関ジャニ∞、Aぇ! groupファン動揺! FANTASTICSら4組が大阪万博のサポーター就任で気になる今後
2025年4月13日~10月13日にかけて、大阪・夢洲で開催予定の『2025年日本国際博覧会(EXPO 2025 大阪・関西万博)』(以下、大阪万博)。去る11月30日に『大阪・関西万博開幕500日前イベント~いよいよ入場チケット販売開始イベント』が行われ、芸能事務所・LDHに所属するグループ4組が、大阪万博のスペシャルサポーターに就任したことが明らかになった。これまで大阪万博の関連イベントには、旧ジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)のグループが参加してきただけに、この展開にファンは衝撃を受けているようだ。
大阪万博まで500日となった11月30日、ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBE、タレントのファーストサマーウイカらがイベントに登場。同日、FANTASTICSは同じ事務所のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEらとともに、万博の応援団としてプロモーション活動に協力するスペシャルサポーターに就任したという。
同日、大阪万博の公式サイトにアップされたプレスリリースによると、BALLISTIK BOYZ・砂田将宏と奥田力也は大阪出身だそう。彼らが抜てきされたスペシャルサポーターの役割については、「多くのファンや支持層を持つ方・団体・キャラクター等が、その発信力を活かして本万博の魅力や理念への共感を伝えていただく、“大阪・関西万博の応援団”です。今後も、スペシャルサポーターにさまざまな方が加わり活動いただく事により、本万博の関心層を拡げていきます」(原文ママ、以下同)という説明も記載されている。
大阪万博、LDH勢の起用に関ジャニ∞&Aぇ! groupファンが動揺
これを受け、旧ジャニーズファンたちはSNS上で複雑な胸中を吐露。というのも、関ジャニ∞は公益財団法人 大阪観光局の任命により、2018年4月から「大阪観光シンボルキャラクター」を務めているからだ。
就任当時、「西日本新聞」のウェブ版記事(18年4月3日付)では、関ジャニ∞の役割について「来年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会や2025年の国際博覧会(万博)誘致活動を見据え、大阪や関西の情報を発信する役割を担う」と伝えていた。昨年5月、メンバーの村上信五は、『関ジャニ∞村上信五さんと万博を知り 2025万博を考えようTALK EVENT』と題したオンラインイベントにもキャスティングされている。
「また、関西ジュニアのAぇ! groupは、21年4月より関西ローカルのバラエティ『関西ジャニ博』(MBS 毎日放送)で、25年の大阪万博に向けたロケを行ってきました。さらに、昨年7月に大阪万博の『1000日前イベント機運醸成応援団』として、開幕1000日前イベント『1000 Days to Go!』にも参加。今年3月のファッションイベント『第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER』では、大阪万博とのコラボステージ『EXPO 2025 SPECIAL STAGE』にシークレットゲストとして登壇し、万博公式キャラクター・ミャクミャクとステージ上で共演しました」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、『関西ジャニ博』は旧ジャニーズ創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題の影響で、今年10月21日深夜放送回から『Aぇ!!!!!!ゐこ 関西を盛り上げろ!全力調査バラエティ』という番組名に変更。しかし、Aぇ! groupとお笑いコンビ・よゐこが「関西を盛り上げる」べく、さまざまなことを全力で調査するといったコンセプトは継続している。
こうして、旧ジャニーズの関ジャニ∞やAぇ! groupは地元で開催される大阪万博の“応援団”ともいえるポジションについていただけに、LDH勢の起用を受けて、ネット上の一部ファンは「大阪万博のサポーター、いつの間にかLDHになってる」「LDHのグループは何か大阪にゆかりあるの?」「旧ジャニーズ枠がLDHに回されたってこと? モヤモヤする……」などと動揺。
とはいえ、男性デュオ・コブクロは大阪万博公式アンバサダーを務めており、オフィシャルテーマソング「この地球ほしの続きを」を手掛けている。そのため、「『関西の旧ジャニーズグループが大阪万博から外された』ってキレてる人いるけど、LDH以外の芸能人もサポーターをやっている」「関ジャニ∞が大阪観光シンボルキャラクターで、Aぇ! groupは1000日前イベント機運醸成応援団。LDHはスペシャルサポーターだから、外されたわけではないと思う」との指摘も。
吉村大阪府知事、関ジャニ∞に「今後も頑張ってもらいたい」とコメント
なお、旧ジャニーズが9月7日に性加害をめぐる記者会見を開いた後、大阪府・吉村洋文知事が同13日に府庁で囲み取材に応じた際、タレントの起用について言及している。
「『デイリースポーツ』ウェブ版の記事(13日配信)によれば、記者から関ジャニ∞らのイベント出演について『今後の起用方針に変わりはないか?』と質問を受けた吉村知事は、『まず、大阪(・関西)については、村上さんを中心とした関ジャニ∞さんの大阪を盛り上げようという好意で成り立っているものだと思っています。タレントさんは一生懸命頑張ってくださっていますので、今後も頑張ってもらいたい』とコメント。ジャニーズサイドがどういった改革を進めていくのか、『注視していきたい』と述べていました」(同)
周知の通り、その後ジャニーズは社名変更を決断し、現在は被害者への補償業務のみを行う会社「SMILE-UP.」へと生まれ変わった。タレントとの契約に際しては、新たにエージェント会社を設立する運びだ。
こうして新体制へと移行している最中の旧ジャニーズだが、今後、大阪万博とはどのように関わっていくのだろうか?