『相棒22』全話平均視聴率11.1%! 最終回で「杉下右京とコナンの関係」に大盛り上がり
水谷豊主演のテレビ朝日系連続ドラマ『相棒season22』が3月13日に最終回を迎え、平均世帯視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全20話を通しての平均は11.1%となった。
目次
・『相棒22』の視聴率推移
・『相棒22』最終回がネットで大盛り上がりのワケ
・『相棒23』は放送される?
『相棒22』第8話で10.0%も……オール2ケタでフィニッシュ
警視庁特命係係長・杉下右京(水谷)とその“相棒”がさまざまな難事件に挑む姿を描く人気刑事ドラマ『相棒』は、2002年10月からシリーズ化。これまでの相棒は、初代・亀山薫役を寺脇康文、2代目・神戸尊役を及川光博、3代目・甲斐享役を成宮寛貴(16年に芸能界を引退)、4代目・冠城亘役を反町隆史が務め、22年10月~23年3月放送の『season21』から“5代目”として亀山が再登板している。
「主演の水谷は22年8月発売の『週刊新潮』(新潮社)で、亀山を『最後の相棒』とするイメージを明かしており、業界内外で“シリーズ終了説”が取り沙汰されるように。ただ、正式な発表はないまま、昨年10月には『season22』がスタート。初回12.5%で発進し、第2話で12.8%へと微増するも、以降はしばらく10~11%台を推移。同12月13日放送の第8話は10.0%とギリギリ2ケタ台を記録し、シリーズ内で約19年ぶりの1ケタ台転落か……と心配する声もありました」(スポーツ紙記者)
しかし、その後はなんとか2ケタ台をキープして、ラストは第2話と同率の自己ベストでフィニッシュした。
『相棒22』最終回、杉下右京の「コナンくん」発言にネット大盛り上がり
その最終回では、AI技術による“ディープフェイク”で自らを「名探偵」と名乗る動画を拡散された杉下。公園で会った女児に「おじさん、コナンとお友達?」と聞かれる場面が、ネット上で大きな話題になった。
「杉下は『残念ながらコナンくんとは友達じゃありません』と否定していましたが、2人の会話に出てきた“コナン”は漫画家・青山剛昌氏の代表作『名探偵コナン』(小学館)の主人公・江戸川コナンのことでしょう。同作は日本テレビ系でアニメを放送しているだけに、ネットユーザーからは『コナンくんって言った?』『他局なのにすごいコラボ』と驚く声が続出しました」(同)
なお、過去には『名探偵コナン』の単行本48巻の「青山剛昌の名探偵図鑑」で「杉下右京」が紹介されたり、14年3月発売のエンターテイメント誌「エンタミクス」(KADOKAWA)で杉下&コナンが表紙を飾ったこともあり、「2人は友達だろ」「少なくとも知り合いではある」といった書き込みも散見されるなど、ネットが大盛り上がりした。
『相棒23』は今年10月から放送される?
「最後まで小ネタを盛り込んで視聴者を楽しませた『season22』。1ケタ転落の危機があったものの、視聴率も無事2ケタ台を維持でき、シリーズ終了も発表されていませんから、また今年10月からは『season23』が始まるのではないでしょうか。それに、『相棒』ファンの間で期待されている3代目相棒・甲斐の復活がまだかなっていない。水谷も制作陣もそれを望んでいるはずですし、最終シーズンには必ず甲斐を出してくると思いますよ」(同)
今年1月1日放送の第10話(元日スペシャル)では、甲斐の息子らのエピソードも展開して“伏線”はバッチリ。本人の登場にもまだ期待できそうだ。