【ダイソー】150円「積み重ね収納ボックス」でスッキリ! 使いにくい収納棚ビフォーアフター
ほとんどの家が、入居時のまま「棚板の間隔の高さ」に合わせて、モノを置きます。例えば、写真上のように大きめの箱に「ざっくり入れる」収納をすると、モノが増えやすい、散らかりやすい、在庫がわからない、見つけにくいなどの問題が生まれます。
収納棚の片付け手順.1:「ぜんぶ出してリセット」
「使いやすい収納」に変えるために、収納の中身をぜんぶ出す作業をします。入居時から棚板の位置を変えていなければ、「使いにくさ」を感じるはずです。奥行きの狭い棚は、「棚板の間隔」が使いやすさの鍵になります。
収納棚の片付け手順.2:入っていたモノの内容を、ぜんぶ見直す
モノの量が少なく「スッキリした暮らし」を目指すKさんですが、「ネット店でのまとめ買い」でストック数の多いモノもあります。また、何年も見直していなかったので持つだけで使わないモノもあります。Kさんのようにモノが少ない家でも、ぜんぶ出すことで「減らすモノ」は必ず出てきます。
収納棚の片付け手順.3:棚板の間隔を約20cmに調整、追加
高さ約180cmの空間に対して、棚板の枚数が4枚。およそ、約40cmの間隔ですから「使いにくさ」が出ます。このような「造り付けの棚」は、棚板が入居当時から3〜4枚しか用意されていません。
解決策として、引き出しケースを買う選択が多いですがNG収納です。扉を開けて、引き出しを開けるためアクション数が増えます。コスパも悪いし、使いにくい収納になるので要注意。
では、どうするのが解決策になるのか? 以下の「赤線」のように、3枚の棚板を増やせば「出し入れのアクション数が減る」とわかります。
棚板を増やすなら、ホームセンター「コーナンがお得」。アプリ会員になると木材のカットサービスが10枚まで無料になるサービスがあります。ほかのホームセンターなら、1カット30〜50円ぐらいです。
家にある棚板を外して、正しいサイズを確認しましょう。写真の用紙の赤字Bは、【横幅180×奥行25cm】の棚板を、3枚分をカットしたときのもの。多少の誤差が出るため、実寸より2mm小さくカットしています。
【収納棚】After:棚板7枚! 高さ約20cm間隔で使いやすさUP!
棚板を【約20cm間隔】で3枚から7枚に増やして、生活雑貨を収納し直しました。ポイントは、最下段に「重たくて高さのあるモノ」「液体モノ」を置くようにすること。板に負荷がかからず、災害時の危険を減らします。
そして使用した収納ボックスは、ダイソー「積み重ね収納ボックス」シリーズ。20cm間隔なら、深型ボックスの高さ16.3cmに手が入るほどの余白も残っています。