【芸能人の時代感覚】粗品ら芸人が「YouTuberおもんない」! 島崎和歌子はテレビ局に愚痴
――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説!
目次
・優香、インスタ開設もフォロワー伸びず
・島崎和歌子、テレビ局に愚痴
・霜降り明星・粗品、「YouTuberおもんない」
優香、インスタ開設の謎……1カ月以上経過もフォロワー7,800人と伸びず
編集G 新入社員との世代間ギャップを感じる今日このごろ。時代の移り変わりを感じるわ〜。
しいちゃん 時代の変化といえば、優香の公式インスタグラムが衝撃的だよ。2018年に解散したロックバンド・チャットモンチーの福岡晃子が、4月11日、自身の公式インスタで、「優香ちゃん( @yuka_0627official )がインスタ開設したって教えてくれたんやけど、ご本人の本物アカウントなのに、開設1ヶ月経ってフォロワー29人でめちゃくちゃ笑った笑」(原文ママ、以下同)と紹介。優香は3月15日にケーキの写真とともに「始めてみました。どうぞよろしくお願いします!」と初投稿していて、福岡は「ケーキの写真1枚しか載せてないのが彼女の本物のアカウントなので、みなさんフォローしてください」と呼びかけてるよ。
編集G グラビアアイドルとして活動していた90年代後半にブレークして、バラエティに出演したり、女優活動も行っていたよね。でも、今ではすっかりメディア出演の機会が減ったし、若い世代は名前を聞いてもピンとこないだろうなぁ。でも福岡の投稿のおかげなのか、フォロワーは4月19日午後4時現在で7,800人を超えてるじゃん。よかったね。
しいちゃん でも、ネット上では「気付かれないということはその程度」「人気がないだけでは」という厳しい意見もあるみたい。
編集G 投稿は1件だけだし、さほど力を入れているわけでもなさそうだから、今のメディア露出からみてもフォロワー数が伸びないのは当たり前じゃない? っていうか、優香は宣伝してくれた福岡のアカウントすらフォローしていないんだね(笑)。夫、青木崇高もスルーしているみたいだし。このタイミングでなぜアカウントを開設したのか謎だわ……。
島崎和歌子、「ナメてんのか?」「あれはショック」とテレビ局に愚痴
しいちゃん 島崎和歌子は、4月10日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で、最近のテレビ局にはお金がないと主張。「ゴールデンタイムの番組でも、見たことのないメーカーのお茶が出てくる。『飲んでいいの? うがい用?』って。ショック」「ぜんぜんスタッフ、いなくない?」と愚痴をこぼしてた。さらに、ロケをスマホで撮影されることもあるそうで、「そんなの持ってこられた日にゃ『ナメてんのか?』って。いまのスマホは(性能がいいから)きれいに撮れるけど、私はあれはショック」と不満を爆発させてたよ。
編集G タレントたちの「昔のテレビはよかった」トーク、ちょいちょい耳にするけど、なんか冷めない? いくら嘆いたところで世の中は移り変わっていくものだし、中の人たちがそう思っているんだったら、世間はよりテレビ離れするよ……。
しいちゃん ネット上でも「今のテレビにお金がないのではなく、今のテレビに需要がないだけ」「ニーズが変わればそれに対応していくべき」「『見たことのないメーカーのお茶をうがい用』って、作ってるメーカーに失礼」「感覚をアップデートすべき」と批判の声が多い。
編集G あらためて経歴を調べていたら、島崎は1989年1月期放送のドラマ『こまらせないで!』(フジテレビ系)で女優デビューしていて、同年5月には「弱っちゃうんだ」でアイドル歌手デビューを果たしてる。長年テレビで活躍しているからこそ、いろいろ思うところもあるんだろうけどさ……。ちなみに、今月17日にはデビュー35周年を記念して初のベストアルバム『ゴールデン☆ベスト 島崎和歌子』をリリースしたみたい。アイドル時代はぱっとしなかったみたいだけど、いったいどれだけ売れるのか……。
霜降り明星・粗品らの「おもんない」発言でYouTuberが反論! “プチ論争”へ
しいちゃん 4月12日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、霜降り明星の粗品が「YouTuberおもんないっすよね?」とトーク。粗品は「芸人至上主義」で、「芸人やのに『YouTuberおもろい』って言ってるやつ、めっちゃ嫌い」と語ってた。千鳥・ノブも「オープニングトークとかも、おもしろくはない」と言い、千鳥・大悟は、「息子が見てて『パパおもろいねん』言うて、何人か組のやつのを見て『おもんない、こんなもん。笑うな』って言うたことある」とも告白。それでも食い下がる息子に、「こんなもん、パパになれんかったやつらの集まりや」とも言い放ったらしいよ。
編集G へ~、強気だねぇ。
しいちゃん 大悟は、YouTuberの中にもおもしろい人はいるとしつつ、自分たちは若い頃、お笑いライブで自分たちに興味がない人のことも笑わせていたけど、YouTuberは自分たち目当ての人を笑わせにいっているため、「笑かし方の戦い方が違うというか。それを見ているやつらからしたらおもろいんやろうけど、わしらから見たら、それは別におもろはないわなっていう」とも持論を語ってた。
編集G どうやらこれらの発言に、ヴァンビらYouTuberたちが反論したりしてプチ論争になっているようだね。笑いのプロである芸人から見て、YouTuberがおもしろくないのは当たり前だと思うんだけど。それこそ、主戦場が違うんだから、そこまで敵視する必要もないし、比べるのはナンセンスだしズレてるような。 逆に粗品たちは意識しすぎな気もする(笑)。何年も前から同じようなことを主張する芸人がいるけど、両者が歩み寄る時代はまだまだ先になりそうだね。