Sexy Zone、新曲初日売り上げが前作から2万枚ダウン! ドーム公演のチケットは「無料」配布?
Sexy Zoneのニューシングル「人生遊戯」が、12月12日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で、初登場1位に輝いた。2位とは10万枚以上もの差があるため、週間ランキングでの首位獲得は確実とみられるが、初日売り上げは今年9月リリースの前作から約2万枚ダウンしている。
今作は、初回限定盤A・B(CD+DVD)、通常盤(CD)の3形態でリリース。表題曲「人生遊戯」は、Sexy Zoneメンバー・菊池風磨主演の10月期ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある』(日本テレビ系、以下『ゼイチョー』)の主題歌に起用されている。
そんな「人生遊戯」は発売初日に14万4,592枚を記録し、「オリコンデイリーシングルランキング」1位に。続いてランクインした、ハロー!プロジェクトの女性アイドルグループ・アンジュルムの「RED LINE/ライフ イズ ビューティフル!」は3万7,511枚と、2位に大差をつけた。。
なお、Sexy Zoneの前作「本音と建前」(9月20日発売)の売り上げは、初日16万6,284枚、初週22万6,017万枚をマーク。これに比べ、「人生遊戯」は初日時点で2万1,692枚数字を落とした。
「今作が主題歌になっているドラマ『ゼイチョー』の視聴率も芳しくありません。初回は世帯平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートし、2~4話では6%台まで上昇したものの、5話から最新の8話(12月9日放送)は再び5%台を推移。ドラマによる宣伝効果はほとんどなかったといえるでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
Sexy Zone、ドームツアー福岡公演のチケットが「無料」配布される
一方で、Sexy Zoneは今月から福岡、大阪、東京をめぐる3大ドームツアー『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 Chapter Ⅱ in DOME』がスタート。12月2・3日は福岡 PayPayドームでライブを2公演行ったが、ネット上では衝撃的な価格でチケットが転売されていたという。
「ファンクラブのチケット料金は、9,500円(税込)です。しかし、チケット売買サイトにおいては公演の1週間以上前から“ワンコイン”にまで下がっていました。さらに開催前日や当日になると、SNSには『お譲り先を探しています』と、チケット譲渡を呼びかけるポストが複数投下され、中には『無料』で譲る人も。なかなかチケットが捌けず、投稿者は“空席を作りたくない”という思いから、無料配布に至ったのかもしれません」(同)
ただ、福岡公演のチケットが余っていた背景については、会場の立地の問題も関係しているようだ。
「福岡 PayPayドームは、最寄りの福岡市地下鉄唐人町駅から徒歩約15分かかるなど、交通の便があまりよくないんです。今回、2日は午後5時、3日は午後4時開演でしたが、終演後は公共交通機関の混雑が予想されますし、公演時間を2時間半とすると、遠征組は飛行機の最終便や新幹線の終電時刻に間に合わない可能性もあり、日帰りだとかなりハードスケジュール。こういった事情もあり、福岡公演は定価割れが続出してしまったのでは」(同)
とはいえ、福岡公演だけでなく、16・17日に控える京セラドーム大阪公演も、現在かなり安値でチケットが出品されている。一部チケット売買サイトを見てみると、最高額は6万円の一方で、最安値は1,700円台。14日時点ですでに「取引中」もあるが、2,000円台で買い手がついていないチケットは多数存在する。このほか、別のサイトだと最低300円、最高12万円で出品されていた。
こうした中、SNS上では「大阪公演、チケットを定価以下でお譲りしまくっているけど、まだ残ってる」「大阪公演、なんでこんなに相場が安いの?」「すごい良いグループなのになぁ」と嘆く声も。開演間近になって、福岡公演と同じく無料配布が多発する可能性もありそうだ。
今年10月5日、Sexy Zoneはグループ名を変更する方針であると発表。現段階で新たな名前は明らかになっていないが、心機一転のタイミングでグループが勢いづくことを期待したい。