映画『ゴールデンカムイ』、山崎賢人に絶賛の嵐! 一方で「芝居うまい」と評されるアニメ版声優は?
1月19日に公開された山崎賢人主演映画『ゴールデンカムイ』が、23日発表の全国週末興行成績に基づく映画ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得。初日から3日間で35万6000人を動員し、興収は5億3400万円を記録する好スタートを切り、ネット上でも評判のようだ。
同作は、明治時代の北海道を舞台に、主人公の元軍人・杉元佐一が、アイヌの少女・アシリパと行動を共にしながら、アイヌが残したという金塊を求めて旅をする同名サバイバルバトル漫画(集英社、作・野田サトル)の実写版。
杉本を山崎賢人、アシリパを山田杏奈が演じているほか、矢本悠馬、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、高畑充希、井浦新、玉木宏、舘ひろしら豪華俳優陣が脇を固めている。
山崎といえば、これまで数々の漫画作品の実写映画で主演してきただけに、制作が発表された時点で、ネット上には「また山崎賢人か」といった指摘や、「キャラクターのイメージと違う」などと否定的な声が続出。
しかし、いざ幕が上がると、劇場に足を運んだ人からは「原作に忠実だったし、キャストさんにもあまり違和感を抱かなかった」「山崎賢人の演技がよかった」「キャストも演技も演出もコミック再現+補完もされてて、わかりやすくてあっという間だった」「キャスト、演出、音楽どれも原作への愛があふれてる」「早く続編が見たい」などと絶賛する声が相次ぐことに。下馬評を覆し、いい意味で世間の予想を裏切ったようだ。
なお、『ゴールデンカムイ』は2018年4月にTOKYO MXほかでテレビアニメ化し、22年10月~23年6月に第4期が放送された。今回の実写映画には、アニメで尾形百之助役を演じている(映画では眞栄田が担当)声優・津田健次郎がナレーションとして参加している。
ネット上には「今からアニメ見てみようかな」との声も多数見受けられるが、メインキャラクターを演じているのは一体どんな声優なのか?
アニメ版『ゴールデンカムイ』声優に“不穏なうわさ”
「杉本は現在40歳の小林親弘、アリシパは28歳と若手の白石晴香が担当。2人とも『ゴールデンカムイ』が代表作となったといえるでしょう。とはいえ、コンスタントにメジャーな作品に出演していますし、同作ほどのビッグタイトルで主要キャラクターを勝ち取れるのですから、しっかりとした実力がある。本作を足掛かりにして、安定した地位を築けるといいですね」(声優業界関係者)
そんな2人を支えているのが、ベテランの伊藤健太郎だそう。彼は、杉本とアリシパと行動を共にする白石由竹(映画では矢本が担当)を演じている。
「現在50歳の伊藤はオリジナリティのある低い声で、芝居もとてもうまい。そのためかデビュー以降、安定していい役を演じられているという印象があります。性格的にもしっかりしているし、礼儀正しく、スタッフに高圧的な態度を取ることもありません」(同)
その一方で、「プライベート面でだらしないところもあるらしい」(同)との指摘も。
「伊藤は声優としてデビューする前に、『劇団21世紀FOX』 という劇団に入団していました。しかし、先輩声優でもある山口勝平が“看板俳優”だったため、なかなか日の目を見なかった。そのため伊藤は03年に『劇団員K-show』を旗揚げし、15年間活動していたのですが、18年から活動を休止中。どうやら劇団内での女性関係が原因だったのでは……という不穏なうわさがあるんです」(同)
なにはともあれ、実写映画をきっかけにアニメにも注目が集まり、すでに制作が発表されている第5期が盛り上がることを期待したい。