東山紀之、引退前最後のディナーショーで見せた“少年隊愛”にファン感激
年内でタレント業を引退する少年隊・東山紀之が、12月21、22日に大阪・帝国ホテル 大阪の孔雀の間で『東山紀之 DINNER SHOW 2023』を開催した。東山にとっては現役最後となるディナーショーだが、SNS上のファンのレポートによると、披露した曲目など“少年隊愛”が感じられる構成になっていたそうだ。
東山は錦織一清、植草克秀とともに、少年隊として1985年に「仮面舞踏会」でレコードデビュー。86年には3人が主演を務めるミュージカル『PLAYZONE』が東京・青山劇場でスタートし、2008年まで23年間続く夏の恒例行事となっていた。
「ところが、『PLAYZONE』終了後、グループ活動は休止状態に。3人が公の場で集まる機会はめっきりなくなりました。そして、盟友の錦織と植草は、20年12月31日をもって旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)を退所。実質の解散状態となりましたが、『少年隊』の屋号は残すという異例の形をとっています」(ジャニーズに詳しい記者)
事務所にひとり残った東山は、今年9月7日に開いた事務所創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題に関する記者会見の中で、芸能界引退を表明。それまで代表取締役社長を務めていたジャニー氏の姪・藤島ジュリー景子氏に代わり、新社長に就任することを発表した。
以降、タレント業と並行しながら、被害者の救済・補償業務のみを行う会社・SMILE-UP.の社長として奔走してきた東山。タレント引退の日が迫る中、最後のディナーショーがこのほど大阪で幕を開けた。
東山紀之のディナーショーにファン感激! 「またいつか会えるよね」の声も
「参加したファンがSNSにアップしているレポートを見る限り、ウェルカムドリンクは、少年隊の持ち歌『まいったネ 今夜』(1989年)『星屑のスパンコール』(86年)の名がついた2種類から選べる方式になっていたとか。さらに、東山がステージ上で披露したのは少年隊の楽曲ばかりで、定番のヒット曲から、ファンが喜ぶようなコアな選曲もあったとのこと。途中で少年隊3人の映像も流れていたといいます。終盤で歌った『星屑のスパンコール』には『またいつか会えるよね SEE YOU AGAIN』という歌詞があるため、ファンは東山の現状と重ね合わせて、感慨もひとしおだったようです」(同)
なお、ファンがX(旧Twitter)に載せていた会場の写真を見ると、ロビ―には後輩である嵐・松本潤や、少年隊ファン有志が企画したラジオ番組『It’s SHOWTIME!』(ラジオ大阪、21年5月20日~今年9月28日まで放送)からの祝い花も届いていた様子。
初日の公演終了後、東山のパフォーマンスを目に焼き付けたファンたちは「少年隊の楽曲で埋め尽くされていて、ファンに感謝を伝えるためのディナーショーという感じだった」「ステージ上のヒガシはやっぱりキラキラしてた。ファンや、少年隊のことをとても大切に思ってくれていることも伝わった」「ヒガシが本当に素敵で……ディナーショー、最高だった」「ヒガシ、生で歌って踊りまくっていて、震えるほどカッコよかった!」などとネット上で大興奮のコメントを残している。
さらに、「またいつか会えるよね。本気で待ってる」「ヒガシ、カッコ良すぎた。ずっと待ってる!」と、表舞台への復帰を願わずにいられない人も多いようだ。
なお、東山は大阪の後、12月25、26日に東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京のボールルーム・プロミネンスでディナーショーを実施。さらに年内は、同29日に主演ドラマ2本の放送が控えており、午後7時30分より特集ドラマ『大岡越前スペシャル~大波乱!宿命の白洲~』(NHK BS/NHK BSプレミアム4K)、午後9時からは同じく主演のスペシャルドラマ『必殺仕事人』(テレビ朝日系)が続けてオンエア予定だ。引退前最後のテレビ出演作となるため、注目が集まることだろう。
惜しまれながらも、まもなく表舞台から去る東山。彼が責務を果たした暁に、ファンの願いが叶う日はやって来るのか……?