なにわ男子の新曲「I Wish」、売り上げ大健闘? 発売2日間31万枚で前作の記録上回る
なにわ男子のニューシングル「I Wish」が、11月14日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で首位に初登場。なにわ男子といえば、先日はメンバー・高橋恭平の熱愛報道が出たばかりとあって、一部で売り上げ低下を心配する声も上がっていたものの、15日までの累計記録では“前作超え”を達成した。
今作は、初回限定盤1・2(CD+DVDまたはBlu-ray)と通常盤(CDのみ)の3形態でリリース。「I Wish」は女優・広瀬アリスが主演を務め、なにわ男子メンバー・道枝駿佑が出演中の10月期連続ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)の主題歌に起用されている。
14日付のランキングによると、発売初日は26万7,518枚を売り上げて1位を獲得。今作同様に3形態展開だった今年9月発売の前作「Make Up Day/Missing」の初日売り上げは24万367枚だったため、2万枚以上も差をつけて上回った。
「ただ、前作はその前のシングルから売り上げが大幅にダウンしていたんです。なにわ男子は、デビュー曲『初心LOVE』(21年11月発売)が初日時点で50.3万枚を記録するロケットスタートを切り、以降の作品は初日30万台をキープ。しかし、9月リリースの5枚目『Make Up Day/Missing』は、3月発売の4枚目『Special Kiss』の初日35.8万枚から10万枚以上数字を落としました。その一因とされているのが、相次ぐメンバーの女性スキャンダルです」(ジャニーズに詳しい記者)
というのも、なにわ男子は8月と9月に連続で“文春砲”をくらっている。8月、「週刊文春」(文藝春秋)は西畑大吾と読売テレビアナウンサー・足立夏保の熱愛をスクープ。続いて、長尾謙杜が元AV女優・三上悠亜と親密な関係になり、Kis-My-Ft2・千賀健永を含めた“三角関係”に発展していると伝えた。
そして、11月8日配信のニュースサイト「文春オンライン」と、9日発売の「週刊文春」は、なにわ男子・高橋とタレントで女優・黒木ひかりの熱愛を報道。立て続けに女性スキャンダルが報じられたことに、ネット上のファンからは「プロ意識の低さにあきれた」「危機感がなさすぎる」とメンバーに対してシビアな反応が多く寄せられていた中でのリリースとなった。
なにわ男子の新曲「I Wish」、売り上げが「大健闘」といえるワケ
「長尾の記事が出た直後に発売された『Make Up Day/Missing』は、売り上げがかなり下落しましたから、今作についてもファンの間では売り上げダウンが懸念されていました。しかし、ふたを開けてみれば『I Wish』は大健闘。実は、前作は、『@Loppi・HMV限定』の先着購入特典として、初回限定盤1・2、通常盤の3商品ごとに異なる購入特典をプレゼントするキャンペーンを実施していたんです。“HMV盤”がなかった『I Wish』は、もう少し売り上げが下がってもおかしくなかったんですが……。ネット上の一部ファンからは『HMV特典がなくて、そこまで売り上げが変わらないは良いこと』と前向きなコメントも見受けられました」(同)
両作の2日目時点の売り上げデータを比較すると、「Make Up Day/Missing」は初日24万367枚、2日目が6万7,930枚で合計30万8,297枚。一方、「I Wish」は初日26万7,518枚、2日目で4万6,415枚を売り上げていたため、合計31万3,933枚となっている。
なお、前作の初週売り上げは39.4万枚だったが、「I Wish」はこの記録を塗り替えることができるだろうか?