STARTO新社長・福田淳氏、スポーツ紙を排除か――記者から猛バッシング
本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! ジャニーズニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆
A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続けるオタク記者
▼前編はこちら
※この座談会は2023年12月25日に収録したものです(トカ入れる?)
「バーニングだってナベプロだって担当記者はいる」旧ジャニーズ関係者の弁
C (旧)ジャニーズが9月と10月に行った記者会見では、スポーツ紙の(旧)ジャニーズ担当記者――通称“ジャニ担”の制度まで批判されていましたよね。
B 一部の記者が騒いでただけな気もするけど(笑)。
A そっちはそっちでニュースになっていましたが。
C (旧)ジャニーズと懇意な関係にある媒体のジャニ担が優先され、自分たちの取材には応じない……という論調で、一部マスコミ関係者が怒りの声を上げていたのですが、それって当然な気もしますよね。僕はウェブメディアという、芸能界側からすれば新参というか「どこの馬の骨ともわからない連中」なだけに、面識がない中でいきなり取材のお願いをしても、当然弾かれてしまいます。これは(旧)ジャニーズに限らずですが。
A その点、スポーツ紙は昭和の時代から多くの大手プロダクションと関係を構築してきているわけで、多少の便宜を図ってもらうのは当然だと、自分のことながら思ってしまいますよ。
B (旧)ジャニーズの中の人たちだって「なんでウチだけ! バーニングだってナベプロ(ワタナベエンターテインメント)だって担当記者はいるだろ」って言ってたよ(笑)。
A 多分、企業として、懇意でないメディアの取材をシカトするというのが、今になって問題視されているんじゃないかと。
C 最近は減ってきましたけど、僕が仕事を初めた頃は、大手事務所のほうが取材依頼をしても無視や拒否をされることが多かった印象。広報が「殺すぞ!」なんて恫喝してくることまでありました。
B 殺害予告はすごいね(笑)。どこの事務所?
C ●●●●です(笑)。
B ああ~、あの人か(笑)。最近はすごく丸くなったって聞くけど。あの人もマスコミ接待のプロフェッショナルだね。選ばれた媒体の記者にだけだけど。
A むしろ最近は接待もほとんどしなくなっていますよ。繰り返しになりますが、その接待自体を報道されかねないので(笑)。
B もはや時代の流れ、衰退せざるを得ない文化なんだろうな。
C ジャニーズもなくなってしまったわけですし……。あ、STARTO ENTERTAINMENTで再出発したか。
A この呼び方、果たしていつ浸透するんでしょうね。報道でも必ず「旧ジャニーズこと……」になっています。
C 来年のこの座談会の頃には「(旧)ジャニーズ」表記もなくなってるんでしょうか。
有力事務所の幹部、超人気俳優・Mと裏風俗通いのタレコミ
C 確かに、途中からジャニー氏やジャニーズ事務所を飛び越えて、芸能界全体の問題に発展していますよね。
A 芸能界全般が「叩けばホコリの出る身」なのは間違いないです(笑)。
B 実際、タレントじゃなくて芸能事務所や社長ら幹部についてのタレコミがめっちゃ増えてる気がする。スクープっていうよりは「あいつらこんな悪いことしてるから懲らしめてくれ」っていう、個人的な恨みつらみからの依頼が多いけど(笑)。
C やっぱり世間的にはほぼ無名だった白波瀬(傑)氏(旧ジャニーズ事務所副社長、広報担当者)があんなに批判されたんだから、「だったらこの人も!」となるんでしょうね。
B そういうことだろうね。白波瀬氏はカネとオンナに関する不穏な話題はまったく聞いたことがなくて、そこは(旧)ジャニーズからすれば助かったかも。
A 多くの芸能プロ幹部が、カネとオンナのために仕事をしている感じですからね(笑)。
B そういえば、こんなタレコミがあったよ。俺は全然知らなかったから、ちょっと興奮したんだけど、連ドラ主演級俳優をごろごろ抱えている有力事務所の幹部が、2年くらい前に結婚した超人気俳優・Mと、ちょいちょい“裏風俗”に通ってるって情報がきた。
C 出てくる単語が全部強いですね(笑)。
A “裏風俗”ってなんですか?
B 正規の届けを出していない、それこそ反社がこっそりやっているようなお店ってことだね。そのお店の存在自体は確認できて、実際に事務所幹部が利用していることもわかったんだけど、肝心のMが関わっているかは裏取りしきれなかった。
C なんというか、もはや映画の世界ですね。
B 普通に考えたらあり得ない話だよね。でも、まるでないってことでもないんだよね。確かにその幹部とMは仲良しみたいだし……。幹部がお店とつながっているのもほぼ間違いないから。
A “激ヤバイニシャルトーク”みたいになってきたんで話題を変えましょう(笑)。
STARTO ENTERTAINMENTの社長・福田淳氏、マスコミから不評のワケ
C タッキー(滝沢秀明氏)のアーティスト会社・TOBEの話は最近聞きますか? SNS上だと、ファンとアンチが今でも連日抗争を繰り広げていますが、表に出ていないものが知りたいです(笑)。
B ウチは「とりあえずすり寄ってみて、仲良くしてくれそうだったら手を組む。ダメそうなら叩きまくる」ってスタンスになってるから、裏情報は聞かないな。
A スポーツ紙もそんな感じなんじゃないでしょうか。でも、TOBEのスタンスというかプロモーション展開を見ていると、(旧)ジャニーズ事務所と一緒だなって思いますよ。タッキーが平野紫耀や三宅健ら、全所属タレントを集めてスポーツ紙だけの取材会をやると聞いた時は、「完全に(旧)ジャニーズのやり方だ!」と盛り上がりました。
C TOBE発足当初、ネットで「ジェネリックジャニーズ」なんて言われていましたが、本当にその路線なんですね。
B やっぱタッキーは、(旧)ジャニーズの申し子ってイメージだし、ヘタにスタンスを変えるつもりはないんじゃないの? それはそれでいいと思うけど。
A 一方でSTARTO ENTERTAINMENTの社長に就任した福田淳氏は、スポーツ紙を取材に呼ばなかったと猛バッシングされています。主に僕らにですけど(笑)。
B ああ、そういえば福田氏のインタビューってなんか変な感じだったよね。まずは「週刊文春」(文藝春秋)の独占インタビューを受けて。
C ジャニー(喜多川)氏の性加害問題では、所属タレントにまで批判が寄せられました。それに猛反発していたファンの中には、この問題を取り上げ続けた「文春」に怒りの矛先を向ける人も少なくなかった。そういう人たちにとって、新社長が「文春」を第一優先にしたことは、少なからず複雑な気持ちになったのでは……。
B 週刊誌の俺らからすれば「まあ当然だよ」って思うけど、それにしても(旧)ジャニーズが「文春」に負けを認めたって構図は衝撃的かもしれない。
A それで福田氏は、立て続けにテレビと新聞の囲みインタビューを受けているんですが、ここにスポーツ紙が呼ばれなかったんですよ。
C 僕らウェブメディアも呼ばれていません(笑)。
B あの囲みは「社会部に向けた取材なので、エンタメ系のメディアや記者は呼ばない」って触れ込みだったんだっけ。
A そんな感じです。ただ、テレビで何度も流れていたインタビュー映像を見ると、思いっきりテレビ朝日の芸能デスクが映っていて(笑)。
B 呼んでるじゃん(笑)。
A つまり、世間に“癒着”と言われたくないから、スポーツ紙を排除したのでしょう。気持ちはわかりますが、福田氏は一部マスコミ界隈で評判が悪くなってしまいました。
C 今後はスポーツ紙も取材にも呼ばれますって。
A でも、都合のいい時だけ情報の拡散をお願いしてきて、そうじゃない時は相手にもしないって、それじゃ羽生結弦と同じじゃないですか?
B ちょっとAさん、お酒でも飲んでるんですか? 敵を作りすぎ(笑)。
(後編につづく)