松本人志は活動休止、小沢一敬は「ホリプロ守る気なし」? アテンダー芸人は戦々恐々か
12月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって性加害疑惑を報じられたダウンタウン・松本人志が1月8日、芸能活動休止を発表し、世間に激震が走った。そんな中、同誌記事に、“闇パーティー”の重要人物として挙げられているスピードワゴン・小沢一敬もまた、窮地に立たされているという。関係者の間からは「もはやホリプロ(ホリプロコム)は、小沢を守る気はないようだ」(芸能プロ関係者)との声も聞こえてくるが――。
松本人志、性加害疑惑騒動のこれまで
「文春」は、A子さん、B子さんが告発する形で、松本の合コン時の性加害疑惑を報道。女性は主に小沢が“調達”しているという内容だった。松本所属の吉本興業は、即座に「当該事実は一切ない」とし、「文春」に法的措置を検討するという声明を発表した。
その後、1月5日にはニュースサイト「週刊女性PRIME」が、被害者女性と小沢のLINEのトーク画面とみられるスクショ画像の存在を報じると、松本は小沢に感謝を伝えるA子さんのメッセージの一部を引用して、「とうとう出たね。。。」(原文ママ、以下同)とツイート。性行為の合意の有無をめぐって、双方の言い分が真っ向から食い違っていることが表面化した。
「しかし、一方で小沢所属のホリプロコムは、『文春』の記事について各メディアに『私どもからお話しすることはございません』とコメントを寄せて以降、ずっと沈黙を貫いている。小沢は複数の番組出演見送りも公となっていて、それでも合コン参加や女性の紹介、性行為の合意の有無などこの件の一切について反論をしていないだけに、芸人界隈でも『ホリプロコムは小沢を守る気がないらしい』とみられているんです」(同)
“アテンダー芸人”3人とは? 今後は批判対象に
女遊びがしたい大物タレントと、彼らと接点を持ちたいと考える女性をマッチングさせる人物“アテンダー”。“ガーシー”こと東谷義和氏がこのアテンダーの実態を暴露して、一躍有名になったワードだが、芸人界には小沢だけでなく、複数の“アテンダー芸人”がのさばっているという話もある。
「例えば大手プロから契約解除されたものの、今でも芸能界の第一線で活躍し続けている人気芸人・X。ゲスキャラなコント職人として有名なY。芸能活動だけでなく、サイドビジネスも好調なZら、それこそ掃いて捨てるほど、『女性集めはこの人に任せておけば安心』と思われている芸人は存在します。大物側からすれば、彼らは実に都合のいい“後輩芸人”で、その縁から仕事を与えるなんてことも。両者は共犯関係にあり、それだけ強い絆が生まれるんです」(放送作家)
しかし、大物タレントと女性の需要と供給をマッチさせるだけならWin-Winの関係で済むものの、今回のように女性サイドが事後「合意はなかった」と暴露する可能性もあり、その場合、松本のように大問題に発展してしまう。
「X、Y、Zの3人はもちろん、現在すべての芸人アテンダーたちが戦々恐々としていることでしょう。小沢の現状を見るに、もはやアテンダーという存在自体が世間の批判対象となる可能性もあります」(同)
今後も「文春」による松本と小沢への“追撃”が予想され、その内容いかんでは両者は世間からさらなる嫌悪のまなざしを浴びるだろう。アテンダーという存在が芸能界から消滅する日は近いかもしれない。