関ジャニ∞・大倉忠義が考案の“パコギン体操”とは? テレビ披露も自虐のワケ
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。11月20日深夜の放送では、俳優・山内圭哉をゲストに迎え、関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。
今回の収録にあたり、作家・中島らもが主宰した劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」出身で、アドリブ芝居を知り尽くしているという山内は「役者なんて、人柄っていうのがどうしてもお芝居で出ますし。その楽しさと恐ろしさを見てくださってるみなさんに楽しんでいただけたら」と意気込んだ。
そんな山内が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「訳あり文豪BAR」。出演は、横山裕、村上信五、大倉忠義の3人。安田章大と丸山隆平は、別室でモニタリングを行った。
物語の舞台は、山内が店主を務める、一流の文豪が集まる秘密のバー「文豪BAR」。村上が演じるのは、サスペンス小説が累計発行部数8,000万を超えるレジェンド文豪。横山は恋愛小説では右に出る者はいない、ノリに乗っている5年目の作家に扮し、大倉はそんな2人に連れてこられた作家の卵を担当することに。
山内が「村上さんは、サスペンスなのに、なんでもかんでもポエムにする癖が(ある)」「横山さんの言葉の癖は、言っちゃいけないことを言っちゃう」「(大倉は)意味のないオノマトペ入れていく」など、それぞれのキャラクター設定を追加していき、3人はすぐさま対応。
横山は早速、「言っていいですか? ハゲてますね」と山内に投げかけ、山内は苦笑いしつつ「それ(バーに)来ると必ず言うじゃないですか」と返答。村上は「ハゲとは光だよ」とポエム風につぶやきながらフォローした。
関ジャニ∞・大倉忠義、即興でオリジナルの“体操”披露
そんな中、作家でもある山内が、小説の新人賞に応募するも落選したことを報告。その作品は、横山と大倉にも事前に読んでもらっていたとのこと。選考委員を務めた村上は、落選理由について「ちょっと複雑すぎる」と説明したものの、村上の最新作が山内の応募作品と酷似していることが判明。山内は村上の盗作を告発すると宣言し、ブレイクタイムへと移った。
そして、山内が20年来の付き合いだという劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」主宰の劇作家で演出家かつ俳優の長塚圭史とその後のストーリーを練り直し、第2幕へ。
物語は5年後に移り、盗作を告発された村上は業界から姿を消し、山内のバーでバーテンダーとして働いていた。一方、山内は一躍スター作家となり、村上に新作のトリックを考えさせるなど、完全に立場が逆転。また、山内は横山と大倉の2人が盗作に関与していたことは告発しなかったため、2人は山内に頭が上がらなくなっていた。
大きく変化した4人の関係性に、別室の丸山は「うわ、立場変わってる。嫌だなこの感じ……」とポツリ。そんな中、山内は大倉に「サブスクで曲出したんでしょ? オノマトペ体操? ヒットしてるんでしょ? ちょっと聞かせてよ」とむちゃぶり。大倉は戸惑いつつ「ピンポンパンでパコパコ! ギュンギュンいったらギンギン! パコパコギンギンパコギン体操!」と即興で歌を披露し、「何がいいんですかね?」と自虐した。
その後、村上はいいように使われている恨み、横山は山内の作品は実は村上の案ということを秘密にしている罪悪感、大倉はむちゃぶりされ、いじられることへの恨みなど、3人は山内に対して不満を抱くように。
ナレーションでは、「男の我慢は限界を超える寸前だった。今日、山内の態度次第では殺してしまおうと考えていた。この店に来た男のポケットには毒薬入りの注射器が入っている……」と新たな設定が追加された。
すると横山は山内に、「(盗作を)やられたからやり返すっていうのも違うかなって。僕らも内緒にしているのがつらいかなって」と思いをぶつけ、大倉が「もうこんな空気やめません?」と止めに入った。そして、「自分、ちょっとさっきの体操踊りますわ」と立ち上がり、「ピンポンパンでパコパコ! ギュンギュンいったらギンギン! パコギンパコギン……」と歌い踊りながら、山内に徐々に近づき、注射器を刺したのだった。