斉藤由貴、警察沙汰の不倫騒動――出演中の『いちばんすきな花』どうなる?
11月2日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、女優・斉藤由貴の“警察沙汰”騒動を伝えている。斉藤は現在、フジテレビ系「木曜劇場」枠で放送中の連続ドラマ『いちばんすきな花』に出演しており、「文春」では同作への影響も懸念されているが……。
斉藤は2017年8月、「文春」によって50代医師・X氏との“ダブル不倫”をスクープされた。さらに、翌月には「フラッシュ」(光文社)が、斉藤とX氏の“キス写真”などを掲載。一連の報道により、斉藤は起用が発表されていた18年のNHK大河ドラマ『西郷どん』の出演を辞退し、2社あったCMも降板したが離婚には至らず、半年ほど休養したものの女優としての活動も順調に継続している。
「現在出演中の『いちばんすきな花』は多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務める注目作。昨年10月期に業界内外で話題を呼んだドラマ『silent』(フジテレビ系)のプロデューサー・村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組んでおり、ドラマファンの期待も大きい。斉藤は、今田演じる深雪夜々の母親・沙夜子役に起用されていて、いわゆる“毒親”の演技で視聴者を引き込んでいます」(芸能ライター)
『いちばんすきな花』脚本家が「出演シーンカットを承諾するとは思えない」
そんな中、今月2日発売の「文春」は、斉藤がX氏のクリニック前で泣き叫び、警察も駆けつける事態になっていたと報道。同誌の取材に対し、斉藤はX氏との不倫関係が続いていることを否定したが、すでに離婚しているX氏は「斉藤さんは僕になついている」などとコメントしたという。
「『文春』には、斉藤の『いちばんすきな花』の出演シーンがカットになる可能性もある……といった“ドラマ関係者”の証言も掲載されています。しかし、この点についてはマスコミ界隈から疑問の声も。フジテレビは同ドラマに『silent』並みのヒットや社会現象を期待しているでしょうし、それだけ気合いが入っているとみられるため、不倫騒動の影響だけで脚本を変えることはしないはず。もしフジ側がそれを望んだとしても、脚本の生方氏は、その作家性で高評価を得ている人物だけに、出演シーンのカットを簡単に承諾するとは思えません」(スポーツ紙記者)
一方、6年前に起こった不倫騒動以降の斉藤の活動に鑑みても、「今回もそこまで彼女の仕事にダメージはないのでは」(同)という声も。
「あらためて考えると、斉藤とX氏の不倫騒動は、近年稀に見るショッキングな内容でした。最初に『文春』で不倫疑惑を伝えられ、両者とも関係を否定したものの、その後に『フラッシュ』にキス写真、さらには“X氏が斉藤のものとみられる下着を頭からかぶっている写真”まで流出してしまった。業界内外で騒然となり、本人たちも不倫を認めざるを得なくなるという最悪の展開になりましたが、それでも斉藤はドラマに映画、CM、さらには歌手として普通に活動できています」(週刊誌記者)
ベッキーに唐田えりか、不倫騒動でイメージが悪化する女性タレントのパターン
もともと“魔性の女性”というイメージが強かったせいもあるのか、「斉藤なら今回の『文春』報道も乗り越えていけるはず」(同)とのこと。
「それに、不倫騒動でイメージが悪化する女性タレントというのは、基本的に『既婚者男性と深い仲になった未婚の若い女性』。ベッキーや唐田えりかがその例ですね。一方で既婚の中年女性が不倫しても、そこまで騒がれない印象もあります。しかも斉藤の場合、子どもたちは全員18歳以上ですし、『子どもがかわいそう』という批判も見られません」(同)
『いちばんすきな花』関係者の中には、ドラマ内容の改編が行われるのではないかとハラハラしている者もいるだろうが、斉藤自身は何事もなかったかのように今の順調さをキープし続けそうだ。