『不適切にもほどがある!』視聴率推移は? 最終回でサプライズ出演を期待される「あの辞めジャニ」
宮藤官九郎が脚本、阿部サダヲが主演を務める連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)。3月29日午後10時より15分拡大で放送される最終回を前に、ネット上ではどのような展開になるのか、予想合戦が盛り上がっているようだ。
目次
・最終回は「TIME ZONE」がカギ?
・近藤真彦のサプライズ登場は?
・TVerお気に入り数は断トツ首位
『不適切にもほどがある!』最終回は、男闘呼組「TIME ZONE」がカギ?
同作は、宮藤が手掛けるオリジナル作品で、主人公の小川市郎(阿部)たちが1986年と2024年をタイムスリップしながら、その先で出会った人々と交流するというコメディドラマ。
今月22日に放送された第9話は、会社の後輩から「妊活中であることを“アウティング”され、プレ・マタハラの被害を受けた」と訴えられた渚(仲里依紗)がショックを受ける中、タイムマシンバスの運行は残り1回のみであることが発覚する――という展開だった。
これに続く最終回の展開について、現在ネット上ではさまざまな臆測が飛び交っているが、その中には男闘呼組のヒット曲「TIME ZONE」が重要なカギになるのではないかと予想する声も目立つ。
「最終回では、小野武彦、宍戸開のほかに、男闘呼組の元メンバー・成田昭次がゲスト出演することがすでに発表されています。劇中で描かれるタイムスリップは、バスを使った方法のほかに、喫茶店のトイレに空いたワームホールを通り抜けるパターンも登場。後者を最終回で『TIME ZONE』と呼んだり、恒例のミュージカルパートで阿部や成田が『TIME ZONE』を歌うのではないかとの説も浮上しています」(テレビ誌記者)
“辞めジャニ”近藤真彦のサプライズ登場は?
さらに、成田、小野、宍戸だけでなく、これまで劇中でネタにされていた近藤真彦や板東英二のサプライズ出演が期待されているようだ。
「成田はかつてジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)に所属していましたが、渚の父・犬島ゆずる(古田新太)の若い頃を演じる錦戸亮も、19年に同事務所を退所した“辞めジャニ”。そんな共通点から、21年に同事務所を退所した近藤に関しても、サプライズ出演を期待する視聴者が相次いでいます」(同)
なお、同ドラマの平均世帯視聴率は6~8%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で推移しており、第1~9話までの平均視聴率は7.4%。
これは過去に同局で放送された『俺の家の話』(全話平均9.2%)、『監獄のお姫さま』(7.7%)、『ごめんね青春!』(7.7%)といった“クドカンドラマ”と比べても、少々物足りない数字だ。
『不適切にもほどがある!』TVerお気に入り数はダントツ首位
一方で、民放公式動画配信サービス・TVerでは、お気に入り数が139.8万(28日現在)を記録し、今期の連続ドラマでダントツの首位。
視聴者の熱量も高く、「『不適切にもほどがある!2』をぜひ!」と続編を熱望する声も相次いでいるが……。
「28日付『デイリースポーツ』の取材に応じた同ドラマのプロデューサー・磯山晶氏は、続編について『話は出てるんですけど……』『話が作れないね、ってなってます』などと後ろ向きな発言を連発。同じく宮藤が脚本を手掛けた連続ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)は、連ドラ以外にもスペシャルドラマやスピンオフドラマ、映画化など広く展開していますが、『不適切にもほどがある!』は新たにストーリーを広げることが難しいようです」(同)
今のところ、続編の望みは薄そうな『不適切にもほどがある!』。最終回の視聴率にも注目したい。