【ココス】赤字から復活に納得! 803円の朝食バイキングは満足度◎、3月14日~の値上げ前に急げ!!
ファミリーレストランチェーンの店舗数で、ガスト、サイゼリヤ、ジョイフルに次いで全国4位の“ココス”。
「料理のクオリティが高い」という声も聞かれるココスですが、2019年には赤字に転落し、翌年にジャスダック上場廃止。同年、株式交換により日本レストランホールディングス(ゼンショーホールディングスの子会社)の完全子会社となって以降は、サービスなどを見直して復活を遂げたようです。
そんな紆余曲折あったココスですが、一部店舗で実施している“朝食バイキング”が好評だとか。実際に足を運び、人気の秘密を探ってきました。
※価格はすべて税込。
※価格や商品は2024年3月10日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗によって取り扱い商品が異なります。
目次
・ココス朝食バイキングの価格
・料理をチェック!
・朝食バイキングを実食!
・【結論】パンはマストでコスパ◎
ココスの朝食ブッフェ、3月14日から110円値上げ!
ココスの朝食バイキングは、午前7~10時(ラストオーダー)まで注文可能。90分間の時間制で、和洋中の料理に加え、プレミアムドリンクバーもついてきます。
ただ、実施店舗が限られている上、土日祝限定で行っている店舗も多いため、初めて行く際には事前に公式サイトの情報を確認することをおすすめします。
というわけで早速、最寄りの店舗へ。すると、入り口のドアに「朝食バイキング 価格改定のお知らせ」なる不穏な張り紙が……。どうやら昨今の材料費や人件費、光熱費の高騰を受けて、3月14日より110円の値上げに踏み切るようです。
ココス朝食バイキングの価格
【現在】
大人:平日803円、土日祝913円。
4歳~小学生:580円(平日・土日祝共通)
3歳以下:無料
【改定後】 ※2024年3月14日~
大人:平日913円、土日祝1,023円。
4歳~小学生:638円(平日・土日祝共通)
3歳以下:無料
このご時世、商品の値上げは仕方ないものの、朝食にかかる値段が1,000円を超えると印象は大きく異なります。これを機に足が遠のいてしまうお客さんもいるでしょうから、ココスも苦渋の決断だったのでしょうね。
そんな予期せぬ貼り紙にショックを受けつつ、レジで料金を前払いしてテーブルにつきます。
ココス朝食バイキング803円、料理をチェック!
さて、気を取り直して料理のラインナップを見ていきましょう!
撮りきれていないものもありますが、だいたいこんな感じでした。
通常なら単品429円のプレミアムドリンクバーもついているので、コスパ的には十分すぎるラインナップといえるのではないでしょうか。
ココスの朝食バイキングを実食! 焼き立てパンが最高
カレーやスクランブルエッグ、ソーセージといった定番メニューだけでなく、“豆乳味噌うどん”や“ししゃもフライ”といった朝食ブッフェでは珍しいメニューも。豆乳味噌うどんは優しい味で、朝食に最適。ししゃもフライは揚げたてでサクサクです。
個人的には、“鶏団子と茄子の照り焼きソース和え”が一番のヒット! ご飯が何杯でもいけそうな味でした。
パンは4種類、“月替わりパン”は要チェック!
ココスの朝食バイキングは「お店で焼き上げたパンが自慢」(公式サイトより)とのこと。この日のパンコーナーには、クロワッサン、デニッシュ、ソフトフランスに加え、“月替わりパン”だというバジルパンがありました。
焼き立てのクロワッサンもおいしかったのですが、バジルパンが大人向けの味で大ヒット! トーストするとバジルの香りが一層引き立ち、リッチな味わいです。
デザートはワッフルがおすすめ!
ざっと見た限り、デザート系メニューは、スティック大学芋、いちごゼリー、自分で焼けるワッフルの3種類。ワッフル生地はプレーンと抹茶から選べました。
今回は抹茶ワッフルをチョイスし、ゆであずき、やわだてホイップ、メイプルソースをトッピング。口に入れると、生地が驚くほどフワフワ! 多少おなかがふくれていても、1~2枚ペロッと食べられそうな軽さです。
今回、筆者は小学生の娘と行ったのですが、彼女は焼きそばをいたく気に入った様子。確かに、少し太めの麺がもちもちとしていておいしいんです。
ちなみに、娘は自分でスクランブルエッグをのせて“オムそば”のように食べていました。こういう自由な楽しみ方ができるのもバイキングならではですね。
【結論】ココスの朝食バイキングは良心的な価格! パンとワッフルはマストで
今回は朝8時半頃に行きましたが、その後もひっきりなしにお客さんが出入りし、席は常に7~8割程度埋まっている状態。数年前にココスが赤字だったなんて信じられないほど、店内は活気に満ちあふれているように見えました。
また、料理は全体的にクオリティが高く、特にお店で焼き上げるパンと自分で作るワッフルはマストで食べておきたいところ。一方、さばの味噌煮や納豆、みそ汁などもそろっているため、和食で攻めても十分満足できそうです。
コスパ的にも、吉野家の「焼き魚定食」が530円する中、食べ放題がドリンク付きで803円(平日)という価格設定は、「ちょっと安すぎない?」と感じるほど良心的だと感じました。
ただ、これまで土日祝に朝食バイキングを利用していた人の中には「1,000円超えはきつい……」と足が遠のく人もいそう。14日からの値上げがどう響くのか、ココスの今後を見守っていきたいと思います。