【3COINS新商品】米とぎグッズ「便利」の口コミを検証! タイパ優先主婦が【100均】と比較
フルタイムで働きながら2人の子どもを育て、超苦手な家事もむりやりこなしているのに、夫は家で寝てばかり……そんな事情から“タイパ至上主義”となった主婦ライターが、巷で話題の“時短グッズ”の実力を検証するこの企画。
今回は、3COINS(通称スリコ)で今月発売されるやいなや、売り切れ続出の大人気商品となっている「米洗いストレーナー」(税込550円)と、ダイソー・セリア・キャンドゥといった多くの100円ショップで売られている「なるほど米とぎ」(税込110円)を実際に使用し、忖度ゼロでレポートします。
目次
・売り切れ続出の3COINS新商品「米洗いストレーナー」とは?
・3COINS「米洗いストレーナー」を検証、思ってたのと違う!
・ダイソー、セリア、キャンドゥの米とぎグッズ「なるほど米とぎ」の使い方は?
・100均米とぎグッズ「なるほど米とぎ」を検証! なぜもっと早く買わなかったのか……
・【結論】100均の「なるほど米とぎ」があればいい! スリコは細かい説明を
売り切れ続出の3COINS新商品「米洗いストレーナー」とは?
本格的な冬が到来し、冷たい水で米をとぐ作業にヒーヒー言っていたところ、スリコの新商品「米洗いストレーナー」をSNSでたまたま発見!
使用者の口コミには、「手を濡らさず、片手で簡単に操作可能なので助かります」「水の勢いで米が洗えるので、手が荒れなくて良い」と賛辞が目立ちます。
早速、我が家のキッチンに取り入れるべく、マッハの速さでスリコへ向かいました。
最寄りのスリコに着くと、タイパグッズコーナーは発見したものの、「米洗いストレーナー」がない! 店員さんに聞くと、「大人気ですぐ売り切れてしまって……再入荷時期も未定です」とのこと。
しかし、すぐさまスリコの公式通販サイトを覗くと「在庫あり」の表示! すぐさまポチり、この翌日にサイトを見ると「在庫なし」に……危ないところでした。
3COINS「米洗いストレーナー」を検証、思ってたのと違う!
口コミに「米が多いとあふれる」とあったので、とりあえず茨城県産コシヒカリを1合だけ洗ってみることに。フタをはずし、米を入れます。
パッケージに書いてある使い方は、以下の2ステップ。
(1)お米を入れた状態で、丸い穴から水を入れます。
(2)フタを押さえながら線状の穴から水切りをします。
ずいぶん簡単な説明ですが、これって容器が水でいっぱいになったら水切りを始めるってことでいいんですかね? あと、まだ水が濁ってたら(1)と(2)の作業を何度か繰り返す……ってこと? それとも水切りは一度だけ?
まあ、迷っていても仕方ないので、とりあえずやってみます。
フタの丸い穴から水道水を入れると、細かい穴を通って容器の中で水がシャワー状に。水が濁っていて米がどんな状態になっているかはよく見えませんでしたが、水の勢いで米が舞っている印象は多少ありました。
容器から水があふれてしばらくしてから、一度水切りすることに。フタを親指で簡単に押さえらえる構造になっているため、シンクにお米が流れていく心配はありません。
まだ水が濁っていたので、この作業を何度か繰り返します。
私のやり方が間違っているのでしょうか……なかなか水がクリアになりません。
7回目の水切り作業を終えたところで水を大量に使っていることに気づき、いったん終了。多少水はにごっていますが、許容範囲と判断し、今日はこれで炊くことにします。
それにしても7回って……手でとぐ際は、多くても4~5回ほど水切りすればだいたい作業が終了していたため、これは想定外の事態です。タイパ的にはいまいちと言わざるを得ないでしょう。
ダイソー、セリア、キャンドゥの米とぎグッズ「なるほど米とぎ」の使い方は?
続いて、ダイソー、セリア、キャンドゥなど多くの100円ショップで見かける「なるほど米とぎ」を使ってみます。こちらは「イノマタ化学」が製造する商品です。
パッケージに記載されている使用方法は以下のとおり。
(1)お米が浸る程度の水を入れ、本製品でサッと数回かき回してすすぎます。
(2)濁った水をすぐに切ります。
(3)お米をシャカシャカとかき混ぜるように、30回ほどまんべんなくとぎます(1~3を3回ほど繰り返す)。
(4)最後にすすぎと水切りを2回ほど繰り返し、水がほぼ透明になったら米とぎは完了です。
「30回ほど」「3回ほど」といった回数に加え、写真まで載っているので、作業工程が明確で安心感があります。
100均米とぎグッズ「なるほど米とぎ」を検証! なぜもっと早く買わなかったのか……
スリコと同じく、お米を1合ボウルに入れ、検証スタート。パッケージの説明通り、最初は数回かき回してすぐに水切りし、2回目以降は30回かき回してから水切りをします。
先端のシリコン部分でかき回すと、素手でとぐ時と同じく「シャッシャッ」と小気味いい音が鳴るため、米同士がこすれ合っていることがわかります。
水切りの際には、柄の部分に付いている「水切り板」をボウルに当てます。「多少は隙間から米がこぼれるかな?」と思っていたのですが、ボウルのふちにしっかりフィットする構造になっているのか、不思議と1粒もこぼれませんでした。
いつも私の雑な水切りのせいで数粒はシンクに流してしまっていたので、これには感動!
4回水切りすると、水はほぼ透明に。水に一切触れずして、素手の時と同じ回数でとぐことができました。
【結論】100均の「なるほど米とぎ」があればいい! スリコは細かい説明を
今回はスリコと100均の米とぎ便利グッズを試してみましたが、「なるほど米とぎ」は欠点がなさすぎて、思わず「これでいいじゃん!」とキッチンで声を上げてしまいました。そして、なぜもっと早く買わなかったのかと、自分を責めるばかりです。
ただ、スリコの「米洗いストレーナー」は使い方の説明がシンプルなため、私が正しく使えていなかった可能性も否めません(そうだったら申し訳ないです……)。
それに、米の量や水道の水圧が違えば、もっとうまくとげるのかも? なんにせよ、もう少し細かい説明があると、消費者によりわかりやすいのではないでしょうか。
というわけで、「なるほど米とぎ」を手に入れた私は、冬の米とぎももう怖くない! 久々に感動ものの便利グッズに出会えた喜びを噛みしめつつ、今日もまた米をとぎたいと思います。