KinKi Kids・堂本光一、「もう無理だよ」『帝国劇場2024新春公演』演出オファーを断っていた
KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が11月27日深夜に放送され、この日は堂本光一が登場した。
光一といえば、2024年1月1日から27日にかけて帝国劇場で行われる『帝国劇場2024新春公演』のスーパーヴァイザーを担当することが発表されている。この日、番組でこの話題になった光一は「この話をね、もらった時にまずは演出という形で話が来たんですよ」と明かした。
一方、光一自身は「ていうか実際やるのか? やらないか? みたいなところ。ある意味ね」という問題もあったそうで、公演開催の是非を含めた話し合いも行われたという。その後、公演が決定したというが、自身が演出を担当することに対しては「もう無理だよ、物理的にね」ときっぱり。
光一自身、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の福岡公演と大阪公演が1月と2月に控えており、さらに12月、1月にはKinKi Kidsのコンサートも行われることから、「そんなスケジュールなので、そうなると全然演出家として、演出として自分が携わってあげられないですよね、物理的に時間が」と明かした。
そのため、光一は「お願いされるのはうれしいですが、そんな状態で自分が演出家っつってやるのはそれは失礼にあたるので、演出家を僕は名乗れませんって話をさせていただきました」と演出のオファーを断ったとのこと。しかし、「何かお手伝いをしてほしい」と頼まれたため、「スーパーヴァイザー」という形に落ち着いたという経緯のようだ。
舞台にはジュニアのHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者らが出演することが発表されているが、光一は「みなさんご存じのとおり、今われわれに求められてることは、それこそグループもそうだし、個人もそうだし、自分で自分たちのことをしっかりプロデュースできるようになっていかないといけないところになってますよね」と事務所の騒動についても暗に言及。
その上で、出演するグループのメンバーたちに「彼らにオムニバス形式で、例えば20分なら20分、それぞれが帝国劇場っていう箱を使ってどういった表現をしたいのか、何がしたいのかっていうのを自分たちでまずは考えなさいっていう話をしました。どういったショーが作れるのか。で、それをオムニバスとしてお届けする……それぞれ自分たち一人ひとりが演出家なんだよ、って彼らには伝えました」と出演者自身が演出も務めるよう指導したという。
自身のスーパーヴァイザーという役割については、「内容ももちろんサポートしてあげなければいけないんだけど、彼らが輝ける場所としてその場所を作ってあげるっていうのが、スーパーヴァイザーとしての役割かな、というふうに思ってますね」とのこと。「だからスタッフとの架け橋だったりだとか、スタッフもいっぱいね、いろいろたくさんあるので、そのセクションとの架け橋をしてあげたりだとか、っていうのが自分の役割かな、と思っております」と話していた。
この日の放送にネット上からは、「これはまさに光一さんだからこそできること」「こんな上司がほしい」「光一さんの責任感、こういう感覚でいるところ好き」といった声が集まっていた。