びっくりドンキー猛追の【ブロンコビリー】、値上げにショック! でも食べ放題サラダバーは満足度◎
全国に直営店約140店舗を展開するレストラン・ブロンコビリー。創業45周年を迎えた昨年、過去最高の売上高を達成するなど、ハンバーグチェーン店舗数1位の“びっくりドンキー”を猛追中です。
看板メニューは、炭焼きで仕上げるステーキやハンバーグ。さらに、食べ放題の“新鮮サラダバー”も人気で、特にランチタイムにはサラダバーを単品で注文する客も見受けられます。
そのサラダバーは、年間6回のメニュー改訂が行われており、3月9日からは「春サラダバー」がスタート。今回は新作サラダバーを味わいつつ、ブロンコビリーが好調な理由を探ってきました。
※価格はすべて税込。
※価格や商品は2024年3月13日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。
目次
・サラダバーは+506円
・「春サラダバー」をチェック
・「春サラダバー」を実食
・近年の値上げにショック!
ブロンコビリーの「春サラダバー」は4月26日まで! 価格は単品だと1,188円
ブロンコビリーのサラダバーは、常時20種類以上のサラダやフルーツ、デザートが食べ放題。単品だと1,188円ですが、メインの肉メニューを頼めば+506円とお得です。
例えば、ランチ最安1,012円の「ビリーハンバーグランチ」や「炭焼きチキンステーキランチ」にサラダバーを付けた場合、1,517円でハンバーグ、ごはん(またはパン)、たまごスープ、サラダバーを楽しめます。
ん? 過去に筆者が訪れた時、「ビリーハンバーグランチ」はサラダバー付きで1,000円切っていたような……。そこで気になって調べたところ、昨今の物価高騰の煽りを受けてか、近年、じわじわと値上げを繰り返していたようです。
なお、現在実施中の「春サラダバー」は4月26日まで実施。以降は「初夏サラダバー」に切り替わります。
ブロンコビリー「春サラダバー」をチェック! 大好きなパクチーサラダに悲劇
今回は「春サラダバー」を全力で楽しむため、サラダバーを単品で注文。早速、ラインナップを見ていきましょう。
ざっとこんな感じでした。ボンゴレパスタのほか、鶏肉やあさりが入ったオリジナルサラダもあるので、サラダバーだけでも十分食べ応えがありそう!
しかし、1つ悲しい出来事が……。「パクチーサラダ」を取ろうとしたところ、入っているはずのチキンが1切れも見当たらないんです。
チキン好きなほかのお客さんに取ってしまったのでしょうか……。まあ、サラダバーという性質上、こういうことは起こりうるので、「退店時までにチキンが追加されていますように」と祈りつつ席に戻ります。
ブロンコビリー「春サラダバー」を実食! 春キャベツやあさりが入ったサラダが食べ放題
ブロンコビリーは注文後にサラダバー専用のお皿が1枚もらえるシステム。今回はサラダバーを3往復し、オリジナルの創作サラダやデザートを中心に取ってみました。
同じお皿を使い続けることになるので、お皿の汚れが気になる方は、2往復目以降はペーナフキンやおしぼりで軽く拭いたほうがいいかも(店員さんに言えば新しいお皿と交換してもらえるかもしれませんが……)。
期間限定メニューを実食
「春キャベツのウスターソースがらめ」は、「やわらかくて甘みのある春キャベツや色とりどりの食材に、フルーティーでスパイスが効いたウスターソースを絡めた一品」「ビタミンB群を含む食材がたっぷり摂れる」とのこと。上にはかわいらしい“ぶぶあられ”がかかっていました。
口に入れると、シャキシャキとした春キャベツが甘くておいしい! これに限らず、ブロンコビリーの創作サラダは全体的に野菜の歯ごたえが残っていて、素材のうまみをしっかり感じられました。
こちらの「アスパラとあさりの海苔あんかけ豆腐」は、あさり、アスパラ、赤玉ねぎ、コーンを豆腐にあわせた一品。
お出汁と生姜の風味が香る海苔あんかけが食材によく絡み、のど越しがつるつるとして気持ち良かったです。
「あおさと春野菜のボンゴレパスタ」は、あおさ、あさり、春キャベツ、筍、菜の花が入った和風ボンゴレパスタ。クリームパスタといわれても違和感ないほど、なぜかクリーミーでした。
大きくカットされた筍と菜の花が春を感じさせますが、「ちょっと油っこいな」と感じる人もいるかも。
こちらは栄養価の高いカーリーケールをふんだんに使用した「アメリカで見つけた!ケールのサラダ」。ハニーマスタードソースやナッツで味付けされていて、かなり甘みの強いサラダです。
ケールはクセが強いイメージがありましたが、この味付けならお子様でも食べやすそう。
あまおうの香りが濃厚なゼリー。甘ったるさがなくさっぱりとしているので、食後のデザートに最適です。
ブロンコビリー定番メニューも実食! 「たまごマカロニサラダ」はおかわりしたい味
こちらはブロッコリーとかにかまを、クリーミーな自家製タルタルソースと和えた「ブロッコリーとかにかまのサラダ」。えびせんにのせていただきました。
なんといっても、ブロッコリーの火入れ加減が完ぺき! コリコリとした食感を残しながらも決して硬くない、100点満点の食感でした。
筆者がブロンコビリーに来ると必ずおかわりしてしまうのが、こちらの「みんな大好き!たまごマカロニサラダ」。まろやかなたまごがたっぷり入っていて、本当においしいんです。薄切りきゅうりの食感も◎。
ブロンコビリーの名物ともいえる「コーヒーゼリー」と「特製クリーム」。硬めのほろ苦いゼリーと甘さ控えめのクリームが相性抜群です。
【結論】ブロンコビリーはサラダバーだけでも満たされる……だが、大幅な値上げにショック!
今回はブロンコビリーの「春サラダバー」を堪能。特に創作サラダのクオリティが高く、ハンバーグやステーキを頼まずともおなかと心が満たされました。
そして、筍、春キャベツ、菜の花といった食材から、春らしさを感じられるのも楽しい! だいたい2カ月ごとにメニューが変わるので、ブロンコビリーにリピーターが多いのも頷けます。
ただ、このご時世で仕方ないとはいえ、ここ数年で大きく値上がりしてしまったのはショック……。ブロンコビリーの株主向けの資料によると、この値上げが功を奏して売上が伸びたようですが、消費者としては「もう上げないで……」というのが本音でしょう。
また、運が悪かったとはいえ、退店時まで「パクチーサラダ」のチキンが1切れもなかったのは地味に悲しかった……。これは近々リベンジしたいところです。
なお、ブロンコビリーでは会計時、次回から使えるお食事券が当たるスクラッチカードがもらえます。200円券や500円券が当たることも珍しくないのですが、支払い時に何枚でもまとめて使えるのがうれしい!
最低でも「ジェラート&ドリンクバー無料券」が当たるので、次回はこれを持ってお得に食事を楽しみたいと思います。