、TPOをわきまえるべき」とメーガン夫人を批判している。
次は、同じくアフリカのガーナを訪問すると報じられたヘンリー王子夫妻。「ガーナの大統領夫人は裁判官の娘だった人物。オルレミ以上にバシッと、メーガン夫人を批判してくれるのでは」と期待する声が早くも上がっているが、果たしてメーガン夫人はアフリカのプリンセスらしく、民族衣装でツアーを行うことができるのか? 今後、ますます夫人のファッションから目が離せそうにない。