「施設の名前すら隠していた」エスパー伊東氏死去、南部虎弾が怒りの声上げたワケ
1月16日、“ボストンバッグにすっぽり入る”という体を張った芸で知られたエスパー伊東氏の訃報が伝えられた。エスパー氏と共演が多かった電撃ネットワーク・南部虎弾はこの日、マスコミの取材に応じ彼の死を悼んだが、自身のFacebookでは何やら不穏な情報を発信している。
エスパー氏は右変形性股関節症を患い、2018年末をもって芸能活動を休止。19年9月に所属事務所社長でものまね芸人のビトたけしが、エスパー氏は同2月に人工股関節の手術を行ったものの新たに脳梗塞を発症し、リハビリのため入院しているなどと説明した。
「そんなエスパー氏は20年2月放送の『爆報! THE フライデー』(TBS系)に出演。言語障害や顔面マヒも発症しており、生活保護やビトの援助を受けていることなども明らかに。そんなエスパー氏の死去公表に際し、ビトは『安らかに休んでいただければ。今は言葉がまとまらないです』とコメントしています」(芸能ライター)
「ああ、悔しくてしょうがない!」南部虎弾がビトたけしに訴え
そんな中、マスコミ界隈では南部の動向に注目が集まっている。
「『日刊スポーツ』の取材に応じた南部は、ビトからの連絡で訃報を知ったこと、エスパー氏とは長らく会えていなかったことなどを語っています。一方でこの日、南部はFacebookを更新して“ビトに対する不満”をぶちまけたんです」(スポーツ紙記者)
南部はFacebookで「ああ、悔しくてしょうがない! 『エスパー伊東』くんが亡くなったそうです! 『ビトたけし』君からは発表しないでくれ!と言われたのですが、あれほど、会わせてくれと懇願して、『コロナが終わったら、会わせてくれる』と言ってたのに ほんと、すぐ近くに親しい人もいたのに、施設の名前すら隠していた」(原文ママ)などと暴露。
また「ビト君はこれからいろんな、言い逃れを考えてから、マスコミに発表し、葬儀あるいは、送る会とか開くつもりだろうけど、『エスパーのことは全部、自分が面倒見ます!』と公言しながら、酷い話だ」と怒りの声を上げている。
「22年4月13日にYouTubeチャンネル『電撃TV / 電撃ネットワーク公式』で公開されていた『【拡散希望】大好きなエスパーへ。そしてビトタケシ君へ【ノーカット】』という動画でも、南部は『エスパー伊東、早く元気になって帰ってきてください』と呼びかけつつ、エスパー氏の身元引受人になっていたビトに対して『もっとしっかり』してほしいと訴えていました。Facebookの内容も含め、南部の言い分だと、ビトにシャットアウトされてエスパー氏と会えない状況が続いていたように思われますが、ビト側は南部の主張をどう捉えているのか……」(同)
ビトは今月17日、X(旧Twitter)で「現在一人で全てを対応しておりますのでご連絡を頂いている皆様には大変ご迷惑をおかけしております」と発信。故人をめぐる両者の対立が激化しないことを祈りたい。