SixTONES・田中樹、兄・聖にそっくりでも「破天荒なエピソードがない」!?
C子 次の40~73ページは、高地のコーナーなんだけど……。冒頭のリード文の段階で、かなりライターさんの熱意が込められているなって感じたよ。ほら、前回のジェシーの特集もだいぶ読み応えがあったじゃん。
B美 ホントだ。導入から「どんな言葉も優しく包み込むように受け止める、高地優吾くん特有の安心感。いつも彼は仲間の意志を否定することなく、良し悪しの判断もしません」だって。それと41ページでは、ジャニーズ氏が高地に「YOUはいるだけで良いんだよ」と声をかけたエピソードが紹介されてる。確かに47ページで口を大きく開けて笑っている高地の写真を見ただけでも、その言葉の意味はわかる。
C子 前半のテキストは新人の頃の高地がいかに頼りなかったか……みたいな過去を振り返っているんだけど、写真からも伝わってくるよね。43ページ、旗を持って立っている1枚を見ても、どこか不安げな表情っぽいし。
B美 あっ! 47ページの右上の写真、歌い上げている様子の高地の前に、スゴい形相の風磨(Sexy Zone・菊池風磨)らしき人が見える(笑)。48ページあたりから、高地の顔つきが堂々としてきたというか、急にしっかりした印象だね。
C子 でも54ページだと、ケンティー&風磨がSexy Zoneに選ばれて、以降の高地の活動は「ほぼ無風状態」だったと、ライターさんから厳しい評価が……。まあ、高地も北斗と同じく、もともとはケンティー&風磨とともにB.I.Shadowで活動していたからね。「そもそもやる気を持てなかったことも加わって、アイドルとして厳しい状態が続いていました」って、高地に対して辛らつだなあ~。それだけ、このライターさんは高地のことをよく見てきたんだろうけど。
B美 そんな高地も、歌やダンスの練習を本気で頑張ったり、アクロバットはSnow Man・佐久間大介らに教えてもらったんだって。眉毛の角度もあるのか、58ページくらいからはステージに立つ姿にもすっかり余裕が出ていて、雰囲気がオラついてきた。
C子 とはいえ、62~65ページだと、SixTONESメンバーらしからぬ爽やかさがあって好青年っぽい。きょもとの友情物語も書かれているし、この2人のファンにはうれしい特集かも。あと、高地が嵐・相葉雅紀のようになりたいと話していたことにも触れていたり、グループ内での立ち位置とか、彼の人となりがよくわかるテキストだったな。これを読んだら、高地のことをちょっと好きになったもん。
田中樹の特集に登場した元ジュニアと女性アイドルとは?
B美 最後は樹の特集だね。79ページと80ページはそれぞれ座っている場面の写真か。80ページの若かりし頃と比較すると、かなりワイルドになったな~。アクセサリーのジャラジャラ具合も全然違うしね。近影の79ページの写真は、一体いくつアクセサリーつけてんの? って数えたくなるくらい、両腕と胸元がきらびやか。
C子 80ページの初々しい頃の樹は耳掛けのヘアスタイルで、襟足がカールしてる感じもキュートだよね。ただ、樹の前にいる「千野先輩」こと元ジュニアの千野葵くんにどうしても目が行っちゃう(笑)。
B美 千野先輩、懐かしい~! 82ページにも写ってるじゃん。「Jジェネ」は退所組にもモザイクをかけずにそのまま載せてくれるから、思わぬ人を発見できる楽しみがある。
C子 「Jジェネ」ならではっていうと、87ページでぱるる(元AKB48メンバーの女優・島崎遥香)の名前が出てきたのには驚いたな。前のページで、今のSixTONESメンバーや、ぱるるとかAKBの子たちが共演した映画『劇場版 私立バカレア高校』(12年公開)を紹介している流れなんだけど。
B美 しかも、「夢は自分で見つけるものよ」っていう、ぱるるの劇中のセリフまで書いてある(笑)。ライターさん、スト絡みの情報に詳しすぎでしょ。ちゃんと彼らを見てきた人がこのコーナーを担当したんだなと思うと、読んでるこっちもうれしくなるわ。それに、88ページで元Love-tune・萩谷慧悟(現在は「7ORDER」として活動)の名前も挙げてるし。樹の特集のテキストは、交友関係がメインだね。
C子 写真でいうと、99ページで樹がニカって笑っている1枚が、めっちゃ聖(兄の元KAT-TUN・田中聖)に似てるなって思った。樹のほうが華奢だけど、立ち姿といい、腰に手をあてている感じも含めて、聖っぽいなって。
B美 このあたりのテキストは母親との仲良しエピソードが載ってるね。樹はお兄ちゃんが元KAT-TUNっていうのもあって、兄弟の話は切り離せないけど……。田中兄弟の三男で俳優・田中彪の音声コンテンツのトークまで引っ張り出して、樹の人間性についてまとめる雑誌って「Jジェネ」だけでは?
C子 ホントだ(笑)。109~110ページによると、長男の一成さんが『おしゃべりひょったん』(FMふくろう)という番組の中で、「兄の聖を見てるから、学習して普通すぎるぐらい普通の子」「兄弟で焼肉行っても絶対焼いてくれる」「破天荒なエピソードがない」って、いかに樹が真面目かを語っていたみたい。
B美 ヤンチャでガラが悪いように見える写真と、テキストのギャップがスゴいよね。この見た目で母親のことを「ママ」って呼ぶし(笑)。今回、「Jジェネ」で取り上げられている3人の中で、樹は見た目と内面に一番ギャップがある人かもしれない。
C子 ちなみに、次の「Jジェネ」24年2月号は、なにわ男子・道枝駿佑、西畑大吾、長尾謙杜をクローズアップするんだって。こうやって1人ずつを深掘りしている構成だと、よりその人のことが知れていいよね。次号も楽しみ~!