嵐・二宮和也、仕事の準備は「あるだけ用意するのはもったいない」の意味とは?
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BAYFM)が5月26日に放送され、自身の“仕事論”を語る一幕があった。
目次
・二宮和也が「できない」と語ったこととは?
・二宮和也、仕事の準備は「必要最低限」でいたいワケ
嵐・二宮和也、リスナーからの報告を受け、自分は「できない」と語ったこととは?
二宮が仕事に関する自身の考えを語るきっかけとなったのは、2022年に主演を務めた新春ドラマスペシャル『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)をきっかけにイタリア語を学び始めたというリスナーからのメール。
同作は、第二次世界大戦の最中に起きた実話をもとにした、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋の物語。二宮はイタリア語を流ちょうに話す主人公の日本海軍少佐・速水洋平を演じた。
このリスナーは、ドラマの影響から毎日勉強した結果、イタリア語検定5級に合格したというお便りを約1年前に番組に送り、紹介されたそう。そして今年は4級も取得し、現在は字幕なしでイタリア語を聞き取れるようになったという。
この報告に、二宮は「(自分には)できないな~」と感嘆。番組ディレクターから「二宮さんは短期集中型ですもんね」と指摘されると、「俺は本当にそうだね。こういう題材がない限り、勉強しないもん」とコメント。「大変だもの。働いてるだけで大変」としみじみ。
イタリア語の勉強も、「話さなきゃいけない。ドラマが流れちゃうから、そこまでに間に合わせなくちゃいけないってことはできる」と、仕事だからできたといい、自主的に学ぶことはないとか。
嵐・二宮和也、仕事をする際の準備は「必要最低限」でいたいワケ
その後、ほかのリスナーからラジオの仕事をする際に必要なものを聞かれた二宮は「いや、特には……」とぶっちゃけ。「なんの力が必要なんでしょうね……」と考え込んだ結果、「仕事に対してなんの力が必要かって、あんまりないですよね」と語った。
そして「一回やってみないことには、わからないんじゃないかなとは思うけどね」と言い、「あるだけ用意して職場に入っていくと、結局捨てなきゃいけないものばっかりに囲まれちゃうから、それがもったいないですよね」とコメント。
また「僕の価値観で言うと、基本的に必要最低限で、『これ持って』って言われたときに持てる態勢でいたい人間」のため、事前にあれこれ準備するのではなく、現場で臨機応変にさまざまなことを吸収したいとのこと。
さらに「一年たって、『この袋の荷物、1回でも開けたか?』っていうことになるくらいだったら、俺は持たずにいったほうがいいと思うタイプだから」と、あくまで現場主義者であると強調したのだった。
この日の放送に、ネット上からは、「なるほどなぁ……目から鱗。すごいなぁ」「にのちゃんの仕事への向き合い方ほんと尊敬する」「あれだけの仕事量をこなしながら、一つの作品に関わる熱量も時間も増えていくってすごい体力と精神力だよね」という声が集まっていた。