暮らし
[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター
キッチン収納はニトリの「スチールラック」が正解! プロが教えるポイント7選
2023/11/14 17:00
汚家をまるごと片付けます! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」クライアントは、筆者(伊藤まき)の「実家」です。ゴミ屋敷化した一軒家を処分して、中古マンションへと引っ越しました。ただ、築30年のマンションはカビだらけ……。30年分の汚れを、見えにくい裏側まで一掃していく様子をお伝えします。
今回はキッチン。湿気による臭いやカビはもちろん、全体的な黄ばみと汚れが強いので明るく清潔な印象に変わるよう自力でクリーニング。掃除をあまりしない住人でもキレイを維持しやすい、「汚れ防止」と「キッンボードの収納」をまとめます。
キッチンの壁紙と床材はリフォーム
壁紙と床材はリフォーム業者に頼みました。明るく清潔な印象を作ることと、汚れがたまりやすい凹凸が多いデザインを避けて壁紙と床材を選びました。汚れを目立ちにくくしたいなら、「グレーのまだら柄」が良いそう。ただ今回は、部屋の明るさを優先して白を選びました。汚れやすさが目立ちやすいので、「汚れを抑える」処理をします。
【キッチンの汚れ防止1】床材を守る「チェアマット」を使う
ラグマットやタイルカーペットを使う方法もありますが、退去時に処分しやすいサイズで1,000円以下で済むPVC素材の「チェアマット」を敷きます。
滑り止め付きで、濡れた雑巾で拭くこともできるのでお手入れが簡単です。また、自由なサイズにカットすることも可能。大きな家具と家電による床の傷や凹み防止用のPVCシートも存在しますが、予算が高いので、今回は冷蔵庫や食器棚の下もこちらを使いました。