【100均】ダイソー、セリアで汚れ対策! 掃除が簡単になる「3つのグッズ」とは?
今年も残すところ2カ月となりました。年末の一大イベントと言えば、何が思いつきますか? そう、“大掃除”ですよね。考えると気が重くなる大掃除ですが、簡単に済ませる方法があります。それは、普段から事前に汚れないよう対策をしておくこと。そこで今回は、収納ライターであり整理収納アドバイザー1級を持つ伊藤まきさんに、セリアやダイソーといった100均アイテムを使って簡単にできる、「汚れ防止」対策を紹介してもらいました!
※2023年1月10日掲載の記事に追記
※商品情報や価格は2023年1月時点の情報です
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中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」は、筆者の「新しい実家」です。実家じまいを経て、中古マンションへと住み替えました。築30年分の汚れを自力で清掃した後は「汚れ防止」対策をします。これをやっておけば、掃除をするのが難しい高齢者でも、簡単に暮らせる家になりますよ。
写真は、リフォーム後の築30年・中古マンション(以下、新しい実家)です。150万円の予算をかけて、壁紙、フローリング、トイレ、畳、キッチン(設備のみ)を入れ替えました。
新しい実家はマンションなので、前の実家のように住み捨てはできません。これまでと違って「資産になる住み方」を目指すため、掃除ができない父親でも「汚れにくい工夫」が必要です。汚れ防止対策といえばマスキングテープなどが有名ですが、今回は低予算で揃えられる「3つのグッズ」を紹介。掃除が苦手な人は必見です!
100均より安い! ホームセンターの「養生パネル」
引っ越しや建築作業中に、壁や床を守るために使われる「養生パネル(プラスチック段ボール)」です。ベッドやたたみ一畳ほどの大きさ(910×1820×2.5mm)なので、100均のシート類より激安。筆者が知る範囲では、コーナンの「養生パネル」195円(税込/ライター2023年1月調べ)が安価です。ホームセンターによって値段(約180〜280円前後)が変わります。
【養生パネルの使い方その1】押し入れに敷いて傷&汚れを防止
衣装ケースや加湿器など、季節の家電の出し入れによる傷や汚れに、養生パネルを活用します。通気性はよくありませんが、押し入れシート(300円前後)のようにズレるストレスなし。予算で決めるなら養生パネルが頑丈で安価です。
ちなみに、押し入れ上段は布団を置くので「すのこ(750×500)2枚」約900円を選びました。木の香りが弱いので、Standard Productsで人気の「ヒノキ ピュアエッセンシャルオイル プレーン」550円(税込)の精油も添えてスッキリ。
【養生パネルの使い方その2】洗濯機の防水パンの「埃ガード」に
凹凸や隙間が多い、洗濯機の防水パンの「埃ガード」にも養生パネルが便利。カッターで折り目を付けて「魔法のテープ」(粘着力は強力なのにキレイにはがせるテープ)で固定すると良いです。カバー程度なら養生パネルの厚みで十分ですが、頑丈にしたい場合はプラスチック段ボール(プラダン)の厚みがあるタイプが◎。どちらもカッターで切るだけです。
巾木と防水パンの間にできる隙間を埋める専用品「洗濯機パン用 スキマパッキン」より、安く済みます。汚れても交換しやすいので、変色や劣化の心配もなし。写真は、厚みがあるプラダンです。ちなみに、セリアのプラダンは50cmなので防水パン(60cm角)には足りません。
【養生パネルの使い方その3】下駄箱用専用シートに!
下駄箱の棚板が「白の化粧板」なら養生パネルがおすすめ。下駄箱用シートや新聞紙のようにズレる面倒がありません。キッチンの戸棚やクローゼットの棚板が化粧板のときも、養生パネルが使えます!