海外

ヘンリー王子夫妻、ナイジェリアで犯罪者提供のチャーター機を利用! 弁解でたちまち炎上

2024/05/25 12:00
堀川樹里(ライター)
2020年、ロンドンでの夫妻(C)GettyImages

 自身の祖国だと口にしたナイジェリアから、「アフリカのプリンセス」の 称号を贈られ、大満足していたメーガン夫人。しかし、同地を再訪することはないだろうとささやかれている。

目次

ヘンリー王子夫妻、犯罪者提供のチャーター機を利用
「義理の家族」はアメリカから強制送還になった犯罪者
夫妻サイドは「防衛省の人たちが手配した」と弁解

ヘンリー王子夫妻、犯罪者提供のチャーター機を利用

 5月10日から3日間の日程でナイジェリアを訪問した、ヘンリー王子とメーガン夫人。ナイジェリアが『インヴィクタス・ゲーム』に加盟したことを記念し、将来同地での開催を検討する上での訪問だが、アーチウェル財団関連のイベントを行ったり、メーガン夫人が目まぐるしくドレスチェンジするなど、ロイヤルツアーさながらの華やかさだと話題に。

 さらには、夫人には「アフリカのプリンセス」の称号が贈呈されるなど、複数の欧米メディが「ナイジェリア訪問は成功した」と伝え、大盛況のうちに終わった。

 しかし、ツアー終了後間もなくして英紙「エクスプレス」が、夫妻のナイジェリア国内移動は、120人乗りの大型チャーター機だったと報道。国民1人あたりの年間約4トンといわれる二酸化炭素排出量だが、たった3日間で12トン以上も排出したと伝えられ、ネット上は「環境破壊者!」「偽善者!」といったバッシングで炎上した。

 さらに、このチャーター機を提供したナイジェリアの航空会社エア・ピースのCEOが、2019年11月に アメリカ国内の銀行を経由して2,000万ドル(約31億円)以上の資金をマネーロンダリングした罪などで、米司法省に起訴されていたことが発覚。

 本人は無実を主張しているが、英紙「デイリーメール」は、アレンがアメリカで銀行口座を開設し、10年から18年の間に4,490万ドル(約70億円)以上の資金をこの口座に移してマネーロンダリングした記録が残っていると伝えた。

 夫妻がこの事件を知っていたのかは不明だが、ネット上では「犯罪者から無料でチャーター機を提供してもらうだなんて恥ずかしい!」「金をくれるなら犯罪者でもいいのか!」と批判を浴びる羽目に。

「義理の家族 」はアメリカから強制送還になった犯罪者

 それだけでなく、この報道の翌日、ヘンリー王子が「義理の家族」と呼び親しげにしていた、メーガン夫人を「アフリカのプリンセス」だとたたえた王の一人、イウォ王のアブドゥルラシード・アデウェール・アカンビが、アメリカで2度も逮捕・投獄された上に、国外退去になった犯罪者だったことが判明。

 最初の逮捕は1998年で、ボーイング社から24万7,000ポンド(約4,923万円)の小切手を盗み、偽名を使って現金化しようとしてお縄に。ほかにも、5万9,000ポンド(約1,175万円)の小切手も同様に現金化しようとした罪で、15カ月間刑務所に入った。

 服役を終えた99年4月、ナイジェリアへ強制送還に。1,500ポンド(約30万円)の罰金も科せられたが、本人が「支払い能力がない」と主張したため免除になったという。

 2度目の逮捕は2011年3月で、妻・息子と共にアメリカへ入国しようとしたため。19万7,000ポンド(約3,925万円)の罰金が科せられると告げられたアブドゥルラシードは、入国はせずそのまま国外退去することを選び、今後アメリカに入国することは禁止となった。

 黄色のマクラーレンを乗り回すファンキーな王として知られるアブドゥルラシードは、今回、ヘンリー王子夫妻に「高価な贈り物」もしたようだと伝えられている。

 王室を離脱している夫妻は、今回のツアーでたくさんのプレゼントを受け取っており、その中には大変高価なものも含まれていただろうと推測されている。

夫妻サイドは「防衛省の人たちが手配した」と弁解

 ネット民は、この展開に「犯罪者の接待を受けて大満足していただなんて恥ずかしい」と眉をひそめ、「王室にも恥をかかせることになった」「早く称号を返還すべき」とバッシングを開始。

 現地時間19日、ヘンリー王子夫妻に近い関係者が米ニュースメディア「デイリービースト」の取材を受け、「王子夫妻のナイジェリア国内の移動は、同国防衛省のスタッフが企画・手配したもの」だと弁解。

 エア・ピースは、ラゴスからロンドン・ガトウィック空港まで毎日フライトを飛ばしている「ナイジェリアと西アフリカ最大の航空会社」であると強調し、「大きな航空会社だし、防衛省の人たちが手配したのだから疑いもしなかった」ことを匂わせた。

 この報道に、ネット上は「また被害者ぶるのか!」と、たちまち炎上。「警備が――とか騒いでいるのに、海外ツアーで面会する人たちのことをろくに調べもしないんだね」「仮にも世話になったのに、変わり身が早い。さすがだね」「騙されたって被害者ぶるメーガン夫人の顔が浮かぶ」などと、批判の声が上がっている。

 また今後についても、「うさんくさい人しか夫妻を相手しなくなるんだろうね」「最後には誰からも相手にされなくなりそう」と推測する意見も多い。

 ナイジェリアツアー終了直後は「大成功だった」とメディアに報じられたことから気をよくして、これからも意欲的に海外ツアーをすると報じられていたヘンリー王子夫妻。次はガーナを訪問するという最新報道もあるが、果たして吉と出るか凶と出るか?

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2024/05/25 12:00
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