TOKIO・松岡昌宏、「人を許すと自分が楽になる」――疎遠だった友人との再会の予定明かす
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。11月5日放送回では、疎遠になったかつての友人に連絡を取ったことを報告した。
松岡は普段、面白い出来事があるとラジオで話すべくメモを取っているそう。そして、ネタ帳につづられた言葉の中から、「人を許すと自分が楽になる」との一文を紹介し、「ああー」と何かを思い出したようにつぶやいた。
続けて、「これはね、友達とも話をしてたんですけど……」と、その言葉をメモした経緯を話し始め、「縁が切れてしまった人間」「ケンカじゃなくて、自分に対して起こされて、理不尽なことを。それでまあ、付き合いをやめた」人が何人かいると告白。
疎遠になったときの心境について「自分が受けた悲しい出来事。悔しかったでしょうし、なんでこんなことされるんだって」と振り返りつつ、今年に入ってそのうちの1人に電話をしたとも明かした。
相手は「めちゃめちゃ仲良く遊んでたんだよね。すごくやっぱり楽しい時間を過ごしててさ。お互い若かったし、一番楽しかった時期ってのは、だいたいそいつと一緒にいたんだよね」と説明。かなり親しい間柄だったといい、1人で酒を飲みながら過去を思い返しているうちに「『ちょっと電話してみっかな』みたいな。『何してんだろなアイツ』」と思いたち、電話をしてみたそう。
突然の松岡からの連絡に、相手は「どうしたの?」「電話くれると思わなかった」と驚いていたといい、松岡が「元気か?」と質問しながら、お互い近況などを報告。さらに、松岡が「今度一回、ちょっとメシでも食うべ」と食事に誘ってみたところ、相手は「なんで? 怒ってんじゃねえの?」と戸惑いの反応を見せたとのことだった。
TOKIO・松岡昌宏、相手を許した自分を「『いいな』と思った」
松岡は、「怒ってるけど、なんか一回それは置いといて。メシ食って飲もうぜ、っていう気分になったのよ、俺が」と説明しつつ、「それで電話を切ったとき、なんかね、すごく、なんていうんだろうな? ちょっとね、肩の荷が下りたつったらおかしいんだけど。楽な気分になれたのよ」と表現。
続けて、「イヤで別れちゃったけど、なんか『いいよお前、あの件はとりあえず許すから、一杯飲もうぜ』って言えた自分」について「『いいな』と思ったんだよね」と語ったのだった。
そして松岡は、「付き合いやめるぐらいだから、それ相当のことをされてさ。向こうもそれわかってて、謝ってきたんだけど。許すキャパシティが自分の中になくて疎遠になっちゃった」とあらためて当時を回顧。時間がたった今、食事に行く約束をするまでになったことが「なんかね、うれしくて」としみじみ語り、「今度会って、メシ食ってこようと思うんだ」と、再会の予定を立てたことをリスナーに報告したのだった。
松岡は最後に「ケンカは“両成敗”だから。許すも許さないもないじゃんか。でも、騙す・騙されたってのはまた、ちょっと話が変わってくるからさ。深くは話さないけど」としながら、「人を許せるって、いいなって」と発言。確執があった相手と「話すことができて、なんか良かったなって、すごい思いました」と心境を明かしつつ、「これはラジオで話してもいいことかなと思って(メモに)書いてますね」とリスナーに報告していた。
この日のトークを受け、ネットでは「マボメモ取ってるのすごい」「人を許す話に涙出そうになった」「人を許すと自分が楽になる。メチャわかる」「許せない・許さない気持ちを持ち続けてることのほうがしんどかったりするのかもね」「許したことで、まぼちゃんにとってプラスになるといいな」といった声が寄せられていた。