Snow Man・目黒蓮、向井康二とは「真逆」？　ドラマ撮影現場での“居方”語る

　Snow Manメンバーがパーソナリティを務めるラジオ『不二家 presents Snow Manの素のまんま』（文化放送）。12月14日放送回には、目黒蓮と向井康二が出演し、各々のドラマ現場での“居方”について語ったほか、目黒が『第15回TAMA映画賞』の「最優秀新進男優賞」を受賞したことに触れる場面があった。

　来年1月9日深夜スタートのSexy Zone・中島健人主演ドラマ『リビングの松永さん』（フジテレビ系）に出演する向井。同作は、堅物でアラサーのデザイナー・松永純（中島）とヒロインの女子高生・園田美己（高橋ヒカル）が繰り広げる、シェアハウスを舞台としたラブコメディー。向井はシェハウスのメンバーで、陽気かつ女性に優しいバーテンダーの鈴木健太郎を演じる。

　今回、番組には“人見知り”だというリスナーから、「役柄も明るくて陽気で女性に優しいなんて、向井康二さんにぴったり」「いろんなお仕事をされる向井さんは、どのように人との距離を縮めてますか？」と質問が寄せられた。

　それを受け向井は、大事なのは「“入口”やと思うで。ドアを開けたときの表情が一番残ると思うから」と持論を述べ、「おはようございます」という“あいさつのトーン”の違いひとつで、相手に与える印象が変わると説明。その上で、「ちょっと仲良くしたいなと思う人がいるなら、入口を頑張って、背伸びするぐらいがちょうどいい」と、最初のあいさつを頑張ってほしいとアドバイスを送った。

　また、目黒から「撮影現場とかはどうなんですか？」と聞かれた向井は、「盛り上げちゃうね」「健人とはね、よくしゃべるからツッコんであげてる」とドラマ現場での様子を告白。1対1で話すのではなく、ほかの共演者や周囲の人も巻き込んでみんなとコミュニケーションをとるように心がけているという。

　そんな向井に目黒は、「自分の役として、『この役の方とはコミュニケーションとってたほうがいいな』とか（ある？）　例えば、ライバルだからちょっと一定の距離を保っていたほうがお芝居しやすいとか……」と質問。向井は「あんまりそこらへんは気にしない」といい、撮影開始時に「カチンコの音がしたら切り替える」のだとか。カメラが回り、セリフを話すことで、自然と役柄に入っていくタイプのようだ。

　一方、「俺は真逆」という目黒は、「器用じゃないから、ちゃんと距離感をはかってそれをお芝居に生かす」派で、役柄によっては裏でも共演者との距離感に気を付けているそう。向井からは「それも器用だけどね」と言われていた。

Snow Man・目黒蓮、トロフィーは「一個一個大事にして、おうちに飾ってあります」

　そんな目黒は、昨年12月公開の映画『月の満ち欠け』に出演し、今年3月公開の『わたしの幸せな結婚』では主演を務め、『第15回TAMA映画賞』（22年10月から23年9月に一般劇場で公開された作品及び監督・キャスト・スタッフが選考対象）では、最も飛躍した新人俳優に送られる「最優秀新進男優賞」を受賞。11月25日には、都内で行われた授賞式に登壇した。

　そこで、向井が「トロフィーとかどうしてるんですか？」というリスナーからの質問を読み上げると、目黒は「俺ね、今年思ったんだけど、トロフィーをいただいたときに、重いんですよ。やっぱり」とコメント。「なんで重いのかなと思ったときに、ここまで何カ月も何カ月もみんなで一生懸命作り上げてきた作品の重さなんだ」と感じたとか。

　ほかにも、『月の満ち欠け』で『第46回日本アカデミー賞」の優秀助演男優賞、新人俳優賞を受賞したり、昨年10月期放送の出演ドラマ『silent』（フジテレビ系）でもさまざまなドラマ賞に輝くなど、多くの賞状やトロフィーを手にした目黒は「一個一個大事にして、おうちに飾ってあります」と明かした。

　目黒の言葉に向井も、「Snow Manでミリオンとか達成したときにも、トロフィーとかいただける」「ああいうのも本当重いよね。ファンのみんなの気持ちも乗っかってくるわけやからさ。確かに、その重さは感じました」と同調し、あらためてファンや周囲の支えに感謝していたのだった。

　この日の放送に、ネット上からは「康二くんのコミュニケーション術勉強になる」「めめこじの撮影現場での居方、個性が出ていて面白い」「トロフィーの重さを、物理的な重さではなくて皆んなで頑張ったものだって言う目黒くん大好き」などの反響が集まっていた。