『Believe-君にかける橋-』第5話の「面倒くさい」焼肉シーンとは? コア視聴率1%台で苦戦
5月30日に第6話が放送される木村拓哉主演の連続ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)。平均世帯視聴率は好調ながら、コア視聴率では苦戦しているようだ。
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『Believe-君にかける橋-』焼肉シーンが「面倒くさい」と話題
同ドラマは、木村主演『BG~身辺警護人~』(同)のチームが再集結して制作する、希望と再生のヒューマンエンターテインメント大作。脚本は井上由美子氏が手掛け、木村は橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長・狩山陸を演じる。
23日放送の第5話は、平均世帯視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。緊迫感のある展開が続く中、狩山と妻・玲子(天海祐希)が自宅で焼肉を食べるシーンがネット上で話題になっていた。
「2人が焼肉を食べる場面で、狩山が玲子に対して『うちのグリルは200度で、カルビだったら表が30秒、裏が10秒。それが適正』『(コチュジャンは)耳かき一杯じゃん! そんないっぱい入れたら肉の甘み消しちゃうじゃん!』などと焼肉の食べ方に細かく口出ししていたんです。これにSNS上では『こういう面倒くさい焼き肉奉行っているよね』『こんな人と焼き肉は食べたくない!』と盛り上がっていました。こうした遊び心のある脚本こそ、同ドラマが視聴者を惹きつける要因なのでしょう」(テレビ誌記者)
『Believe-君にかける橋-』コア視聴率1%台で苦戦
なお、23日に放送された第5話の平均世帯視聴率は、9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同作は初回11.7%、第2話10.1%、第3話9.6%、第4話9.8%と推移している。
「『Believe-君にかける橋-』は竹内涼真や斎藤工などの豪華キャストがそろっているだけに、平均世帯視聴率は放送中の春ドラマの中でも上位。しかし、若者からの支持はなぜかイマイチなようで、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は回によって1%台を記録するなど、非常に厳しい状況です」(同)
また、主人公が受刑者かつ脱走犯とあって、役の幅を広げようという木村のやる気が感じ取れる同作。しかし、そんな俳優魂とは裏腹に、ドラマと関係のない木村の話題が、たびたびネット上を騒がせている。
「同ドラマの放送中、霜降り明星・粗品が“木村に挨拶を無視された”と過去にYouTubeで暴露したことを蒸し返した。すると、ある一般のネットユーザーが『私も木村に無視された』と真偽不明の訴えを行い、波紋を呼びました。さらに、『Believe-君にかける橋-』に高身長の俳優が多く出演していることから、長年ささやかれてきた木村の“身長サバ読み疑惑”が改めて注目される事態に。こうしたうわさ話によって、木村の全盛期を知らない若い視聴者が彼にネガティブなイメージを持つ可能性もあるでしょう」(同)
コア視聴率の苦戦は、若者の“キムタク離れ”が要因にも思えるが、最終回へ向けて視聴率に大きな動きはあるだろうか。