Sexy Zone、timeleszの新メンバー募集で大波紋! 菊池風磨は痛烈批判に「いたって現実的で本気」
Sexy Zoneメンバーの菊池風磨、佐藤勝利、松島聡が、4月1日にグループの公式YouTubeチャンネルや公式インスタグラムで生配信を実施。今後は「timelesz」(タイムレス)として活動していくと明かした上で、新メンバーを募集するオーディションの開催を発表。旧ジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)にとって史上初の試みだけに、メンバー3人の決断に戸惑っているファンも多いようだ。
目次
・Sexy Zone、「timelesz」へ改名
・新メンバー加入オーディション開催でファン戸惑い
・オーディションは「該当者なしの可能性も」
・菊池風磨、新メンバー募集は「いたって現実的で本気」
Sexy Zone、生配信で新グループ名「timelesz」を発表
Sexy Zoneは菊池、佐藤、松島、中島健人、マリウス葉の5人で、2011年にCDデビュー。紆余曲折を経て、22年12月31日にマリウスがSexy Zoneを卒業し事務所を退所。中島は今年3月31日付でグループを離れ、ソロ活動へシフトすることとなった。
「Sexy Zoneは、菊池、佐藤、松島の3人体制になると同時に、グループ名も改名すると宣言していた通り、4月1日の生配信の中で、新グループ名が『timelesz』に決定したとメンバー自らの口で発表しました。これは、22年末にマリウスが卒業する際、最後に共同で作詞をした楽曲『timeless』(昨年5月3日発売のシングル『Cream』の通常盤CDに収録)に由来する、メンバーやファンにとって思い入れのあるワード。グループ名の末尾が『s』ではなく『z』なのは、“Sexy Zoneの思いを継承していきたい”という思いが込められているからだそうです」(男性アイドルに詳しい記者)
timelesz、新メンバー加入オーディション開催で戸惑うファン続出
グループ名を解禁した後、timeleszは3人でアリーナツアーを開催すると告知。6月22日の北海道公演を皮切りに、8月25日まで7都市で全25公演を行うという。配信を見ていたファンはコメント欄で感激の声を上げていたものの、最後の“お知らせ”で反応が一変。
菊池が「我々timeleszと一緒に、timeleszを盛り上げてもらうべく、新メンバー加入オーディションを開催します」と告げると、「えっ?」「マジで?」といった驚きの声が続出したのだ。
続けて、佐藤が「エンタメ(エンターテインメント)の経験の有無は問いません。日本で活動可能な18歳から30歳までの男性。そして、芸能プロダクションなどの芸能活動を行う団体に所属をしていない方」と応募資格を説明。
そして、「自薦他薦は問いません。そして、ジュニアからの応募もお待ちしておりますが、ジュニアは現時点でもたくさんファンの方々がいらっしゃいます。ジュニア内でユニットを組んでいるメンバーもいますので、選考はより慎重に、丁寧にしていきますので、そちらはご安心いただけたらなと思います」と補足しながら、ファンに理解を求めた。
「新メンバーの加入は、菊池が最初に提案したとのこと。グループとしてより一層の飛躍を目指すため、現状維持ではなく『大改革が必要』だと感じたそうです。3人ともファンが受け入れるまでに時間がかかることは承知の上で、覚悟を持って決めたと話していました」(同)
菊池は配信内で「オーディション番組にしたいなと思ってまして」とも発言。すでに「timelesz project」の公式サイトも存在し、「何よりもSexy Zoneのこれまでの活動にリスペクトがあり、そして、timeleszの一員として、多くの方に感謝をもって新しいエンタメを届ける気概がある方とお会いしたいと思っております」(原文ママ、以下同)と記載されている。応募資格の詳細やオーディションのスケジュールは5月以降に同サイトにて案内するという。
これを受け、SNS上のtimeleszや旧ジャニーズファンの中には、「Sexy Zoneのファンだった人はつらいかもしれないけど……。オーディション番組にすると、それなりにファンはつくと思う」「一発逆転を狙うには、新メンバー追加しかなくない?」と、前向きに受け止める人もいる様子。
しかし、突然の発表に戸惑い、「グループとして売れるために増員が必要だと思っているのかもしれないけど、何年かかってもいいから3人で売れてほしかった」「3人で地道に頑張るんじゃダメなの? ファンの気持ちも理解してほしい」「どうかジュニアから入れてほしい。下積みのあるジュニアのほうが芸能界の厳しさをわかってると思う」「何年も頑張ってきたジュニアを差し置いて、一般人が加入してデビュー組になるのは納得いかない」と、否定的な意見を主張する人のほうが多い印象だ。
佐藤勝利、オーディションは「該当者なしの可能性もある」――ファンの懸念とは?
ちなみに佐藤は発表当日の夜に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webの個人ブログを更新。オーディションについて「良い人見つからなかったら、今回は該当者なしの可能性もあるくらい、本気で取り組む事が伝わったら嬉しいです」と決意表明したところ、SNS上では「該当者なしにしてほしい」との意見がはやくも出ている。
一般人を含むオーディションの開催にあたって、ファンにはある点を懸念しているようだ。
「近年、日本でもボーイズグループのサバイバルオーディション番組などが増えています。しかし、女性関係の問題やプライベート写真の流出をきっかけに挑戦者(練習生)の過去に注目が集まり、最終的に参加を辞退するといったケースも少なくありません。そのため、特に一般人のオーディション参加に関して、一部ネットユーザーは『オーディションを経て事務所に入る子は流出とかやらかしそう。新メンバーを入れるなら、信頼できるジュニアからがいい』『一般からメンバーを選んだら、過去の女ネタとかがバンバン出てきて、早々にネットが炎上する未来が容易に想像できる』と不安視しています」(前出・同)
菊池風磨、新メンバー募集は「いたって現実的で本気」「必ず守る覚悟」
そんな中、菊池は配信翌日の2日に自身のインスタグラムアカウントのストーリーズ(24時間限定公開)で、ファンの質問に回答。「新メンバー入っても3人しか応援できない」との厳しいコメントに対し、「そのお気持ちになるのも、正直、普通だと思います。ただ、オーディション番組として、ドキュメンタリーで追うことによって、彼らの志と想いが伝わればと思います。そんな志と想いを強く持った仲間を探しています。認めてもらうことは甘くないことは百も承知で、認めてもらう努力を私もしていきます」と、真摯に答えていた。
菊池はあえて辛らつな声をピックアップしているのか、「風磨だけだよ、そんな頭お花畑なの」と痛烈批判もあったが、それに対しても「いたって現実的で本気です。メンバーだけでなくスタッフの人生も背負っていることを自覚しています」と返信していたが、このやりとりは24時間が経過する前に閲覧できなくなっていた。
なお、菊池によると新メンバーの審査方法は現在話し合っている最中だといい、「メンバーそれぞれ特性があり、それに伴う役割を担うことになると思います!現状ですが、私は審査員として向き合っていきたいと思っています」とも明かしている。
「そして、『新メンバーの方が叩かれたらどうするんですか』との問いには、『大前提として、芸能人でもそうでない方のことでも、ネット等で叩く行為は許されることではありません』と、誹謗中傷行為を注意喚起した上で、『必ず守る覚悟で挑みます』と宣言していました。こうした菊池の熱い思いに触れることで、増員に反対だったファンも徐々に“見守っていきたい”というスタンスに変わっていくといいのですが……」(同)
果たして、ジュニアからの立候補者は現れるのか、どんな顔ぶれがオーディションに集まるのか? 引き続き、注目していきたい。