「ドラマ現場で恐れられる存在」世間とのギャップが大きい“優等生”女優とは?
昨今のドラマ界を席巻し、好感度も抜群の人気女優について、業界関係者から「実は現場ではトラブルメーカーとして知られている」という話が聞こえてきた。
その女優は、波瑠――この1年で見ても、4月期の『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)、7月期の『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)と2クール連続で民放連ドラに出演し、長らく人気女優の地位につけているが、特にファッション関係者の間では「身内にほど当たりが強く、恐れられる存在」「世間の印象とのギャップが大きい」などとささやかれているそうだ。
ネット掲示板などではよく「あの人気タレントは性格がキツイらしい」「あの大物芸能人は横柄で、よく現場スタッフを困惑させているそう」といったうわさが飛び交っているが、そこに波瑠の名前が浮上することはほぼ皆無だろう。
「波瑠はファッション誌でモデルとして活動する中、演技仕事が徐々に増えていき、2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに大抜てき。その後、NHKをはじめ、民放の連続ドラマにも多数出演するようになりました。しかも、これまで大きなスキャンダルがない彼女は、まさに“優等生”であり、負のイメージを抱く人はほとんどいないのでは」(スポーツ紙記者)
またバラエティ出演時に見せる姿も「非常にさっぱりしていて好感度が高い。老若男女に愛される人柄」(同)だという。
「共演相手がたとえ大物でも、媚びるような言動は一切見られない。また、彼女は旧ジャニーズタレントとのペア出演が多いものの、変にベタベタすることもないので、彼らのファンからも好感を持たれています。恋愛ドラマで旧ジャニーズタレントの相手役を務める場合も、『波瑠なら安心』と思われているようです」(テレビ局関係者)
そんな波瑠だが、一部業界関係者の間では、スタッフへの当たりの強さが問題になっているというから驚きだ。
波瑠の担当ヘアメークが“降板”していた?
昨年、ある作品の撮影現場で、長い間にわたって波瑠の担当ヘアメークを務めていた人物が“降板した”という話が駆け巡ったという。
「双方の間で何らかのトラブルがあったようです。といっても、本人に何があったのか聞けるはずもなく、周囲のスタッフも言葉を濁すばかりで、真相は藪の中でしたが、ある事務所関係者は、『波瑠のダメ出しがキツすぎたため、ヘアメークが辞めてしまった』と暗に認めていました」(同)
ともすればパワハラ騒動となりかねない話だが、それでも波瑠へのオファーが絶えないのは、数多の女優の中でも「特別な地位を築いているため」(制作会社スタッフ)といわれている。
「長年、主演級女優としてのポジションを維持していられるのは、彼女が出演するドラマは『大コケしない』と評判だからなんです。今年4月期に主演した『わたしのお嫁くん』は、フジの水曜夜10時枠での放送で、ここはかねてから“死に枠”といわれ、同1月期の『スタンドUPスタート』、昨年10月期の『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、単話最低視聴率で2%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど低迷。そんな中、『わたしのお嫁くん』は全話平均視聴率5.6%と大健闘しました」(同)
こうした実績もあってか、波瑠はドラマの企画段階で「主演女優候補の2~3番目以内には必ず名前が挙がる。あらゆる局から重宝される存在」(同)だという。
今はまだごく一部で物議を醸しているだけの波瑠と身内スタッフのイザコザだが、今後何らかのきっかけで大々的に表面化してしまうことはあるのだろうか。