【ジョナサン】店舗数減の苦境でも……769円「スクランブルエッグモーニング」が魅力的なワケ
喫茶店やファミレスなどが、朝の時間帯にドリンクとトースト等のメニューをお手頃価格で提供するモーニングサービス。今回はファミリーレストラン「ジョナサン」でモーニングを楽しんできました。
全国に188店舗ある「ジョナサン」は、「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」などを展開するすかいらーくホールディングスが運営元。ウェブサイト「日経クロストレンド」が22年8月に掲載した記事によると、そのすかいらーくはコロナ禍のあおりを受け、近年は業績不振に見舞われており、19年12月に3,258店あった店舗数を22年7月時点で3,085店まで減らしたそう。公式サイトで確認したところ、23年12月31日時点の総店舗数は2,976店となっています。
そんな苦境の中でも、ガストやジョナサンでは、モーニングメニューが充実。特に、ジョナサンでは、こだわりのメニューを提供しており、コーヒーチェーンのモーニングメニューと比べても、コストパフォーマンスが高いようです。
そこで今回は、ジョナサンの種類豊富なモーニングメニューの中から、「スクランブルエッグモーニング」を実食してきました!
※価格はすべて税込
※価格やメニューは2024年3月7日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
※店舗により内容・価格が異なる場合がございます。
目次
・ジョナサン、14種類のモーニングメニューを紹介
・「スクランブルエッグモーニング」769円、卵が絶品!
・コーヒーチェーンよりお得なジョナサンのモーニングの“魅力”
ジョナサンのモーニングはメニューが充実! 14種類のフードを紹介
ジョナサンのモーニングの提供時間は、午前6~10時30分。和洋両方のフードが用意されており、全品ドリンクバーとスープバーがついてくるお得なセットです。
シンプルなトーストからパンケーキ、フレンチトースト、サンドイッチ、ピラフ、ドリア、魚定食からハンバーグ定食と、モーニングメニューとは思えない充実ぶりに驚きました。
【洋風モーニング】11種類
セレクトエッグモーニング
・「スクランブルエッグモーニング」769円
・「目玉焼きモーニング」769円
ライトモーニングセット
・「フランクソーセージドッグ &ゆで卵モーニング」659円
・「ブレッド&ゆで卵モーニング」549円
・「パンケーキ&ゆで卵モーニング」549円
・「サラダ&ハーフトースト&ゆで卵モーニング」549円
スペシャルモーニング
・「ふわとろフレンチトーストモーニング」659円
・「ベーコンチーズサンドモーニング」549円
・「シャキシャキキャベツの ベーコンエッグサンドモーニング」879円
・「タンドリーチキン &メキシカンピラフモーニング」1,209円
・「1日分の緑黄色野菜が摂れる ドリアモーニング」989円
【和朝食】3種類
・「本まぐろの鉄火丼モーニング」1,539円
・「焼鮭朝食ごはん・みそ汁・海苔付」989円
・「和風ハンバーグ朝食」989円
【その他セットメニュー】※料理とセットで注文
・「サラダセット」198円
スープセット
・「とうもろこしのポタージュ」198円
・「オニオングラタンスープ」253円
・「ミニヨーグルトセット」110円
ジョナサン「スクランブルエッグモーニング」769円、卵がふわふわとろとろで絶品!
今回私は、6種類の主食の中から好きなものを選べるセレクトエッグモーニングの「スクランブルエッグモーニング」769円をチョイス!
主食の種類は、米粉パン、厚切りトースト(湯種食パン)、ライス(大盛無料)、十三雑穀米(プラス88円)、パンケーキ(2枚、はちみつ入りメープルシロップ付き)、ベーコン&チーズサンド(プラス55円)とある中、米粉パンを選びました。
本当は、ジョナサンこだわりの湯種食パンを使った厚切りトーストを注文したかったのですが、あいにく品切れ。この「湯種食パン」とは、小麦粉に熱湯を加えてこねる“湯種製法”で作られたもので、しっとりかつもちもちっとした食感になり、小麦の自然な甘みを感じられるそう。ネット上でも「トーストがおいしい」と評判だったため楽しみにしていたのですが……残念。
こちらが実物です。メニューの写真のイメージ通りで、パン2つと、スクランブルエッグにベーコンとウインナー、トマト、サラダが乗ったプレートのセットです。
まずは、セットでついてくるスープから実食! 写真だと伝わりづらいですが、細かく刻まれたキャベツとにんじん、コーンが入ったシンプルかつやさしいコンソメ味で、寝起きの体に染みます。
続いて、サラダにはレタス、紫キャベツの千切り、にんじんの千切りが使われていて、醤油ベースの和風ドレッシングがかかっていました。シャキシャキの野菜との相性もよく、ぺろりと食べられます。また、ベーコンとウインナーの焼き具合も絶妙で、香ばしさとジューシーさを感じられました。
軽く焼かれたパンは、米粉ならではの弾力があり、カリッとした外側と部分耳はカリッと、中はもっちりとした食感がたまりません! そのまま食べてもしっかり甘みがありますが、味変をしたい人はぜひバターをつけて食べてみてください。
そして、セットのメインともいえるスクランブルエッグは、卵がふわふわとろとろで絶品! まろやかで塩気もちょうどよかったです。プレートに添えられていたケチャップの量によっては、ちょっとしょっぱく感じるかも……?
コーヒーチェーンよりかなりお得! ジョナサンのモーニングの“魅力”とは?
なお、前述の通り、ジョナサンのモーニングセットには、すべてドリンクバーとスープ付き。ドリンクは30種類以上ラインアップされている中から好きなものを選べるのもうれしいところです。私は食事と一緒に「ミニッツメイド」のオレンジジュース、最後にブレンドコーヒーをいただきました。
ドリンクバーは料理とセットの場合、通常時は329円、ランチタイムは198円のため、この「スクランブルエッグモーニング」769円は、実質440円または571円ということになります。スープバーはセットメニューにしかついていないため価格はわかりませんが、朝食を食べながらドリンクとスープを自由におかわりできるのは、ファミリーレストランならではの魅力。コーヒーチェーンのモーニングと比べてもかなりお得でしょう。
なお、同じすかいらーく系列の「ガスト」も、和風6食、洋風10食のモーニングのセットを展開していますが、主食を選べたり、湯種食パンを使ったメニューがあるのはジョナサンのみ。納豆や生卵(ともに110円)も単品で販売されているため、さまざまな組み合わせを楽しめるはず! ひとまず私は、湯種食パンをリベンジしたいところです。
【評価】
コスパ:★★★★★
満足度:★★★★☆