サイゾーウーマン美容・健康洗い流さないトリートメントの使い方 美容・健康 毛髪診断士インタビュー 毛髪診断士に聞く「洗い流さないトリートメント」の使い方! ミルクとオイルの重ね塗りがおすすめ 2023/11/01 14:21 齊藤あき(パーソナルビューティープロデューサー) 美容 写真ACより メイクやファッションと同じくらい、ビジュアルに影響を与える「髪」。スタイルはもとより、髪の毛自体の美しさでも、見た目の印象が大きく変わるだけに、さまざまなヘアケアグッズを揃え、毎日のケアを欠かさないという人も少なくないだろう。 そんな中、着目したいのが「髪の乾かし方」。どれだけ効果が高いと言われる高価なシャンプーやトリートメントなどを使っていたとしても、「間違った髪の乾かし方をすると、髪を傷めてしまう」と、毛髪診断士で「スキンケアサロンティナロッサ」代表のパーソナルビューティープロデューサー・齊藤あきさんは言う。果たして、ボロボロの髪を整える「正しい髪の乾かし方」とは? また「洗い流さないトリートメント」の正しい使い方も教えてもらった。これらを実践し、ぜひ美髪を目指していただきたい。 ※2019年9月14日公開の記事を再編集しています。 秋口の髪トラブルは夏のダメージが原因 ――夏の終わりから秋にかけて、髪がきしんだりパサついたり、抜けやすかったりするのは、やはり夏の強い紫外線のせいでしょうか? 齊藤あきさん(以下、齊藤) 髪の傷みや抜け毛の原因には、栄養バランスの乱れや疲れといった内的ダメージ、そして紫外線などの外的ダメージも大きく影響します。夏場は、紫外線や冷房による外的ダメージに加え、暑さで疲れが溜まったり、冷たいものを摂りすぎて体の中が冷えたり、食欲が落ちて栄養バランスが乱れたりしやすいので、蓄積したダメージが、秋口になって大きく出てしまうんです。 ――夏に紫外線だけ予防してもダメなんですね。 齊藤 髪の毛はいわゆる“死んだ細胞”なので、自力で修復ができないんです。傷んだら補うしかありません。美髪を維持するには、紫外線予防やダメージにつながらない過ごし方を意識するとともに、トリートメントでのケアや髪の乾かし方にもきちんと気を配り、夏のうちから傷まないようにするのがベストです。 ――夏場は暑いので、ドライヤーを使わず、自然乾燥で済ませてしまうという人もいると思うのですが、あまりよくないのでしょうか? 齊藤 自然乾燥だと、髪が乾燥してパサついたり、頭皮が蒸れてベタつきの原因になったりするので、夏でもきちんとドライヤーで乾かしてほしいですね。また、髪の毛の表面には、コーティングのような役割をするキューティクルがあるのですが、髪が濡れていると、そのキューティクルが開いてダメージを受けやすくなってしまいます。そのため、洗髪後は「20分以内」に乾かすようにしてください。 次のページ 毛髪診断士が教える髪の乾かし方「ポイントはタオルドライ」 123次のページ 関連記事 元美容師に聞く、ドラッグストアで買える「トリートメント」ベスト&ワースト3! モイストダイアンは成分が◎元美容師が教える! 髪と頭皮の「エイジングケア」おすすめトリートメント&オイル、ベスト5元美容師が選ぶ「くせ毛対策」におすすめシャンプー&トリートメントベスト3! 「コスパがいい」と絶賛の商品は?ドラッグストア&通販で買える「トリートメント」“1,300円以下”の商品をプロが激推し! 一方「使用を避けたほうがいい」商品も!?ドラッグストア「買ってはいけないトリートメント」5選を元美容師が発表! いち髪、パンテーンなど人気商品は「毒性強い」!?