東貴博、駒大中退で賛否! 中丸雄一は「『クソ大根役者』って言われた」――それぞれの歩む道
――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説
目次
・東貴博、駒澤大学中退に賛否
・KAT-TUN・中丸雄一、「芝居はやめる」
・行政書士、ドローン操縦士の三刀流役者とは?
東貴博、「4年生も卒論がない」駒澤大学中退に賛否両論
編集G 3月になり、受験シーズンもいよいよ終盤。それぞれの道に進む準備期間でもあるし、ちょっぴり寂しい季節でもあるね。
しいちゃん 中には、卒業を待たずに大学を中退する人もいるみたい。“東MAX”こと東貴博は2月27日、ラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に出演。「私事なんですが、駒沢大学に退学届を出しまして」と報告してたよ。東は21年に駒澤大学法学部政治学科を社会人特別入試で受験し、見事合格。51歳にして大学生になったんだけど、卒業に必要な128単位を超える132単位を3年で取得したそう。「4年生も卒論がないので、籍があるだけで1年間100万円を払うのも。僕が卒業という肩書を持っていても就職するわけじゃない。得にならないし、それを能登半島地震の復興に寄付したほうがいいと。なので結局、中退になった」と語ってた。
編集G 確かに、一般人なら就活のためにも卒業にこだわるかもしれないけど、東MAXはタレントだし、単位を全て習得済みで卒論も不要なら、大学に在籍している意味はないかもしれないね。「ほかに学べることがない」と言っているようなものだし、大学側としたら、影響力のある芸能人にこう言われてしまうとマイナスかもしれないけど……。
しいちゃん ネット上では「すばらしい考え方!」と称賛する人や、「単位を取得し終えたなら3年で卒業できるようにしたほうがいい」と大学側の制度について意見する人、「4年制だからこそ学べることもある」「寄付を中退の言い訳にしているように見える」と批判の声もあり、賛否両論みたい。
編集G 50歳を過ぎてタレント活動と並行しながら大学に入って勉強して、3年で単位を取り終えただけですごいし、寄付をすること自体、立派だと思うけどなぁ。まぁ、せっかく入学したんだから、100万円を払ってでもきちんと卒業したほうがいいという意見があることも理解はできる。
KAT-TUN・中丸雄一、芝居はやめる? 「『クソ大根役者』って言われた」
しいちゃん KAT-TUN・中丸雄一は、2月27日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、演技仕事を敬遠している理由を語っているよ。事務所の後輩であるSixTONES・ジェシー、高地優吾とトークする中で、中丸は演技の世界について「本当、人生懸けるつもりで参加しないと結果も出ないし、中途半端な気持ちでやったら『このクソ大根役者が』っていろんな人から言われて」と自身の経験を交えながら話し、「時間と労力をいっぱいかけても、返ってくるものがなかったりするケースもあるじゃん」ともコメント。「『本当にこの道極めたいんか? やりきるぐらいの気持ちがあるんか?』ってなったときに、それはない(と思った)。5~6年前か」と明かしてた。
当初は「楽しいし、もっとうまくなりたい、もっと出たいみたいな(気持ちで)やってた」ものの、いいことばかりではなく、視聴率面なども気にするようになり、「お芝居はもう、興味はあるけど、やめようって」思ったんだって。
編集G 中丸は過去に4作のドラマで主演していて、出演自体は吉高由里子の恋人役を演じた19年4月期の『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)が最後。確かに放送当時、ネット上では中丸の演技について「セリフが棒読み」「ぎこちない」「不自然」とネガティブな声も上がっていたわ。
しいちゃん そうした声を目にして、心が折れてしまったのかもしれないね。それに、「出るからにはきちんと結果を出さないと」という思いも強かったのかも。
編集G 真面目だし、完璧主義っぽいところもあるもんね。今は漫画家としても活躍してるし、自分の才能が生かせる道に邁進できてよかったよ。演技仕事への興味はまだあるみたいだから、この先考えが変わる可能性もゼロではないだろうし。
有名俳優の娘と結婚した、行政書士でドローン操縦士の三刀流役者とは?
しいちゃん 俳優・杉山裕右は、2月21日に自身の公式ブログで、「この度、令和5年度行政書士試験に合格する事が出来ました!!」「現在、行政書士事務所の開業準備中です!!」と報告してる。
編集G えっと……どなた?
しいちゃん 西岡徳馬の次女・優妃さんの夫で、アクション俳優として映画やNHK大河ドラマなどに出演してるよ。
編集G へえ、存じ上げなかったけど、行政書士試験は合格率は13.98%という狭き門らしいね。すごい!
しいちゃん 杉山は昨年、ドローンを含む無人航空機を安全に飛行させる技能があることを証明する国家資格「二等無人航空機操縦士」にも合格。「これからは役者と行政書士とドローンの三刀流で尽力し、街の法律家として誠実に職務を全うしたいと思います!!」とつづってる。
編集G 「サンケイスポーツ」の取材に応じた杉山は、「災害被災者や山岳遭難者の発見や映画ロケなどに使うドローン飛行の申請のほか、海外からの帰化申請を扱う書類の作成など、具体的な代行業務を始めたい」(原文ママ)と語っているし、単に箔をつけたいから行政書士の資格を取ったというわけではなさそう。俳優としてのポテンシャルについては現時点ではよくわからないけど、今後、資格を生かして活躍の場も広がりそうじゃん。がんばれ〜!